皆さんこんにちは!
週末はインカコーラを飲みながらペルー料理を頬張っている、クックビズ総研のjessyです。
以前の記事「世界の美食家たちも大注目!ペルー料理がアツイ!」でペルー料理について紹介させていただきましたが、最近はテレビ番組でも取り上げられることが増えてきました。
今回は日本人でも気軽にペルー料理を堪能できるお店を紹介します。
関東エリア
東海エリアでは外国人コミュニティーをターゲットにしたアットホームなカフェのような飲食店多いのに対し、関東ではプロフェッショナルとしてキャリアを積んできた料理人によって作られるペルー料理を体験することができます。
そのため、料理だけではなくこだわりいっぱいの高級店ならではのお洒落な空間で優雅な時間を過ごせます。また、都心に位置にしているのでアクセスもしやすい上に、デートや会社の懇親会などに最適なディナーやコース料理メニューも豊富なんです。
Nazca Peruvian Restarurant(ナスカ・ペルービアン・レストラン)
東京都 港区南青山1-26-4 六本木ダイヤビル1F
「ペルーで生活していた頃の本場ペルーの味を日本でも再現したい」というオーナーの思いからオープンしました。現地のスパイスやハーブにこだわって作り上げた料理の味は、大使館員からお墨付きをいただくほどなんだとか。
ペルーのお袋の味とも言える、スパイシーな魚介のマリネ「セビーチェ」や、ジャガイモのクリームチーズソースがけ「パパ・ア・ラ・ウァンカイナ」などの素朴な料理が好評とのこと。
「セビーチェ」ペルー料理 ナスカ(ヒトサラ)
Arco Iris Bembos’s(アルコ・イリス・ベンボス)
東京都 品川区東五反田1-15-5 第5本宮ビル2F
本場の味を日本でも提供できるように、食品や調味料をペルーから直接輸入しています。一品一品はボリューム満点なのでたくさん食べたい人にはオススメです。また、五反田にペルー総領事館があるため、日系ペルー人も多く通うんだとか。
ペルーの織物やテーブルクロスで飾られたテーブル席なので雰囲気もたっぷり!お店の壁にはあの世界遺産マチュピチュの大きなポスターがすごい目立っています。ペルー料理店でマチュピチュのポスターが飾られているのはよくある光景なんだとか。ペルー人が愛してやまない牛のハツ焼き「アンティクーチョ」や鶏の唐辛子クリーム煮「アヒデガジーナ」が大人気です。
「アンティクーチョ」
Bécopah(ベポカ)
東京都渋谷区神宮前2-17-6
ペルーの「ピスコ」という蒸留酒を使ったカクテルが豊富。
旧市リマ街を表現する黄色の外観で神宮前の通り沿いにあるベポカは、1階はバー、2階はレストランというつくりになっています。
外国人スタッフが親切かつ分かりやすく、料理のナビをしてくれるので初めてのペルー料理体験する方にはオススメです。
ペルー料理をモダンにアレンジしており、中でも黄色い唐辛子とレモンを加えてこねたマッシュポテトにアボガドやツナをマヨネーズであえたペーストを重ねた「カウサ」がイチオシです。
「カウサ」Bécopah Facebook
東海エリア
南米出身の外国人住民が多く生活している東海エリア。
三重県、愛知県、静岡県、岐阜県の4県からなっており、昔から工業地帯として知られています。
90年に入国管理法が改定されて以来、ペルー、ブラジル、ボリビアなどの南米国からはじめ、フィリピン、中国、ベトナムなどのアジア国から仕事を求めて日本に移住してきた日系人の外国人住民が働いてます。
時間の経過とともに、日本で頑張って働いてるペルー人の仲間にいつでも母国の味を味わってもらいたいという思いを胸に数人の料理好きの人が立ち上がり、小さなレストランがたくさん登場しました。
しかし、当時はメニュー表や看板もないお店が多く、店長に「今日は何がある?」と聞いて注文するスタイルでした。
もちろん会話は全てスペイン語で行われ、日本語は通じませんでした。
それが今では、日本人にもペルー料理を味わってもらえるようにメニュー表の日本語対応などを行うお店が増えてきました。
ぜひこれを機にここでしか味わえないペルー料理を体験してみてはいかがでしょうか?
Mamma Lenna(ママレーナ)
三重県桑名市西方小谷2411
ママレーナさんは、桑名市にあるスポーツマジックKUWANAというスポーツ施設の2階にあり、看板も小さいためか、お店を知っている人と一緒ではないとなかなか気づくことができないんだとか。
イチオシメニューはコリアンダーを使用した緑色のチキンライス「アロス・コン・ポジョ」です。
その色合いに驚きを隠せないかもしれないですが、見た目はチャーハンに似ており、スパイシーな味に仕上がっています。
そしてその横には上記でも紹介したパパ・ア・ラ・ウァンカイナの付け合わせがあります。
ピリ辛なソースをかけて食べるアロス・コン・ポジョは他では味わえられないのでオススメです。
「アロス・コン・ポジョ」桑名の異国(くわブロ)
Mr.Chicken(ミスターチキン)
三重県 鈴鹿市三重県鈴鹿市末広北1-4-11
お客さんの8割以上が外国人。スタッフや店長もそれほどの流暢な日本語ではないのですが、メニュー表には各料理について日本語で書かれています。
週末にお店にお邪魔してみると、ペルー人がたくさん家族や友人で食事しており、スペイン語が飛び交っているんだとか。
皆さんとてもフレンドリーですので、ペルー料理ももちろん、国際交流も楽しみたい方にはオススメです。
ミスターチキンの人気ナンバーワンメニューはペルー風チキンの炭焼き「ポジョ・ア・ラ・ブラサ」です。長時間ゆっくりとチキンを丸焼きしており、セットでドリンクやサラダもつけることができます。家族連れの定番メニューですが、一人用や二人用にチキンを切ってもらうことできます。
また、同じ敷地内に店長が運営しているペルーの食品や雑貨を販売しているキオスクみたいなお店もあります。食事後にちょっと寄ってみると面白いものを発見できるかもしれません。
「ポジョ・ア・ラ・ブラサ」Mr. Chicken(食べログ)
関西エリア
関東や東海に比べて、関西にあるペルー料理専門店の数は少ないです。
関西エリアの外国人住民の出身国の傾向を考えると、中南米国籍よりもアジア圏国籍の外国人住民の方が数が多いことが一つの理由かもしれません。
しかし、数が少ないとは言え、関西に住むペルー人にとっては貴重なお店です。関西のノリでお迎えしてくれる、そんなペルー料理レストランはいかがでしょうか?
Los Incas(ロス・インカス)
大阪府大阪市北区堂山町1-14 こだまレジャービル2F・4F
居酒屋がたくさん並ぶ商店街の奥にあるロス・インカス。お店に入ると「アミーゴ!」と店員さんの元気な声が聞こえてきます。
スペイン語で友達という意味なのですが、「お兄さん/お姉さんいらっしゃい!」という風に捉えることもできます。
週末に牛のハツ焼き「アンティクーチョ」とぜひ一緒に飲みたいのがピスコのカクテル。
その中でも人気なのが、ペルーの世界遺産の名前が付いたカクテルです。
ピスコをパイナップルジュースで割ったカクテル「マチュピチュ」と、ピスコとグアバジュース、カシスで割ったカクテル「クスコ」。フルーツジュースで割っているのでお酒が苦手な方でも飲みやすいです。
左「マチュピチュ」右「クスコ」Latino Blog
Miski(ミスキー)
兵庫県尼崎市開明町2-8-1 昇幸ビル1F
住宅街にある隠れ家的レストラン、ミスキーを訪れるお客さんのほとんどが日本人客とのこと。
そのため、メニュー表には各料理の食材や作り方の説明が書かれているだけではなく、ペルーの文化や伝統など、初めてペルー料理を食べる人には嬉しいペルー情報満載の手作りノートがテーブルに置かれています。
料理の待ち時間にペルーのことをもっとし知ってもらおうと、店長さんが考えて自分で作ったんだとか。
ミスキーでは、定番ものももちろん、母国ペルーでみんなが日常で食べている料理も提供しているという超本格的ペルー料理店なんです!
オススメメニューは、炒めたひき肉と野菜をマッシュドポテトで包み、表面を軽く焼いたジャガイモ料理「パパ・レジェーナ」です。
これはペルーの学校などの食堂でもよく出てくる国民的料理です。
「パパ・レジェーナ」
どのお店も食材や味にこだわっているので、本場の味そのものです。
ランチや週末にはペルー料理はいかがでしょうか?
今世界で注目されているペルー料理が食べられるお店は年々増えています。次は皆さんの住んでいる街に現れるかもしれません。