世界の料理を紹介するこの企画は第14弾”N”に突入です。

 

ご家庭で作れるようにレシピも載せていますので、ぜひ作ってみてください。

 

*過去の記事はこちらから:A/B/C/D/E/F/G/H/I/J/K/L/M

 

Nasi lemak(ナシレマッ)

 

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%83

 

マレーシアのご飯料理のナシレマッはインディカ米をココナッツミルクや塩で炊いたり蒸したりして作る家庭料理です。

 

風味はタコノキ属の葉などでつけます。

 

AECOS Job No. 1063

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%82%AD%E5%B1%9E

 

ナシレマッは「脂ご飯」という意味で、これだけ聞いたらちょっと食べたくなくなるかもしれませんが、ココナッツの油脂を使用しているので、そこまで脂っぽくありません。

 

朝食によく食べられます。

 

ご飯だけでなく、ご飯を盛ったプレートに好みのおかずを添えて食べるのが一般的です。

 

基本的なおかずは、

 

・イカンビリス(蒸すかカリッと揚げた塩辛いカタクチイワシ科の小魚)

 

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http://tonyjsp.com/food/yatai/menu-32.html

 

・ピーナッツ(揚げて塩をしたもの)

 

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http://item.rakuten.co.jp/nanpudou/24/

 

・サンバル(唐辛子を使った現地風の辛子味噌)

sambal

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AB

 

・キュウリ(日本のキュウリよりも大きいものを薄切り)

 

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http://hirukarasanpo.blog.fc2.com/blog-entry-316.html

 

などです。

 

マレーシアで有名な料理といえば、「ナシゴレン」(マレーシア風チャーハン)ですが、「ナシ」が「米」で、ゴレンは「炒める」なので、炊いているナシレマッとは調理方法が異なります。

 

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%82%B4%E3%83%AC%E3%83%B3

 

マレーシアに行けば屋台でも売っていますので、ぜひ一度食べてみてください。


 

◯レシピ

 

①ココナッツミルク100ccに塩を小さじ1/4入れて炊飯器の目盛りに合わせて水を入れる

②炊飯器に洗った2カップ分のお米を入れて、①を加えて軽く混ぜる

③生姜のスライス、バンダンリーフを加えて炊飯する

 

詳しいレシピはこちらから

 

参考:http://crea.bunshun.jp/articles/-/6839

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%83

 

 

ナポリタン

 

Naporitan

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%B3

 

イタリアのナポリ発祥の料理ではありません。日本の料理のナポリタンです。

 

もちろん、”ナポリ”というのは、イタリアの”ナポリ”を表しています。

 

イタリアでは、ナポリタンソースというものを絡めて作るものを「スパゲッティ・アッラ・ナポレターナ」と呼び、こちらは、オリーブ油にトマトとバジルを加えて煮込み裏ごししたソースをスパゲッティに絡めたものです。

 

イタリアの代表的スパゲッティ・アッラ・ナポレターナ

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http://mele3.blog.fc2.com/blog-entry-130.html?sp

 

 

対して、日本のナポリタンは、スパゲッティをタマネギ、ピーマンと共にケチャップで炒めたものです。

 

Ketchup

(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97)

 

中世イタリアの屋台料理を日本の料理人が再現したのが始まりと言われています。

 

ナポリタンは家庭でもおなじみかと思いますので、数々あるレシピをいくつかご紹介しましょう!


 

◯レシピ NO.1(王道ナポリタン)

 

①タマネギは5mm幅に薄切り。ソーセージは1cmに切る。しめじは適度にほぐし、にんにくを潰して粗くきざむ。グリンピースは塩を少々入れた熱湯で茹でておく。

②スパゲッティを茹でておく。茹で終わったらくっつかないように、サラダ油を大さじ1/2ほどからめておく。

③フライパンにサラダ油をしき、ニンニクを炒める。

④香りが出てきたら、①のソーセージ以外の具材を入れ炒める。

⑤焼き色がついたらソーセージを加えて炒める。

⑥全体がしんなりと馴染んできたら、ケチャップを加えて軽く具材と和えたら、そのまま触らずに軽く焼く。

⑥赤ワインを加えて、グリンピースと胡椒をふり、ざっと混ぜる。

⑦最後にスパゲッティを入れて、バターを加えたら完成。

 

詳しいレシピはこちらから


 

◯レシピ NO.2(隠し味はアレだった!ナポリタン)

 

①フライパンにオリーブ油を入れ、スライスしたタマネギ、ピーマン、ウインナーなどを炒め軽く塩胡椒する。

②ガーリックパウダー、ケチャップ、”醤油”を加えてスパゲッテイを絡める

③最後にマーガリンを入れて完成

 

詳しいレシピはこちらから


 

◯レシピ NO.3(ケチャップを使わない?!本場に近いナポリタン)

 

①にんにくは潰して薄切りにしておく。タマネギも薄切りにし、人参は2~3mmの短冊、ソーセージは薄切りにしておく。

②フライパンにオリーブオイルを入れにんにくを炒める。

③①の具材をフライパンに加えて炒める。

④ワインを加えて沸騰したらトマト缶を潰しながら加え、コンソメを入れる。

⑤水気がなくなる前に、ウスターソース、塩胡椒を加えて、茹でたスパゲッティを加え、絡めて完成。

 

詳しいレシピはこちらから

 

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%B3

 

 

Nam phrik(ナムプリック)

ナムプリック(手前)

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF

 

タイのおかず料理です。

 

唐辛子やにんにく、エシャロット、ライム果汁などをすり鉢ですりつぶしてペースト状にしたものです。

 

ご飯にかけたり、野菜につけたりして食べられます。

 

材料からして、かなり辛そうです。

 

ちなみに、タイではペースト状のナムプリックだけでなく、粉末状、液体状など種類も様々で30種類近くあるそうです。

 

タイに行けば市場で普通にいろいろな種類が売っています。


 

◯レシピ

 

①タマネギをみじん切りにする。

②鍋に多めの油を入れて、タマネギを炒める。火が通ったら豚ひき肉も入れて炒める。

③レッドカレーペースト、トマト缶、ナンプラー、きび糖を入れて混ぜて弱火にする。

④少し水気を残して煮詰めたら完成。

 

詳しいレシピはこちらから

 

参考http://salaisara.com/namphrik.html

 

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

ナポリタンなどは、馴染みがあるからこそ、様々な改良がされており、いろいろな作り方があります。

 

ぜひ、いろいろ試してみてください。

 

それでは、次回は第15弾”O”です!