世界の料理をアルファベット順に紹介するこの企画、前回の“C”に続き、第4弾は“D”です。

あまり聞いたことがないけど、その地域では非常にポピュラーな郷土料理を取り上げています。

今回もレシピを載せていますので、ぜひ興味があればご家庭で作ってみてください。

Düğün Çorbası(デュウン チョルバス)

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http://www.gorseltarif.com/dugun-corbasi

トルコの伝統的なスープです。このチョルバスとはスープを意味します。

トルコ料理は中華料理、フランス料理と並ぶ世界三大料理の一つでもあり、一般的に有名なのはシシカバブです。

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http://www.me-okinawa.com/lang/ja/2013/08/07/picture-of-the-week-shish-kebab/

しかし、実際のトルコ家庭の料理に肉はあまり使われず、野菜や豆を中心とした料理が多いようです。
具材も牛肉のみと非常にシンプルですが、唐辛子バターのスパイシーさが食欲をそそる一品です!

レシピ

  • 牛肉を茹で、余分な油を取る
  • 別の鍋にオリーブ油を入れて小麦粉を炒める
  • 牛乳と水を入れ細切れにした茹でた牛肉を加える
  • 塩、コショウ、クミンで味をつけ、最後に溶かしバターに唐辛子を加えたソースをかけて完

(日本・トルコ協会)

Dirty rice(ダーティ・ライス)

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http://www.food.com/recipe/cajun-dirty-rice-dressing-372675

アメリカの料理で意味はその名の通り「汚ないご飯」です。

内臓やレバーと一緒に炒めるため色が黒っぽくなり、その色が汚ないと思われたためにこの名前がつきましたが、スタミナのつく非常に美味な料理です。

この料理は北アメリカ大陸の旧フランス領ルイジアナで独自に発展した「クレオール料理」という料理で、フランス、スペイン、西インド諸島、西アフリカ、南北アメリカの食文化が混合している非常に多文化混合の料理であるというのが特徴です。

確かに、名前は悪いですが、それほど見た目も気にならないと思いませんか?

レバー入りのご飯なんていかにもスタミナがつきそうで、見てるだけでお腹空いてきます。

(WIKIPEDIA)

(クレオール料理)

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(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%96%99%E7%90%86)

レシピ

  • バターを炒めてみじん切りのニンニクを入れます
  • 豚ひき肉とミンチした砂肝を入れ炒める
  • みじん切りの玉ねぎ、セロリ、ピーマン、クミン、オレガノ、ローリエ、粉からし、粉末ブイヨン、タバスコ、塩を入れ10分炒める
  • 水、米、ミンチにした鶏レバーを加えてアルミホイルで落としぶたをして弱火で30~40分ほど炊いて完成

(Eline saglik)

Dobradinha(ドブラジーニャ)

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http://www.ultraboxatacado.com.br/dobradinha/

ブラジルでまだ奴隷達がいたころに、彼らの中で生み出された料理です。
ちなみにブラジル南東部のサンパウロでは火曜日はドブラジーニャの日になっているそうです。

ドブラジーニャは牛の内臓と豆を一緒に煮込んだ料理で、牛ホルモン、牛レバー、場所によっては牛以外の様々なホルモンが入っているまるで日本のもつ鍋のようなスタミナ料理です。

夏の季節はスタミナがないとやっていけません。
作るのにはちょっと時間はかかりますが、作ってみて損はないはずです!

ぜひ、夏を乗り越えるためにご家庭で作ってみましょう!

レシピ

  • 油を熱してみじん切りのニンニクを炒める
  • 薄切りの玉ねぎを加えてきつね色になるまで炒め
  • 香菜、ざく切りトマト、みじん切りのネギ、ビネガー、サフラン、ミントを加えて煮立てる
  • 一口大の牛ホルモン、牛レバー、塩漬け牛肉、ローリエ、黒胡椒、固形ブイヨン、水を加えて煮立てる
  • 一昼夜水に浸した白インゲン豆とひたひたの水を加えて煮立てる
  • 蓋をして弱火で60分ほど煮て完成

(Eline saglik!)

Djaratankai (ジャラタンカイ)

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http://sahel-chiba.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/cuisine-mslienn.html

マリ共和国の羊肉をオクラとピーナッツペーストで煮込んだ料理です。
カレーのようにご飯にかけて食べます。

オクラとピーナッツペーストで煮込むことに違和感があるかもしれませんが、アフリカの北部ではどちらも非常にポピュラーな食材で様々な料理に使用されています。

まったく想像がつかない料理ではありますが、カレーのように辛くなく、非常にやさしい味だそうです。
筆者はオクラ好きなので、ちょっと作ってみようかと思っています。

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(http://garop.jp/c3/yasai/okura.htm)(http://store.shopping.yahoo.co.jp/kamogawaseaworld/1441.html)

レシピ

  • 熱した油に細切れの羊肉を焼き色がつくまで炒める
  • 水をたっぷりと入れ蓋をして30分ほど煮る
  • 薄切り玉ねぎ、小口切りのオクラ、粉唐辛子、みじん切りのニンニクを加えて煮立てる
  • 固形ブイヨンを加えて蓋をして45分ほど煮る
  • 最後にピーナッツペースト、塩、胡椒を加えて15分煮て完成

(Eline saglik!)

Domoda (ドモダ)

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http://sakura-cafe.asia/ikebukuro/blog/2013/02/african-food-in-tokyo.html

西アフリカ海岸沿いに位置する細長い国ガンビア共和国の国民的料理で、これまたピーナッツソースと肉、野菜を煮込んだシチューです。

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https://www.google.co.jp/maps/@13.4314584,-15.3032519,8z

ドモダはフランスなどのヨーロッパ諸国の影響を受けてアフリカ地方で洗練されたセネガル共和国の料理で、もともとの起源はヨーロッパだと言われています。

ガンビア共和国は四方八方をセネガルに囲まれ、2013年までイギリス連邦の加盟国だったので、ヨーロッパとセネガルの影響を少なからず受けています。

先ほどのジャラタンカイも含めて、ピーナッツソースでまろやかになっているので、これはきっとどちらにも似ている日本のカレーに入れてもまろやかになるに違いありません!レッツ・トライです!!!

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weblio辞書

レシピ

  • 沸騰した水に牛肉、トマト、玉ねぎを入れて10分ほど煮込む
  • レモンジュース、トマトペースト、ピーナッツソース、かぼちゃ、塩、コショウを入れ、かぼちゃが煮崩れするくらいまでかき混ぜながら30分ほど煮て、ごはんにかけて完成

e-food.jp

いかがでしたか?
アフリカの料理が多い回だった気がします。

次は第5弾“E”です!お楽しみに!