全世界で数十万種類あると言われているのが「ワイン」です。
なんだか、とても敷居の高いお酒に思われがちなワインも、リーズナブルなものから本当に手が出ないほど高級なものまで数多く存在しています。
そして、その味は生産地や生産者、ぶどうの種類、その年の気候などによって左右されます。
ワインはとても繊細な飲みものなのです。
さて、私もよくワインを飲みますが、そこで困るのは「何を飲んだのか覚えられない」ということです。
名前も当然ながら日本語ではないですし、とても長い。
味も確かに違うのはわかるのですが、どう違うのかはなんとも表現しにくく、さらに覚えにくい。
ドラマや映画のように、さっと銘柄を言い当てたり、好きなワインをさらりと言ったりできればスマートでかっこいいのですが…。
そこで、今回はそんなかっこいいワインライフを助けてくれる強い味方となる人気のアプリを3つ厳選してご紹介します!
ラベル写真自動認識アプリ「ワインコレクション」
まずは、飲んだワインを写真で撮ると自動で認識して記録してくれるアプリ「ワインコレクション」 。
今回紹介する3つのアプリには、写真で撮影したワインのラベルを自動で認識して登録してくれる機能が共通に備わっています。
ですが、その中身や精度が少し違います!
この「ワインコレクション」は、写真を3枚登録でき、最初の1枚のラベルを読み取って、ワイン名や生産地などの文字情報を自動で入力してくれます。
ただ、1枚目しか読み取ってくれないみたいなので、1枚目にちゃんとラベルが見える写真を選ぶことをおすすめします。
画像がちゃんと読み込まれない時は、手動で入力を行います。
右側の検索アイコンでWeb検索画面にすぐ移動できるので調べるのにもそれほど労力はかかりません。
そして、この「ワインコレクション」最大のメリットは、週にどれくらい飲んだか、月にどれくらい飲んだかなどをグラフにして視覚化してくれることです!
PDF化したものをDropboxにも送れます!
単にアプリだけで完結するのではなくて、自分のワインリストのPDFをプリントアウトして図鑑のようにオリジナルワイン図鑑なども作れるかもしれません。
ワイン保存件数は無制限ですが、データの保存期間は14日しかない「ワインコレクションLite」で試験的に利用してみて、もっと使いたいと思ったときには有料版の「ワインコレクション」へと移行するとよいでしょう。
世界一のワインアプリ「Vivino Wine Scanner」
次に紹介するアプリはユーザー数1300万人という世界有数のワインアプリ「Vivino」です。
世界28カ国にユーザーを持ち、データ数は圧倒的に他のワインアプリよりも多いです。
写真のように、フェイスブックかメールアドレスでの登録が可能で、友人と互いのワイン情報を共有できるSNSとしての機能が備わっているのが特徴です。
最初のアプリ同様、ワインのラベルを写真で撮るか、画像を読み込ませれば、自動で文字情報を「自分の飲んだワインリスト(My Wines)」に入力してくれます。
画像認識の精度は非常に高く、すんなりと銘柄を登録できます。
ただ、製造日などの細かいデータは誤って読みとられることも多く、手動入力になることが度々…。
SNS機能で自分の評価を共有し、他の人の評価も知ることができます。
自分の評価が他の人に比べてどうか、自分は好きだけど、みんなはどう思っているのかなどもすぐに知ることができます。
また、ワインを3つ以上登録しておくと、自分にあったワインをおすすめしてくれるレコメンド機能もあります。
膨大な数があり、飲んでみないとわからないワインを好みに合わせておすすめしてくれるのは嬉しいですね!
また、ワインの値段の部分をタッチするとそのワインの購入ページに飛びそこで購入することができます!(外部サイトに繋がるので購入は自己責任でお願いします)
アプリ内課金もあり、プレミアム会員になるとプロのワイン評論家の方のワイン評価が見れたりと色々な特典があります。
ですが、課金しなくても十分に無料で使える良アプリです。
(参考:https://www.vivino.com/releases/premium)
まさに、世界のワイン通が認めるアプリです!
ワイン専門の情報マガジン&ワイン検索アプリ「Wine-Link」
「Wine-Link」もユーザー数1万人のワインアプリです。
ワイン専門の情報マガジンとして、世界のワインの情報以外にも、ワインに合うレシピやワインのある暮らしについての情報など、たくさん記事があるのが特徴です。
このアプリも会員登録をしなくても使用可能ですが、会員登録をすると、お気に入りのワインやワイナリー、ニュースをお気に入り登録することができます。
他の2つのアプリは撮影したワインのラベルから自動で情報が読みとられる仕組みでしたが、このアプリではワインのラベルについている「ぶどうのマーク」を読み取ることによって情報を取得します。
他の2つに比べて誤って情報が読み取られることがないためより簡単に情報を取得、整理できます。
情報を正確に取得できるようにするためにAR技術を導入しており、従来のQRコードだとワインのデザインを損なう恐れがあるので、ぶどうのマークを読み取ることで情報が入手できるようにしています。
また、ワインにあったおつまみの作り方や、ワイン関連のイベント情報などワインの楽しみ方も教えてくれるので、ワイン初心者の勉強にもおすすめです!
これまでのワインアプリが「記録」に特化していたのに対してこちらは「楽しむ」に主眼をおいたアプリだと言えるでしょう!
レストランなどでもお客様にアプリをオススメして提供したワインの「ぶどうマーク」を読み取ってもらったり、メニューに「ぶどうマーク」を記載するなど、お客様にワインを楽しんでもらうために使用されているアプリなので信頼性も高いです。
いかがでしたでしょうか?
ワイン通の方も、これからワインを楽しんでみようとしている方にも使えるおすすめのワインアプリ3選でした。
是非色々試して自分にあったアプリ、そしてワインを見つけてください。
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