
「CAFE GARB」「GOOD MORNING CAFE」など、オシャレなカフェやレストランなどを展開するバルニバービ(大阪市、佐藤裕久社長)が、2014年春から、有力スポーツ選手をメインターゲットにした食堂業態の出店を発表しました。
東京オリンピックを控え、金メダルを獲得するような選手の輩出を、「食」の分野から支えようとする動きが見られます。しかも、一般消費者も、スポーツ選手育成をサポートできる仕組みがあるのが特徴です。
スポーツ選手の活躍を、「食」から支える

バルニバービでは、スポーツ栄養学の専門家とコラボし、栄養バランスに配慮した定食メニューを開発。500円というリーズナブルな価格で提供します。
一号店は、2014年3月、オリンピックの水泳選手や、自転車競技選手などを抱える名門校 鹿屋体育大学の近く。
また、2014年4月には、両国国技館周辺にも出店する見込みで、全国100店舗の展開を予定しています(2013年11月26日 日本経済新聞 朝刊より)。
売上の一部を、スポーツ選手を応援に
同店はもちろん、スポーツ選手以外の一般消費者も利用できます。
売上の1%を「マイル」として貯め、オリンピック出場が見込まれる有力選手の育成費や生活費の支援金に当てるとのこと。
一般顧客も、店舗での食事を通じて、スポーツ選手育成を支援できるという仕組みです。
2014年、「スポーツ」が飲食業界を動かす?

「東京オリンピック開催決定に伴って、オリンピックで活躍する優秀な選手を育てるための仕組み作りが注目されている。
食の分野もその一つ」と、先日、大手メディアの担当者も語っていました。
2020年の東京オリンピック開催に向けて、さらにバルニバービのようなスポーツ産業とのコラボレーションを図る外食企業が、今後も増えていく可能性は十分にあります。2014年は、「スポーツ」が、飲食業界のキーワードになるかもしれませんね。
何より、オシャレで感度の高い飲食店を世に出し続けてきたバルニバービが、「スポーツ」とコラボしてどんな業態を生み出すのか。期待せずにはいられません!
(記事作成:ハコベ)
