2015年春の新卒採用計画について、報道機関などの調査報告が発表されています。大企業を中心に人材採用意欲が高まってきており、外食産業でも、新卒採用を大幅に増やす動きが見られるようです。Wachstum im Jahr 2015日本経済新聞社がまとめた流通・外食企業の採用計画調査(最終集計)によると、主要企業233社の2015年春の大卒採用人数は1万9,386人と、14年春の実績見込みと比べて伸び率26.8%で、4年連続のプラスとなっています。中でも「外食」分野の大卒採用は伸び率41.8%と大きく増えています。

新卒採用計画

※参考:「来春の採用本社調査、流通・外食、大卒26.8%増、4年連続でプラス。」日経メッセ

アベノミクス効果により回復の兆しが見られる景気を背景に、大手外食企業では、積極的な店舗数拡大や海外事業の強化など、攻めの経営戦略を打ち出すところも多くなっています。 そのため、飲食業界全体の課題である人手不足の解消に加え、将来の幹部候補となる人材の確保が急務となっているようです。

日々、飲食業の人事担当者と向き合う、クックビズのキャリアアドバイザー・上村に話を聞いてみました。

「景気回復で出店加速の動きもあり、人材が採りづらい、という傾向はやはりありますね。とはいえ新卒採用は、採用活動や人材育成にコストや時間がかかるうえ、早期離職者が多いという課題もあります。そのため、『チムニー株式会社』のようにアルバイトからの正社員登用に力を入れる企業や、『株式会社トリドール』のように、上場企業でも即戦力となる中途採用に重きを置くところもあるようです。」

また新卒に関しても、年に一度だけではなく、夏や秋も、あるいは通年で採用を行なう企業も増えています。

「夏・秋採用」

4月に一括採用する春採用に対して、夏、または秋に採用試験を行う新しい採用スタイルのこと。従来、新卒採用といえば春に限られていましたが、留学生が増えてきた数年前から、9月卒業の学生向けに一定の枠を残して「秋採用」を行う企業が多くなってきました。さらに、昨年あたりからは春採用のあとにもうひと山、採用のピークとして「夏採用」を取り入れる企業が出てきています。
引用:コトバンク

いずれにしても、今後、新卒・中途を含め優秀な人材の争奪戦がますます激しくなることが予想されます。求職者に魅力ある情報発信や、人材が定着しやすい労働環境づくりなど、採用力UPのヒントは、Cook+総研で探してくださいね!

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