テーブルを清潔なダスターで拭き、衛星対策を行う飲食店の女性スタッフ

飲食店における新型コロナウイルス感染拡大の予防策といえば、各店舗独自の取り組みも含め数多くあるかと思います。徹底した衛生管理を行っている飲食店もたくさんある一方、飲食店でのクラスター発生の事例も耳にすることもあります。

今回この記事では、あらためて飲食店のコロナ対策について改めて整理してみました。「すでにうちのお店では万全に感染対策をとっている」という飲食店の方もいると思いますが、今一度お店の予防対策を基本からチェックしてみてはいかがでしょうか。

飲食店のコロナ対策の重要性

ニュース等でもすでにご存知の方もいるかと思いますが、新型コロナウイルスの感染には「飛沫感染」と「接触感染」の2通りがあります。

飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳、つばなどと一緒にウイルスが放たれ、それをほかの人が口や鼻から吸い込むことで感染することをいいます。

接触感染とは、感染者がくしゃみや咳を手で押さえたあとに物に触れ、ほかの人がそれを触れた後に口や鼻を触ることで感染することをいいます。

ククロサービスページへのリンク
ククロのApp Storeへのリンクバナー Google Play storeへのリンク

見落としはありませんか?飲食店のコロナ対策

飲食店の女性スタッフが、モバイルオーダーで注文した男性のお客さんに商品の受け渡しを行っている写真

日本フードサービス協会では、飲食店が行えるコロナ対策として「外食業の事業継続のためのガイドライン」を発表しています。

このガイドラインは2020年11月以降の感染者増加を受けて、一度改正されています。

改正以前と同じ対策をとっている場合は、新しく取り入れられる対策や見落としている対策はないかチェックしてみましょう。

従業員への対策

従業員に対して徹底した感染対策を施すことは、従業員の健康を守るため、そしてお客様に安心して利用してもらうためにも重要です。

従業員へのマスク着用は徹底して行うのはもちろんのこと、マスクの上からフェイスガードを着用するのも効果的です。

また、従業員は出勤前に必ず体温を計るようにしましょう。風邪の症状が出ている場合や体調がすぐれない従業員がいた場合、あらかじめ出勤させないようにすることが大切です。目安として、体温が37度を超えたら他のスタッフとシフトを交代させるなどの措置をとりましょう。

店の入り口での対策

店の入り口では検温を実施し、発熱や咳などの症状のあるお客様には来店を控えていただくようにします。

また、消毒用アルコールを設置して、お客様の入店時には手指の消毒を促しましょう。

テーブルでの対策

飲食時はお客様がマスクを外す必要があるため、飛沫感染が起きやすい場所といえます。

お客様同士の間は1m以上空間をあける、パーテーションで区切るなど、可能な限りソーシャルディスタンスを保つようにしましょう。

注文時は、カウンター席ではお客様との間隔を保ち、正面に立たないようにします。テーブル席での注文はお客様の側面に立つようにしましょう。

また、注文方法の見直しも良いかもしれません。ハンディを使った注文ではなくお客様自身がタブレットやスマホで注文できるようになれば、お客様との会話の機会が減るため飛沫感染のリスクを減らすことができるでしょう。

また、食事の際にマスクをどこに置くべきか、案外悩んでいるお客様は多いものです。持ち帰り用のマスク入れを用意すれば、テーブルの上に直接マスクを置くことなく、衛生的に食事を楽しんでいただけるでしょう。

会計時の対策

テーブルと同様、レジにもパーテーションやアクリル板の設置は欠かせません。

お金の受け渡しはキャッシュトレイを利用し、手指の接触が起きないようにしましょう。会計を済ませたあとは必ず消毒を行います。

また、クレジットカードやICカード、スマートフォンのタッチ決済といった非接触型決済の導入も効果的です。お客様と手渡しでの現金のやり取りが発生しないため、安心して会計を済ませられます。

テイクアウト時の対策

テイクアウトサービスをおこなっている店舗では、可能な限り接触を避けられるように事前予約サービスを導入しましょう。

モバイルオーダーでは、スマートフォンやタブレットなどで注文と決済を済ませることができます。レジの混雑や現金の受け渡しといった接触の機会を減らせることから、導入している店舗が増加しています。

衛生管理

感染対策において、定期的な消毒は欠かせません。テーブルやイス、ドアノブ、ベル、タッチパネルなど手が触れやすい箇所は、お客様が入れ替わった際にアルコール消毒を行いましょう。

空気が停滞しないように、十分に換気を行うことも必要です。風が通りやすいように店内の対角線状に窓やドアを開け、換気扇は常に回しておくようにしましょう。

特にトイレや手洗い場は、常に清潔に保っておきましょう。そうすることで、お客様が「この店はちゃんと清潔にできるお店なんだ」と良い印象を与えることにつながります。

ハンドドライヤーは手に残ったウイルスが飛散しやすいと言われているので、ペーパータオルなど、使い捨てのものを使用しましょう。

ククロサービスページへのリンク
ククロのApp Storeへのリンクバナー Google Play storeへのリンク

お客様にも取り組んでもらうコロナ対策

イメージ写真:カフェでマスク着用のニューノーマルスタイルでくつろぐ女性の写真

店内で感染者を出さないためには、従業員の努力だけでなくお客様にも感染対策をお願いする必要があります。

店前や店内に感染症対策を行っていることを記したポスターやPOPを掲示し、対策を促すように呼び掛けることが必要となってきます。
ポスター掲示などは各店舗独自で行っているお店もあり、あるカレー屋さんでは「黙食」と書いた紙を貼って話題になりました。

厚生労働省や民間企業からもポスターの素材などが提供されているので、検索してみましょう。

【ポスターの一例】こちらからダウンロードできます。

入店時

発熱・体調不良時は来店を控えていただくようにします。先述したように、店前では検温を実施して具合の悪い方はいないか確認しましょう。

店前で順番待ちが発生している場合は、お客様同士が1m以上の間隔を空けられるようにします等間隔にイスを置く、テープを貼るなどの対策を行うと効果的です。

入店後は手洗いと消毒をしていただくように誘導します。また、除菌ペーパーなどを渡して、お客様にスマートフォンを消毒してもらうサービスを行っている店舗もあるようです。

店の中での過ごし方

店内で会話をするときなど、食事以外ではマスクの着用をお願いしましょう。会話をするときは小声で、必要以上に近づかないように距離を保っていただく必要もあります。

回し食べや回し飲みといった食べ物の共有も、衛生的な観点から控えていただくためにも、あらかじめ取り分け用の小皿を多めに用意します。

ククロサービスページへのリンク
ククロのApp Storeへのリンクバナー Google Play storeへのリンク

編集後記

飲食店における感染対策は、お店側だけでなくお客様との協力が欠かせません。

感染対策の見直しをした後は、お客様に安心して利用していただくために、日頃から感染対策に関する取り組みを発信しましょう。

また、新型コロナウイルスを取り巻く状況は日々変化しています。常に最新の情報をチェックしておきましょう。

飲食業界人のためのアプリ「ククロ」では、食にまつわるニュースを豊富に配信しています。新型コロナウイルスによって変わる市況や動向、最新のトレンド情報まで網羅していますので、ぜひ日々の経営にお役立てください。