名古屋のビル

こんにちは!クックビズ総研 編集部 峯林です。

今回は、ずばり“名古屋発”の飲食企業をご紹介します。
「なるほど名古屋ならでは!」という外食チェーンや、「えっ!あのよく行くお店は名古屋生まれだったの?」という意外な外食企業まで、名古屋の企業は多種多様。

そんな名古屋生まれの外食企業を探るうちに、喫茶店からスタートして全国展開する大手企業が多いことが判明!さらに、独自のレコード(記録)を持っていたり、事業特徴などが際立つオンリーワン企業も多数!さすが名古屋!な企業をご紹介します。

実はあの外食チェーンも、喫茶店から始まっていた!

名古屋を代表する食文化といえば、そのひとつにあるのが、「喫茶店のモーニング文化」。
過剰なほどのボリュームのモーニングセットや小倉トーストなどは、名古屋の喫茶店から生まれています。

名古屋の大手外食企業を調べると、なんとその多くが、実は喫茶店からスタートしていました。

喫茶店のカレーがルーツ/株式会社壱番屋

「カレーハウスCoco壱番屋」ブランドで全国・海外に1385店を展開する、言わずと知れた大手外食チェーン。
昭和53年に名古屋市郊外西枇杷島町にて1号店オープン。

名前の由来は「カレーならここ一番や!」。
創業者の宗次徳二・直美夫妻が名古屋の喫茶店で出していた手づくりカレーがルーツ。
1日22万食を誇る超ビッグFC(フランチャイズチェーン)企業。独自の社員のれんわけ制度「ブルームシステム」を背景に、壱番屋のマインドを確立した着実な経営者育成を行っています。

ブランド/カレーハウスCoCo壱番屋
本社/愛知県一宮市
代表取締役社長/浜島 俊哉
店舗数/1,385店(国内 : 1,268店、海外 : 117店※平成26年3月末現在
売上高 770億円(国内 710億円、海外 60億円)※平成25年5月期
企業サイト/http://www.ichibanya.co.jp/index.html

創業まもなくFC化/株式会社コメダ

「コメダ珈琲店」のフランチャイズチェーンで知られる株式会社コメダ。

1968年に創業者である加藤太郎氏が個人経営の喫茶店として名古屋市西区に創業。創業者の加藤氏の実家が米穀店であり、「コメ屋の太郎」ということから、店名を「コメダ」と命名。
70年にFC化、93年に法人化。

2000年代に入り、ロードサイド、ビルイン、ショッピングセンター内など多様な店舗スタイルで、関東・関西への進出を遂げています。
コーヒーを頼むとトーストと玉子がつくなど、喫茶店のモーニング文化の発達した名古屋らしいボリューム感、お手ごろ感で全国的に知られています。

ブランド/コメダ珈琲店、おかげ庵
本社/名古屋市東区
代表取締役社長/臼井 興胤
店舗数/561店(コメダ珈琲店 : 552店、おかげ庵 : 9店※平成26年2月末現在
企業サイト/http://www.komeda.co.jp/

創業は昭和25年/株式会社木曽路

東証・名証一部上場、日本料理チェーンの代表的な大手企業として全国的に知名度のある木曽路。
昭和25年7月に創業した喫茶業「まつば喫茶」がはじまり。

継承した形で昭和27年、株式会社まつば喫茶を設立。
その後、喫茶だけでなく洋菓子、しゃぶしゃぶ店などを出店。質の高い料理とサービスを提供し、現在172店舗。
人材育成に力を入れるほか、高水準の給与レベルで、社員のキャリアアップをサポート。

木曽路

ブランド/しゃぶしゃぶ・日本料理 木曽路、居酒屋 素材屋、和食レストラン 鈴のれん、ワイン食堂 ウノ、鶏料理 とりかく ほか
本社/名古屋市昭和区白金
代表取締役会長/吉江源之、代表取締役社長/松原秀樹
店舗数/172店※平成25年9月末現在
売上高 453億9,100万円※平成25年3月期
企業サイト/https://www.kisoji.co.jp/

喫茶店から人気ステーキハウスへ/株式会社ブロンコビリー

1969年、名古屋市北区で「喫茶トミヤマ」創業。
その後、1978年にステーキハウスを開店。現在は郊外型レストランとして愛知以外にも、岐阜、三重、静岡、東京、埼玉、神奈川、千葉の1都7県下で直営店を展開しています。

「ご馳走レストラン」をテーマに、食材にこだわり、ステーキはもちろん、おかわり自由のサラダバーも人気。社員には、各種手当を用意し働く環境づくりを整備。海外研修もあります。

ブランド/ステーキ店「ブロンコビリー」
本社/名古屋市中区栄
代表取締役会長/竹市 靖公、代表取締役社長/竹市 克弘
店舗数/74店舗※平成25年12月末現在
売上高/99億8,300万円※平成24年12月期
企業サイト/http://www.bronco.co.jp/

名古屋が生んだ「Only ONE」をもつ企業!

独自の新しい食文化を生み出す力に長けている愛知・名古屋。
そのなかでも、「自分たちだけ!」という唯一無二を生み出した企業をご紹介します。若い外食企業も躍進しています。

名古屋城

味噌煮込みうどん販売数日本一/株式会社サガミチェーン

老舗うどんチェーンとして、1970年設立以来、東海エリアを中心に関西、関東で展開。
名古屋名物の味噌煮込みうどんの販売数は累計146万食(平成23年2月~平成24年1月)で全国一(※Wikipedia)。2004年に上海にて海外1号店をオープン。

最近ではWiFi対応・電気自動車充電・全席コンセント設置の和食ビュッフェ「もんぺとくわ」のオープン、相模女子大学とコラボした和麺販売など、話題性の高いテーマに柔軟に取り組む姿勢が注目されています。

ブランド/和食麺処 サガミ、“うなぎ 牛しゃぶ” 日本料理 さがみ庭、陣屋サガミ、もんぺとくわほか
本社/名古屋市守山区
代表取締役社長/鎌田 敏行
店舗数/284店(サガミ全グループ、海外店舗含む)※平成26年2月末現在
売上高 194億円※平成26年3月期
企業サイト/http://www.sagami.co.jp/

飲食業界で唯一の社会人硬式野球チームを持つ/株式会社ジェイプロジェクト

東証マザーズ上場で、全国89店舗を展開する株式会社ジェイプロジェクト。
同社は、日本レヂャー開発株式会社にて全国展開していたディスコ「マハラジャ」名古屋店を手がけていた新田治郎氏が独立し、1997年に設立。

イタリアン・フレンチ・和食・居酒屋・カフェなど、43という圧倒的な業態をもち、柔軟な成長を遂げています。
人材育成や独立支援にも力を入れ、社員の定着率は72%。社員のための独自制度も充実。また、飲食業界で唯一の社会人硬式野球チームを持ち、元中日ドラゴンズの辻本弘樹氏を監督に迎えています。

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ブランド/tantan、舌一、伊助、PELLICANO、爽鶏屋、日本橋室町豊年萬福、薩摩はやと、BACCANO、二六丸、名古屋丸八食堂、活々豚々、跳魚、ほっこり、芋蔵ほか
本社/名古屋市中区栄
代表取締役社長/林 裕二
店舗数/89店(43業態)※平成26年2月末現在
売上高 99億6,800万円※平成25年2月期連結ベース
企業サイト/http://www.jproject.jp/

リノベーション(再生)事業への取り組みに注目集まる/株式会社ゼットン

代表取締役社長の稲本氏は、名古屋のデザイン事務所にてデザイナーをしつつ、バーテンダーとして飲食業界での経歴をスタートさせ、1993年ビアガーデンの店舗プロデュースで成功を収めます。

1995年、株式会社ゼットンを設立。
全国を舞台にzetton、ALOHA TABLEブランドなどでカフェ、ダイニング、バー、テイクアウトと様々な業態でハワイの空気感を伝える店舗を開発。
ここ最近の動向では、美術館や博物館、空港ビルや駅ビルなどの公共施設の集客施設として店づくりで成功。イノベーションだけでなく地域再生(リノベーション)による地域活性の道を切り開き、高い注目を集めています。

公共施設開発事業例/ 横浜マリンタワー 、THE GARDEN RESTAURANT TOKUGAWAEN 、R Riverside Grill & BEER GARDEN ほか
本社/名古屋市中区栄(2010年5月に東京都渋谷区恵比寿西へ本社機能を移転)
代表取締役社長/稲本 健一
店舗数/74店舗※平成25年12月末現在
売上高/77億2,100万円※平成25年2月期
企業サイト/http://www.zetton.co.jp/

会員制リゾートホテル業界のNo.1!/リゾートトラスト株式会社

1974年、名古屋市中区(栄)に都市型ホテルの分譲マンションを開業。
2000年、東証・名証一部上場企業。会員制リゾートホテル業界のリーディングカンパニーです。

「エクセレント・ホスピタリティ・グループ」を企業理念としています。メディカル事業、ゴルフ事業、ビューティ事業など多岐にわたる事業展開で、今なお大きく前進をつづけています。
ちなみに、会長と社長はどちらも伊藤さんですが血縁関係はないそうです(名古屋では伊藤姓が多いのだとか?!)。

リゾートトラスト

ブランド/ベイコート倶楽部、グランドエクシブ、サンクチュアリ・ヴィラ、エクシブ、サンメンバーズ、ワールドタイムシェアリング、トラスティほか
本社/名古屋市中区東桜
代表取締役会長/伊藤 與朗、代表取締役社長/伊藤 勝康
店舗数/リゾートホテル・シティホテル等47ヶ所・ゴルフ場13ヶ所※平成25年3月末現在
売上高 1,053億1,100万円(2013年3月期 連結)
企業サイト/https://www.resorttrust.co.jp/

※順不同・敬称略。

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