「ランチパスポート」をご存知ですか?
書店やコンビニで1,000円程度の冊子を買い、掲載されている飲食店に持参すると、ワンコイン500円でお得なランチを食べられる仕組みです。
エリアごとに発行されており、今では北海道から九州まで30以上の都道府県に広がっている模様。
一体どんなものなのか、調べてみました。
「ランチパスポート」は2011年、高知発祥
「ランチパスポート」は、高知市のタウン誌出版「ほっとこうち」が2011年4月に第1弾を発売したのが始まりです。
以降、北海道から九州まで広まり、2014年には東京「新橋・虎ノ門」「渋谷・原宿・恵比寿」などや大阪「高槻・茨木・摂津」なども発行されており、今後もエリアが拡大する見込み。
※出典:フーズチャネル
3~4回利用すれば元が取れる「ランチパスポート」
お店によって異なりますが、大体700円~1,000円相当のランチが税込500円になるので、3~4回行けば元が取れる計算になります。
1冊につき100店舗程度が掲載されています。
※引用:http://lunchpassport.hanbai.jp/
ルールはエリアによって多少異なる点もありますが、おおむねこんな感じです。
- 有効期間限3ヶ月
- 1人1冊の利用(同行者は利用できない)
- 料理が売り切れて注文できない場合あり
- 土日には使えないお店がある
- 利用は1店につき3回まで
サラリーマンの平均昼食代は500円。助かる人、続出!
ある調査によると、会社員の昼食代(弁当持参時を除く)は男性541 円・女性512 円と、500 円+消費税8%の水準です。
男性会社員全体の昼食代推移(2008年~2014年)および、女性会社員の平均昼食代(2014年)
節約するため外食を控えている方も多いことでしょう。
「ランチパスポート」があれば、おいしいランチを税込み500円で食べられる。
人気が集まり一気に全国に広がっているのもうなずけますね。
お住まいのエリアの「ランチパスポート」をチェックしよう
「ランチパスポート」は、エリアごとに発行している会社が異なるようです。
ちなみにクックビズ総研編集部・大住の行動範囲で調べてみると…残念ながらまだ発行されていないようでした。
ランチはもっぱらお弁当派ですが、「ランチパスポート」があったら、お店をいろいろ開拓してみたいな、と思います。(記事作成:大住)