
(写真前列 右から)
A部門/アントルメ・ショコラと飴細工のピエスモンテ
株式会社シュゼット・ホールディングス 鈴鹿 成年氏B部門/レストラン・デザートとチョコレート細工のピエスモンテ
インターコンチネンタル東京ベイ 高橋 萌氏C部門/アントルメ・グラッセとアメ細工もしくはチョコレート細工のピエスモンテ
KITO DESIGN HOLDINGS 株式会社 柴田 勇作氏(写真後列 右から)
2021年歴代日本代表選手/塚田 悠也氏、原田 誠也氏、赤羽目 健悟氏
2021年11月21日(日)に、第18回『クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー』日本国内予選決勝が開催されました。翌22日(月)の表彰式では、2022年アジア予選の後、2023年フランス本選に出場する予定の日本代表チーム3名が選出されました。
日本代表チーム3名が選出!
歴代日本代表選手による審査の結果、A部門は2019年大会でアシスタントとしてフランス本選に同行し、前回予選2位から今回の応募2回目にして優勝を勝ち取った、株式会社シュゼット・ホールディングス(兵庫県西宮市)の鈴鹿 成年選手(31歳)が選出され、今大会チームリーダーに任命されました。
また、B部門は3回目の挑戦で、初回7位、前回大会3位から、数々のコンクールに挑戦し経験を積んできた、インターコンチネンタル東京ベイ(東京都港区)の高橋 萌選手(35歳)が選出されました。ルクサルドグランプレミオ(2018年)優勝、2019年にはイタリアの展示会SIGEPにてデモンストレーションを行うなど、海外でも活躍しています。
そして、C部門は初出場KITO DESIGN HOLDINGS 株式会社(東京都港区)の柴田 勇作選手(35歳)が選出されました。柴田選手は、トップ・オブ・パティシエ・イン・アジア2019で準優勝(韓国/ソウル)の他、今年10月にイタリアで実施されたワールドトロフィーオブペストリーアイスクリームチョコレートにて日本チームを優勝に導くなど、海外コンクール出場の経験も豊富です。
日本代表選手の発表に合わせ、表彰式の場においては新団長の発表も行われ、2017年日本代表選手の駒居 崇宏氏(株式会社シュゼット・ホールディングス)が、五十嵐 宏氏(パティスリーラ・ローズ・ジャポネ)の後任として任命されました。今後は、歴代選手を中心として構成されているワーキンググループのメンバーとともに日本代表チームのトレーニングを行っていきます。
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーについて
1989年にMOF(フランス国家最優秀職人章)の称号をもつガブリエル・パイアソン氏とヴァローナによって設立された2年に一度、フランス・リヨンで開催される洋菓子の世界大会です。
各国の代表選手3人一組による10時間の団体戦で、競技内容は、飴細工、チョコレート細工、チョコレート彫刻、そしてシェア・デザート(チョコレートケーキ)、レストラン・デザート(皿盛りデザート)、アントルメ・グラッセ(氷菓)という、パティシエの技能、英知が発揮されるすべての項目を網羅し、世界を代表するパティシエによって厳正な審査が行われます。
“洋菓子のオリンピック”とも呼ばれるこの大会は、数ある洋菓子コンクールの中でも、その歴史や競技レベルにおいて世界一と称されています。世界中から駆け付けた応援団がエールをおくる熱気ある会場において、観客の前で繰り広げられる競技は、製菓の枠を超えてパティシエによる壮大なショーとなり、年々多くの国際的なメディアに取り上げられています。
日本チームの過去の成績、歴代選手について
オフィシャルサイトをご参照ください。
フランス本選までのスケジュール(予定)
アジア予選
会場:未定(シンガポール)
会期:未定(2022年)
出場国:日本、韓国、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ(予定)
フランス本選
会場:Eurexpoシラ国際外食産業見本市内(フランス/リヨン)
会期:2023年1月(予定)
出場国:大陸予選を勝ち抜いた国々20カ国以上
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、コマ・マヤ/アメリカ、中東にて実施される大陸予選を勝ち抜いた20カ国以上のチームが本選に出場する予定です。
お問合せ先
クープ・デュ・モンド日本実行委員会
102-0074 東京都千代田区九段南2-9-4
(ヴァローナ ジャポン株式会社内)担当/岩田
TEL:080-4920-5551
E-mail:contact@cdmp-japan.jp