こんにちは。元結婚情報誌で制作を担当していた編集部の橿本(かしもと)です。

世界的にも人口減少が見込まれている昨今、結婚式を挙げる人口も緩やかに減少しています。
入籍した2組に1組は式を挙げないというデータもあるほど、ブライダル業界は厳しいのが現状。

『ナシ婚(※)』がトレンドになりつつある現代ですが、実際は式をした95%の人が「やってよかった!」というほど、結婚式はやる前と後ではかなり印象が異なるようです。

※ナシ婚・・・お金がナイ(経済的事情)、時間がナイ(授かり婚など)、派手なことはしたくナイ(セレモニー的行為がイヤ)の3つが結婚式をしない理由と考えられています。

資金ゼロでもOK!結婚式のニューウェーブとは?

そんな世相を反映し、リーズナブルな挙式スタイルが続々と誕生。
規模や形にとらわれず、自分たちにできる範囲のセレモニーを行なうことが、現代にマッチした結婚式のカタチなのかもしれません。

「あまりお金をかけたくない、でも自分たちらしい結婚式はしたい!」という人には、以下のような結婚式が支持されています。

シンプルが売りの「小さな結婚式」

https://www.petitwedding.com/

引用元:小さな結婚式

費用を抑えたいカップルや、授かり婚で時間がないなどの理由で式を挙げていない人たちに人気のウェディングスタイル。

ベースとなる挙式プランは6万7000円。
衣装、メイク、写真撮影付きで挙式に必要な10のアイテムが含まれています。

すべて自社ブランドでまかなうため、価格を抑えることが可能に。準備も最短で1週間からOKなのも魅力。
マタニティーウエディングやお子様と一緒の結婚式など、さまざまなニーズに対応したプランがあります。
全国各地の挙式会場で年間9,000組が利用。

ゲストの会費制が特徴の「会費婚」

https://www.kaihikon.com/

引用元:会費婚

会費制の結婚式。
ゲストのご祝儀負担などがなく、会費制で結婚式ができます。

カジュアルなスタイルでありつつ、料理や演出にもこだわりたいというワガママも叶う!
式当日に支払いができるうえ、明朗会計で追加料金の発生がほとんどないのも人気の理由。

とにかくリーズナブル「スマ婚」

https://smakon.jp/

引用元:スマ婚(公式)

従来の費用と比べ、最大で半額近くまで抑えられるという格安結婚式。
2009年のサービス開始以来、5000組以上のカップルがこのサービスを利用しています。

【特徴 その1】

自社で会場を持たず、提携のホテル・式場の空きが出ている会場を利用。維持費用がかからない。

【特徴 その2】

衣装・装花・写真・引出物などは複数社よりカップルが選択するシステム。通常ホテルなどは専属業者方式を採用しており、その業者は保証金や割高のテナント料金などをホテルに支払わなくてはならないが、スマ婚の場合はそれらが不要なうえ価格の上乗せをしなくていいのでリーズナブル。

【特徴 その3】

婚礼料金の後払いシステム。頭金として16.8万円を支払えば、あとは式後にまとめて支払うスタイルなので、ご祝儀を充てることができる。

価格を抑えつつ希望はしっかり叶えるのがイマドキのウェディング!

上記に挙げた商品はいずれも“カップルのニーズの多様化”に伴い生まれたサービス。
お決まりの結婚式ではなく、いかに“自分たちらしい結婚式を手頃な価格で行なえるか”、ということが大きなテーマになっています。

また、ブライダルという特殊な業界は、安かろう悪かろうでは長続きしない商売なのも事実。
人生の一大イベントであるがゆえに、不満や失敗についてはクチコミで広まることが多いのです。
「価格を抑えても、希望はしっかり叶えたい!」という“しっかり者のカップル”がふえています。

ブライダル

無理のない範囲内で自分たちらしい結婚式を!

カップルはさまざまな理由で「結婚式をしない」と決めているとは思いますが、「お金がもったいないから結婚式はしない!」というのは、とても寂しい気がします。
編集部のKさん(結婚9年目)は、挙式と披露宴は場所も日も離れていたため、披露宴には両家の両親を呼ばなかったそう。

Kさんいわく「あとから、披露宴に両親を呼べばよかったと思いました。
今ならリーズナブルに式を挙げる方法がいくつもあるので、これから結婚される方はぜひご両親も招待されることをおすすめします!」とのこと。

平均的な結婚費用よりもリーズナブルに、かつ自分たちらしさを大切にした結婚式を挙げるのが、イマドキのトレンドです。
多彩なウェディングスタイルから好みのものを自分たちで選べる時代。

結婚式というセレモニーは、育ててくれた両親や、一緒に育った兄弟、何でも話し合った友達など、お世話になった方々に結婚の報告を一度にできる、またとない機会です。その意味でも、とても効率の良いイベント。

乾杯の様子

「(結婚式は)最初は乗り気じゃなかったのですが、徐々に気持ちも高まり楽しくなってきました。準備中は、相手の考え方や判断力などが垣間見えるチャンス。相手の人となりを知るうえでも結婚式をやってよかったです!」というカップルの声も実は少なくないんです。

結婚式は決めないといけないことがたくさんあり、正直とても大変。
カップルで考え方が食い違ってケンカをした、という話もよく聞きます。

でも、そういう過程もすべてひっくるめて、『結婚式ってやっぱりいいもんだな、やってよかったな』と昔を懐かしみながら、しみじみ思いました。