イメージ写真:パン屋さんの店頭に並べられたクロワッサン

近年、パン業界では「高級食パン専門店」や「メロンパン専門店」などさまざまなブームが巻き起こっています。路面店や駅ナカなどで新たに出店する店舗も多く、人々の間で賑わいを見せています。

その最中でパン職人の方が気になるのは「次はどんなパンが流行るのか」「どのように運営を続けるか」といったことでしょう。

今回はパン職人の方が知りたい業界のニュースやトレンド、情報の集め方について紹介します。

最新のパン業界のニュースを知る

イメージ写真:木のトレイに盛り付けられたたくさんのフランスパン

パン職人の方にとって、パン業界のニュースやトレンドを把握することは非常に重要といえます。流行や人々のニーズに沿ったメニューや経営手法を取り入れることができれば、収益アップも期待できます。

まずは、近年のパン業界がどのように変化しているのか、そしてその変化に対応するにはどのような運営を行うことが最適なのか確認しましょう。

パン業界の動向

パン業界は近年、緩やかな上昇傾向にあります。

農林水産省のデータによると、2012年には121.9万トンだったパン生産量は、2019年には124.7万トンまでに増加しています。
出典:農林水産省「食品産業動態調査」

この結果は、人々の主食が米からパンへ移り変わっているという背景が考えられます。食の欧米化や個食や孤食の広がり、共働き家庭の増加による食事の効率化などの生活スタイルの変化により、パン食のニーズは年々高まりを見せています。

パン職人は、これらの時代のニーズに合わせてメニューを考える必要があるでしょう。

最近のパン業界の流行りを知る

近年のパン業界の流行は、やはり「高級志向」という言葉が欠かせません。

高級食パンといったプレミアム感のあるパンはまだまだ人気が衰えることを知りません。高級食パンブームの先駆けとなった「乃が美」をはじめ、「嵜本(さきもと)」「銀座に志かわ」など人気店の出店が全国各地で行われています。

また、最近では「考えた人すごいわ」「まじヤバくない?」など、変わった店名の高級食パン店も注目を集めています。風変わりな店名と質の高い高級食パンのギャップがインパクトを生み出し、リピーターを続出しているようです。

こうした高級志向への高まりを受け、大手メーカーも新商品の開発やリニューアルなどに踏み出しています。

メロンパン専門店といった「〇〇専門」を打ち出すパン屋がブームになったように、他のパン屋との差別化を図るべく専門性の高いお店が時代に合わせて生まれています。

今後のパンのブームはどうなる

近年は社会全体で健康に対する意識が高まっています。健康志向を掲げ、低糖質メニューやベジタリアン向けメニューを打ち出す飲食店は増加傾向です。

今後は、食の健康志向がパン業界にも広がることが考えられます。

バターや牛乳といった動物性食品が使われていないヴィーガンパン、小麦粉を使わず米粉などを使用したグルテンフリーパンなどが注目を集めるのではないでしょうか。

食材として注目されているのはアーモンド、クルミ、ピスタチオといったナッツ類、玄米などの穀物です。

また、高級食パンの流行を受けて、人々のパンへの意識は価格よりも品質重視になりつつあります。最近のコンビニの菓子パンや惣菜パンは専門店に負けないほどの企業努力が行われており、品質・価格も十分な商品が増えています。

パン屋の運営は

最近のパン市場は2007年を境に減少傾向になっており、約10年の間に約2,000店舗パン屋の登録件数は減少しています。
引用:タウンページデータベース「第68回【全国ランキング】」

しかし、近年勢力を伸ばしているのがコンビニのプライベートブランドです。

先述したように、高級志向の消費者ニーズを受け、大手メーカーでも続々と高付加価値商品を打ち出しています。コンビニチェーンもその限りではありません。

高品質なパンが手軽に手に入ることから、コンビニのプライベートブランド商品は消費者からの人気が高まっています。

個人経営のベーカリーや小規模のチェーン店が成功するには、このような大手メーカーや他店との差別化が必要です。

たとえば、他店にはない独自メニューの立案、イートインの設置といった特徴的な店づくりなどが考えられます。また、地域とのコミュニケーションも欠かせないでしょう。

新しい工夫を打ち出すには、普段から競合のリサーチや流行に対するアンテナを常に張り続ける必要があります。

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「どんなとき」に「どうやって」ニュースを集める?

イメージ写真:木のテーブルの上にある白いお皿に盛り付けられたサラダとパン、スープ

パン業界の流行やトレンドは日々移り変わっています。パン職人として乗り遅れないためには、情報収集を欠かさず行いましょう。

成功のカギは、情報を集める目的と方法にあります。目的に合った手段を活用して、効率良く業界の情報収集を行いましょう。

世の中の動向を把握したいときはテレビ・新聞

テレビや新聞は政治や経済、国際情勢といった世の中の動きを知ることができます。

テレビの情報番組やバラエティ番組を中心に人気パン店やベーカリーが紹介されていることが多いため、最近のパン業界のトレンド情報を得るために最適です。

トレンドの把握をしたいときはWebサイトやSNS

WebサイトやSNSは、テレビや新聞よりもトレンドをいち早く把握できます。

特定の分野に特化したWebサイトであれば、新しいビジネスモデルや他店の工夫など、パン業界で働くうえで必要なヒントを得られるでしょう。

SNSは拡散力が強く、流行の情報が目に入りやすいという特性があります。インパクトのある商品を見つけることで、新しいメニューの立案に役立つかもしれません。

ただし、インターネットは誤った情報が拡散されていることもあります。情報元が明確かどうか注意しながら活用しましょう。

分野の深掘りがしたいときは本や雑誌

特定の分野の深掘りがしたいときは、本を活用するのがおすすめです。本は信憑性が高く、専門性の高い知識が得られます。時流やトレンドよりも普遍的な知識を理解したいときに活用しましょう。

雑誌は書籍よりも情報発信が早いため、情報の先取りができます。

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新しいメニューの開発につながる人気のトレンドだけでなく、業界人によるコラムや座談会なども紹介しています。同じ飲食人の考えを知りながら、他店の考えや工夫など経営における視野を広げられるでしょう。

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───2021年3月1日更新───
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編集後記

高級食パンのブームの影響もあって、パン業界は近年盛り上がりを見せています。今後のパン業界のトレンドは、高級志向と健康志向のふたつになる可能性があります。

しかし、個人経営のベーカリーや小規模のチェーン店にとっては、常に競争を強いられる厳しい状況であることには変わりません。

お客様に愛されるお店になるには、日頃からの情報収集は欠かせません。常にトレンドに対するアンテナを張り続け、新しい工夫を打ち出しましょう。