ボキューズ・ドール国際料理コンクールアジアパシフィック大会2018の様子

ボキューズ・ドール国際料理コンクール」は1987年に“現代フランス料理の父”と称されるポール・ボキューズにより創設された料理界の権威あるコンクールです。国内予選、大陸予選を勝ち抜いた24カ国の代表シェフが、2年に1度フランス・リオンで開催される本戦で料理人にとって栄誉あるタイトルを競います。

今年は5月8日、9日の2日間にわたって、本戦前の大陸予選「ボキューズ・ドール国際料理コンクール アジアパシフィック大会2018」が中国・広州で行われ、日本代表高山英紀シェフ (メゾン・ド・タカ芦屋) が、11カ国の料理人を抑え、見事優勝を果たしました!アジアパシフィック大会では、日本代表が前回の長谷川幸太郎シェフに続き三連覇となりました。

大会の様子と各国の最終結果をお届けします。

アジアから計6カ国の代表が2019のフランス本戦へ

今年のアジアパシフィック大会は上位5カ国の本戦進出への切符を競います。また、中国は大会開催国としてワイルドカード枠を獲得し、アジアから計6カ国が来年開催されるリオンでの本戦に進みます。

本戦進出者

  1. 日本代表 高山英紀シェフ (メゾン・ド・タカ芦屋)
  2. タイ代表 Natcha SAENGOWシェフ(Dusit Thani College, Bangkok)
  3. 韓国代表 Seon Yeong GUシェフ(GATI Company, Seoul)
  4. オーストラリア代表 Michael COLEシェフ(Georgie Bass Cafe & Cookery School, Flinders Hotel)
  5. シンガポール代表 Noel NG CHOON WEEシェフ(Fairmont Singapore & Swissotel The Stamford, Singapore)

ワイルドカード

中国代表 Zhu Wei FUシェフ(Taian Table, Shanghai)

表彰台の上にコック姿でトロフィーを掲げた3人が立っている写真

※高山シェフは2014年のアジアパシフィック大会に続き連覇

包丁を使い、盛り付けをしている写真

※試合中、盛り付けをされている高山シェフ

5時間半の制限時間内で肉料理と魚料理を提供

大会は5時間35分の制限時間内で、10人分のプレート大皿盛りと2名分の皿盛り料理を作り、味、盛り付け、提供温度、地域特色、技術、衛生などの面で100点満点で審査されます。プレートと皿はそれぞれ課題食材が設けられています。今大会の課題食材は、プレートがサーモン(魚料理)、皿がオーストラリア仔牛肉(肉料理)となっています。

※円形に美しく盛り付けられた料理の写真

魚料理が盛り付けられた写真

※魚料理(サーモン)のプレート 取り分け(一人前)

肉料理が盛り付けられた写真

※肉料理(オーストラリア仔牛肉)の皿盛り

11の参加国から構成される豪華審査員団

公平性を保つため、今大会の審査員は参加国から1名ずつ選出されています。評価システムは100点満点の評点制、テイスティング(味)とキッチンの両方で点数を付けられます。

審査項目と配点

審査項目と配点を表した画像

コックコートを着た長谷川シェフの写真

※今大会の審査員長を務める長谷川幸太郎シェフ(2016年アジア・パシフィック大会の優勝者)

ネクストステップ:フランス・リオンへ

予選を勝ち抜いた日本代表を含む上位5カ国の代表チームと開催国の中国代表は、来年1月29日・30日に開催される「ボキューズ・ドール国際料理コンクール2019」フランス本戦(リヨン・シラ国際外食産業見本市内で開催)に出場します。
これまで、当該大会の日本代表の最高順位は2013年「第14回ボキューズ・ドール国際料理コンクール」で浜田統之シェフが獲得された銅メダリスト。高山シェフが2015年の5位入賞に続き、さらなる高みへ挑戦しています。
2019年本戦での日本チームの健闘を見守っていきましょう。

シャンパングラスを手に持ったシェフたちの集合写真

写真提供 Bocuse d’Or Asia-Pacific(英字サイト)
大会情報 大会プレスリリース
ボキューズ・ドールJAPAN事務局