赤いスカーフをした受賞チーム5名が肩を組んでいる写真

アジア地域すべてのバーの中から50店舗のみが選出される、アジア最高のバーアワード「ASIA’S 50 BEST BARS 2021」(主催:ウィリアム・リード・ビジネス・メディア)の発表が5月6日(木)行われ、国内外でカクテルバーを運営するSG Group(代表:後閑 信吾)の「The SG Club」が日本国内で最高位となる第3位にラインクインし、2年連続「The Best Bars in Japan 2021」を受賞しました。

同じくSG Groupの「Speak Low」(上海)は6年連続、「Sober Company」(上海)は5年連続ランクインし、それぞれ第32位、第5位でSGグループの運営する店舗が6年連続中国本土で1位を受賞、グループから3店舗同時受賞の快挙となりました。

また2020年6月にオープンした国内2店舗目となる「The Bellwood」(東京)もBest100のリストにおいて第69位にランクインしています。

SG Group代表、後閑 信吾が「Roku Industry Icon Award」を受賞

SG Group代表、後閑信吾が「Roku Industry Icon Award」を受賞した際の笑顔の写真

2019年「Altos Bartenders’ Bartender」受賞時の様子

SG Group代表の後閑 信吾が「Roku Industry Icon Award」を受賞しました。この賞はASIA’S 50 BEST BARSに選出されたバーの中から、今年のバー業界を象徴する人物に贈られます。
ASIA’S 50 BEST BARSで個人に贈られる賞は「Altos Bartenders’ Bartender」と「Roku Industry Icon Award」の2種のみ。後閑 信吾は「Altos Bartenders’ Bartender」を2019年に受賞しており、今年の「Roku Industry Icon Award」と合わせて、世界で初めてこの2部門を受賞したバーテンダーとなりました。

「ASIA’S 50 BEST BARS」について

ASIA’S 50 BEST BARS」は「ASIA’S 50 BEST RESTAURANTS」のバー版として設立された、発展著しいアジアのバーシーンを網羅するアワードです。ASIA’S 50 BEST BARS 評議委員は、有名なバーテンダーやコンサルタントを含む200人以上のドリンク専門家、アジア各地のカクテルスペシャリストで構成されており、有権者は過去18ヶ月の間に訪問したバーの中から、アジアで自分が最も優れていると思う7つのバーをランク付けするように求められます。
また、その際バーとの金銭的な繋がりが無い事が原則です。有権者は中国(香港を含む)、インド、日本、シンガポール、タイ等をはじめとした東アジアから南アジアまでの多種多様なバーをめぐり、アジア全体のドリンクカルチャーの多様性を反映しています。

The SG Club

The SG Clubの各フロアの写真

左:1F「Guzzle」 中:地下1F「Sip」 右:2F「Savor」

カクテルをカジュアルに楽しめる1階の「Guzzle」とゆっくり味わう地下1階の「Sip」、会員制でシガーとカクテルのペアリングを楽しめる2階「Savor」の3フロアからなる。
1860年に幕府が派遣した遣米使節団のストーリーからインスパイアを受け、江戸とニューヨークが融合したスタイルの内装や、使節団の辿った航路に因んだカクテルメニューを楽しめる。
(2021年ASIA’S 50 BEST BARS 第3位/ THE WORLD’S 50 BEST BARS 2020第10位)

住所:東京都渋谷区神南1-7-8
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後閑 信吾氏

後閑 信吾氏が企業ロゴの書かれた壁にもたれかかって腕組みをしている写真

SG Groupファウンダー。バー業界において今世界で最も注目されるバーテンダーの一人。2006年に渡米し、NYの名店Angel’s Shareでヘッドバーテンダーを務める。Bacardi Legacy Cocktail Competition 2012に米国代表として出場し、世界大会優勝。
2014年SG Groupを創設し、上海にSpeak Lowをオープン。以後国内外で新しいコンセプトのバーを次々オープンさせ、それぞれが世界ランキングで上位に名を連ねている。

2017年にはバー業界のアカデミー賞と言われるTales of the Cocktailの「International Bartender of the Year」を受賞、ASIA’S 50 BEST BARS 2019にて「ALTOS BARTENDERS’ BARTENDER」を受賞。2020年英国誌が選出する「バー業界で最も影響力のある100人」に贈られるBAR WORLD 100 にてアジアトップとなる第8位を受賞。

SG Group

SG GROUPのロゴ画像

ファウンダー後閑信吾率いるBARカルチャーカンパニー。鈴木敦(Chivas Masters 2017世界大会優勝)、新井和久(Jameson Bartender’s Ball 2016世界大会優勝)を始めとして、世界や国内のコンペティションで実績あるバーテンダーが多数活躍。バーの境界を拡げる新しいコンセプトのバーを国内外で開発・運営し、それぞれ世界的な評価を確立させている。

また、2020年2月14日には高橋酒造株式会社(熊本)、薩摩酒造株式会社(鹿児島)、三和種類株式会社(大分)の酒造3社とバーで楽しめる新コンセプトの焼酎「The SG Shochu」を共同開発、「KOME」IMO」MUGI」の3ラインナップを全国飲食店向け商品として発売を開始した。

6つのお店の内観画像

Speak Low(上海)

2014年6月オープン。NY禁酒法時代の「もぐり酒場」を模したスピークイージースタイルのバー。1Fはバーツールショップになっており、店内の隠し扉を開けるとバーへの階段が現れる。(ASIA’S 50 BEST BARS 2021第32位/ THE WORLD’S 50 BEST BARS 2020第57位)

Sober Company(上海)

2017年2月オープン。マンハッタン各エリアを表現したカフェ、レストラン、バーが融合した新しいコンセプトのバー。NYを旅するように食前・食中・食後に適したカクテルを楽しめる。(ASIA’S 50 BEST BARS 2021第5位 / THE WORLD’S 50 BEST BARS 2020第42位)

The SG Club(東京)

2018年6月オープン、ASIA’S 50 BEST BARS 2021第3位 / THE WORLD’S 50 BEST BARS 2020 第10位)
※詳細は前項を参照

The Odd Couple(上海)

2018年11月オープン。“80年代に想像した未来のバー”をテーマに、NY No.1バーテンダー、スティーブ・シュナイダーとコラボレーション。一つのバーで異なるバーテンディングスタイルの共演を楽しめる。(ASIA’S 50 BEST BARS 2020第38位 )

The Bellwood(東京)

2020年6月20日グランドオープン。100年前の東京をテーマに【大正モダンな特殊喫茶(カフェー)】がコンセプト。SG Groupのグループマネージャーを5年にわたり務めた鈴木敦の初プロデュースバー。(ASIA’S 50 BEST BARS 2021第69位)

ゑすじ郎(東京)

2021年2月10日グランドオープン。“Cocktail Izakaya” をコンセプトに、居酒屋をSGらしくアップデート。NYと渋谷をマッシュアップした空間で、カクテルのアイデアが生み出す10数種のレモンサワーや世界の食材を取り入れた居酒屋料理を楽しめる。