朝ごはんフェスティバルの公式画像

10月23日(火)、24日(水)に東京都・二子玉川で楽天トラベル(主催)「朝ごはんフェスティバル®︎2018 セカンドステージ」が開催されました。全国各地の約1300の宿泊施設がエントリーしたファーストステージを勝ち上がった48の宿泊施設の中から、今回のセカンドステージでは一般審査員約600人の投票によってファイナルステージに進出するベスト6が決定しました!
こだわりの朝ごはんを競い合った白熱の「朝ごはんフェスティバル® 2018 セカンドステージ」をレポートします!

朝ごはんフェスティバルとは?

今年で9回目の開催になる朝ごはんフェスティバル®は、日本全国の楽天トラベル登録宿泊施設が競い合う朝ごはんの料理コンテスト。
朝ごはんに力を入れているホテルや旅館、各メニューに反映された地域の食文化、そして“朝ごはんをきっかけに行く旅”の魅力を広く紹介するために、楽天トラベルが2010年より毎年開催しています。
今年は日本全国から約1300の宿泊施設が自慢の朝ごはんをエントリー。
ファーストステージ・セカンドステージ・ファイナルステージ3回の審査を経て、「日本一の朝ごはん」が決定されます!

全国各地の美味しい朝ごはんが贅沢に集結

会場に並ぶ各施設のキッチンカー
今回取材したセカンドステージには、約1300の宿泊施設がエントリーしたファーストステージを勝ち抜き、各都道府県代表となった48の宿泊施設が集結しています(北海道のみ2施設)。

今回はwebで応募を募った一般審査員600人が6ブロック分かれて2日間に渡って審査をしますが、実際に48品の朝ごはんを試食し、投票で全国ベスト6が決定していくというドキドキのイベントです!!

審査項目は全部で3つ。

  1. プレゼンテーションでのアピール
  2. 料理の視覚的な美しさ、楽しさ
  3. 料理の美味しさ

それぞれ3点満点で評価し、合計点数を出します。
料理の味だけでなく、評価項目に“視覚的な美しさ”や“プレゼンテーション力”も試されるので審査する側も出場する側も気が抜けませんね!

にぎわう会場の中で始まる各宿泊施設のプレゼン

審査会場内に審査員がズラリ

会場には一般審査員の方が続々と到着!
平日ということもあり、主婦の女性が子ども連れで来ている姿が多く見られました。

まずは、各宿泊施設からのアピールタイムです。

審査会場内、檀上でプレゼンするシーン

プレゼンテーションでは、大きなポップ、旗、ゆるキャラなど、全力投球でアピール!
8つの宿泊施設全てのプレゼンが終わると、いよいよ配膳の時間!一般審査員の試食タイムです。

広場内に並ぶキッチンカー

今回取材させていただいた2日目(10月24日)は晴れ。
広場にはキッチンカーがずらりと並び、各宿泊施設のスタッフが出来立ての朝ごはんを、直接一般審査員に手渡しで提供します。

一般審査員は8つのキッチンカーをまわり、試食用のポーションを集めます。
集まった、自慢の朝ごはんはこちら!

各施設ご自慢の朝食が並ぶ審査員用のボックス

郷土料理や特産品を取り入れた、工夫の凝らされたメニューをさっそく試食して、審査。
それから投票の時間となります。

今回取材した、セカンドステージの最終ブロックに登場した8つの朝ごはんを紹介しましょう!

郷土愛あふれる力作揃いの朝ごはん!

滋賀県 ホテルニューオウミ「びわ湖の宝石寿司〜ミルフィーユ仕立て〜」

滋賀ホテルニューオウミの「びわ湖の宝石寿司」

琵琶湖の宝石と呼ばれるビワマス、近江八幡名物の赤こんにゃくと伝統野菜の日野菜をミルフィーユ仕立てにしたお寿司。

彩りや食感にこだわっているだけあって、口に運ぶと、優しく控えめな酢飯に具材の歯ごたえと美味しさがぴったり!いろいろな具材が入っているので目にも鮮やかで楽しめます♪

広島県 三井ガーデンホテル広島「3種類の味が楽しめる広島風ひつまぶし」

広島・三井ガーデンホテル「3種類の味が楽しめる広島風ひつまぶし」

テーマは「広島づくし」。広島県産コシヒカリ、呉のちりめんじゃこ、広島菜の漬けもの、国産シェアno.1の広島名産レモンなど、ご当地食材をたっぷり使用している一品。広島らしさを、ひつまぶしで食べられます。

ふっくらとした穴子の食感と旨味が最高!漬物とじゃこも入って、日本らしさも感じることができます。今回はそのまま混ぜご飯のようしていただきましたが、本来は海苔で巻いて手巻き寿司風、レモンで香りづけした出汁とわさびでお茶漬け、と3種類の食べ方を楽しむことができるそうです。朝ごはんでいただけたら、きっと幸せな気分…!

香川県 小豆島温泉 リゾートホテルオリビアン小豆島「カリッとモチっと♪小豆島素麺ガレット」

香川・小豆島温泉リゾートホテルオリビアン小豆島  「カリッとモチっと♪小豆島素麺ガレット」

大地と海の恵みがギュッと詰まった小豆島素麺ガレット。 小豆島特産そうめんをベースに、魚のすり身、ちりめん、刻み野菜、オリーブオイルなどを混ぜ合わせています。トッピングのソースも3種類!

見た目からは味が想像しにくいですが、なにこれ??という不思議な食感。モチっとしているけど表面は食感がしっかりカリッとしていて、魅力的。まるでスウィーツのような可愛い見た目ですが、素麺なのでしっかりボリュームもあります。塩気とオリーブの味がしっかり生きた「食べるオリーブオイル」のソースは癖になりそうな味わいでした!

富山県 天然温泉 富山 天然温泉 富山 剱の湯 御宿 野乃「富山湾の宝石『白海老』の混ぜご飯」

天然温泉 富山 剱の湯 御宿 野乃  「富山湾の宝石『白海老』の混ぜご飯」

魚が豊富な富山湾の宝石白エビをたっぷり使った、贅沢な混ぜご飯。富山県の最高級ブランド米「ほなみ」を使用し、アクセントに枝豆、油揚げ、昆布を贅沢にトッピング♪

支配人自らプレゼンをしていましたが、海老の旨味が口いっぱいに広がる幸せな味♡ 薄味に仕上げてあるふっくらご飯と、昆布や枝豆の塩味のアクセントのバランスも◎

神奈川県 箱根湯本温泉 箱根花紋「箱根の恵み 寄木仕立て」

神奈川県 箱根湯本温泉 箱根花紋  「箱根の恵み 寄木仕立て」

箱根西麓野菜と地卵を使用し、箱根の伝統工芸の寄木細工に見立てて、繊細に仕上げた見た目にも美しいメニュー。

素材の味を引き立てるために、素材ごとに異なる出汁を使用しているこだわりよう!ムースのようになめらかな卵と薄味のしいたけ、にんじんと長芋の歯ごたえ、上品な出汁の風味が朝にぴったり!香りの良いごま酢味噌をつけると、味の変化を楽しめます♪

秋田県 あきた芸術村 温泉ゆぽぽ「秋田名物×朝カレー 稲庭カレーうどん」

秋田県あきた芸術村 温泉ゆぽぽ  「秋田名物×朝カレー 稲庭カレーうどん」

秋田名物稲庭うどんと朝カレーを組み合わせ!どこか懐かしくてホッとする味を出せるように工夫されたそう。

朝からカレーうどん?しつこいんじゃない?と思った人にもぜひ食べてもらいたい!しつこさはなく、出汁が効いた心温まる味でした。

鹿児島県  SHIROYAMA HOTEL kagoshima「鹿児島黒牛甘辛さつまバーガー」

鹿児島県  SHIROYAMA HOTEL kagoshima  「鹿児島黒牛甘辛さつまバーガー」

鹿児島黒牛のローストビーフとすき焼き風コロッケを、鹿児島県産黒糖バンズで贅沢にサンド。朝からとってもパワーがでそう!

自慢の鹿児島黒牛は去年、和牛の品評会で全国1位を獲得したそう。そんなブランド牛のローストビーフが美味しくないわけがありません!とろとろのローストビーフと旨味たっぷりのコロッケはボリューム満点。トマトとピクルスなどの野菜がさっぱりしていて、ベストバランス♪

千葉県 ホテルオークラ東京ベイ「視覚、味覚、選ぶ楽しみ。オムライス」

千葉県 ホテルオークラ東京ベイ  「視覚、味覚、選ぶ楽しみ。オムライス」

チキンブイヨンで炊き上げたバターライスを素早く包んだ、あつあつとろとろのオムライス♡ こちらのホテルでは、朝食ビュッフェの料理の一品として、オムレツと一緒にオムライスもお客様の前でひとつひとつ真心込めて出来立てを提供しているそう。

シンプルながらもコクがしっかりあるケチャップライスと、ふんわりとろっとした卵が絡み合うハーモニーが楽しめます♪

8品の朝ごはん、どれもとても美味しくいただくことができました!

いよいよ表彰式!最終ブロックの優勝は香川県「小豆島温泉 リゾートホテルオリビアン小豆島」

セカンドステージの会場でご一緒した一般審査員が「都道府県代表として選ばれた朝ごはんなので、どこのメニューも美味しくて、選ぶのに迷ってしまいました!」と話されていましたが、まさに甲乙つけがたい美味しさでした!

朝ごはんフェスティバル 結果発表シーン

試食の後に、一般審査員の投票結果は集計され、ブロックごとに優勝が決まります!
今回は朝ごはん48品が6ブロックにわけて審査されていますので、最終的には各ブロックの優勝メニュー合計6品がファイナルステージに進むことになるのです。

わたしが取材した最終ブロックで見事優勝に輝いたのは、
香川県代表の「小豆島温泉 リゾートホテルオリビアン小豆島」でした!

グランプリの小豆島ガレットの画像

(画像:朝ごはんフェスティバル2018公式HPより)

セカンドステージに出場した朝ごはん48品とファイナルステージに進む6品は「朝ごはんフェスティバル®」の公式ページでご覧いただけます!

まとめ

ファイナルステージは11月28日(水)、セカンドステージでのエントリーメニューにさらに1品加えた2品で審査が行われます。
東京・代々木の服部栄養専門学校に、審査員となる料理の専門家達が集結し、白熱の戦いになることは間違いないですね!
まだまだ、朝ごはんフェスティバルから目が離せません。

取材協力

イベント名 楽天トラベル 朝ごはんフェスティバル 2018