IT産業が盛んなこの時代、生まれては消えゆくIT企業の中で大企業にまで成長し、IT界を代表するようになった企業がいくつかあります。

「Google」「Yahoo!」「Microsoft」「Apple」
これらの企業は正確なマーケティングと質の高い製品によって大企業へと成長しました。
常に次のニーズを察知して事業を展開するこれらの企業ですが、本当に製品の良さだけでここまで成長できたのでしょうか?
いえ、そこには世界と戦う社員たちの存在と、その社員の健康を支える社員食堂の存在があったのです!

Google

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http://matome.naver.jp/odai/2134901568460540701/2134901880960959603

検索エンジンで有名なGoogle。
社食もかなり有名です。
Googleの社食でもっとも有名な話といえば全て“無料”ということでしょう。
朝・昼・晩の3食とも無料で通常の企業のように食事にお金がかかることは一切ありません。

オフィス内にはコンビニのようなスペースもありますが、飲料・弁当・お菓子・雑誌まで全て無料です。

社員食堂では専属のシェフが豪華なバイキングを用意しており、専用の牧場から養蜂場まであるほどです。

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http://matome.naver.jp/odai/2139204006147507601

さらに、社員の健康への配慮も行き届いています。

毎日忙しい中でランチというのは至福のときでしょう。
そうなると、これだけ豪華なバイキングだと食べすぎてしまい肥満になる恐れがあります。また、栄養に偏りが出れば身体を壊すかもしれません。

Googleはそんな社員の健康を守るために様々な工夫を凝らしています。

①サラダは手前に

最初に目に付いたものを取るという心理を利用して、サラダバーを手前に置いています。
これにより、社員がたくさんサラダを取れるように配慮しています。

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http://blog.livedoor.jp/loveai0221/archives/32355735.html

②なんでも小さく

Googleの社員食堂では大きいお皿と小さいお皿の2種類用意しており、好きなお皿を取れるようにしています。
そして、「ビュッフェで大きな皿を使う人はたくさん食べてしまう」といった看板を設置して小さいお皿を使うように訴えかけています。

さらに、デザートも3口で食べれる大きさにしています。
食べ過ぎを防ぐ配慮です。

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http://matome.naver.jp/odai/2139204006147507601

③目につきにくいところに

ソーダやお菓子など、カロリーが高くついつい食べすぎてしまうものに関しては目につきにくいところに設置しています。
わざわざ積極的に探さない限り手に入らないようにすることで、安易に食べてしまうことを防ぎます。

そして、最後に。

そもそも、なぜ無料なのでしょうか?
この質問はよくされるらしく、回答が用意されていました。

「フリーソフトを開発している会社で社員からお金を取ることはできません。社員に健康的な食事を提供することが社のミッションである以上、なぜ無料かというより有料にする理由がない」

とのことです。

なんとも粋ですね。

参考:http://by-s.me/article/84186153663871603
参考: http://matome.naver.jp/odai/2139204006147507601
参考:http://oshigoto7.com/archives/76

Yahoo!JAPAN

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http://www.yjfx.jp/profile/recruit/company.html

日本で最も有名なポータルサイトを運営するYahoo!JAPAN。
Yahoo!JAPANには「BASE6(ベース・シックス)」という社員食堂があり、ここでは「創造性を高める秘密基地的役割を持たせよう」というコンセプトのもと食事はもちろんですが、打合せなども行われています。

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http://gotrip.jp/2014/10/12200/

毎回無料というわけではありませんが、このBASE6が画期的なのは、会社の業績によって社食が無料になったりするという点です。

前四半期の全社利益目標を達成すれば次の四半期のランチ料金が月に4回まで無料になるというこのシステム導入によって、社員は自らの仕事だけをこなすのではなく、会社全体の利益を考えるようになったのだとか。

夜はアルコールも提供され、社員が同伴すれば社外の人でも利用が可能です。

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http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/syasyoku02

予約・入場・支払いまですべてスマホひとつで出来るあたりさすが、IT企業ですね!

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http://gotrip.jp/2014/10/12200/

参考:http://www.shashoku.com/shashoku/021.html
参考:http://pr.yahoo.co.jp/release/2014/01/31a/
参考:http://www.gizmodo.jp/2014/04/_yahoo_japan.html
参考:http://gotrip.jp/2014/10/12200/

Microsoft

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http://www.windowscentral.com/microsofts-project-oxford-has-released-previews-its-speaker-recognition-and-video-apis?utm_source=related&utm_medium=module&utm_campaign=nextv3

IT界の巨匠。Microsoftも他の企業同様に社員の健康には素晴らしい配慮が行われています。

特に日本マイクロソフトのオフィスでは野菜のメニューが充実しています。

一般社団法人日本野菜ソムリエ協会の認定を取得しており質の高い野菜メニューを提供しています。

この認定は

  • 野菜ソムリエ協会の理念、活動に賛同すること
  • ジュニア野菜ソムリエ以上の資格保有者の推薦がある、もしくは店舗に資格保有者が在籍していること
  • 旬の野菜の情報をお客様に発信していること
  • 旬の野菜を5種類以上使用したメニューがあること
  • 四季折々の野菜を使用した独自メニューがあること

などの条件をクリアしなければならず、これだけでMicrosoftの健康への配慮への努力が伺えます。
また、質の高い野菜や果物を販売し持って帰ることもできます。

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http://news.mynavi.jp/articles/2014/07/23/ms/

このように、帰宅後の健康まで配慮されています。
その他にも、食堂には釜戸があり、焼きたてのパンを食べることができます。
水だけで3種類あり、無料のジュース自販機、半額のジュース自販機などが設置されておりお金はほとんどかかりません。

ちなみに、こちらの支払いもすべてタブレット上で可能です。

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http://news.mynavi.jp/articles/2014/07/23/ms/

さすが、IT企業。

参考:http://re-colle.com/article/41454052830272313
参考:http://news.mynavi.jp/articles/2014/07/23/ms/
参考:http://www.gizmodo.jp/2012/08/ms_lunch.html

Apple

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http://link-man.net/apple/topic/63299/

今でこそ知らない人はいない革新的IT企業。Apple。
実は、Appleの社内の様子はあまり外部に出ておらず、他の企業に比べて本当に情報が少なかったです。

Appleには「Cafe Macs」という社員食堂があり、ここでは様々な料理が食べれます。
特に、故スティーブジョブズは蕎麦に刺身を乗せたメニューが好きで好んで食べていたそうです。

以上。

本当にこれだけしか情報がなかったのですが、逆にAppleという企業の神秘さが増したのではないでしょうか?
社員食堂の情報すら出さない。さすがAppleです。

参考:http://chikyu-jack.com/?p=3788

いかかでしたでしょうか?

激しい戦いを勝ち抜いてここまで成長した大企業は社員に対するお金のかけ方も配慮も並大抵ではありません。
このような素晴らしい環境があるから最高の製品を生み出してくのでしょう!