
ここ数年で日本を訪れる外国人観光客数が増えており、ついに2015年11月で1,796万人(出典:「日本政府観光局(JNT)」)に達して累計で過去最高を記録しました。
そんな外国人観光客の“観光”のあり方に変化が出ていることをご存知でしょうか?
日本の歴史が残るような京都や広島のまちを観光するだけではなく、日本の文化や伝統に直接触れ合うことを求めるような傾向が見られています。
その中でもダントツで人気なのが「和食」と「家庭料理」なんです。
飲食店では味わえないような和食、家庭料理を体験したい!そんな訪日外国人観光客の願いを叶えているのがWebサービス「KitchHike(キッチハイク)」です。
目次
「KitchHike(キッチハイク)」って?
KitchHike(キッチハイク)とは、どんなものなのでしょうか?
“KitchHikeは、世界中で家庭料理を作る人と食べる人をつなぐ、マッチングコミュニティサイトです。”
※公式サイトより引用
出典:https://www.facebook.com/Kitchhike
このサイトに登録すると、旅先でその国の家庭料理を体験できたり、日本を訪れた外国人観光客に料理をもてなすこともできるのです!
無料で登録できるので世界中で登録者が増えているんだとか。
主に下記のようなシチュエーションで利用することができます。
その1 旅先でその国の家庭料理を体験する!
海外旅行に行った際、その国の家庭料理をもてなしてくれる人を見つけることができます。
その2 自分が作った手料理で外国人観光客をおもてなし!
今度は自分が作る側になって、日本を旅行中の外国人観光客に日本の家庭料理を楽しんでもらうことができます。
その3 気になるご近所さんの手料理を味わえる!
エリア分けで各料理が紹介されているので、気になっているご近所さんの手料理を気軽に楽しむことができます。
その中でも日本を訪れる外国人観光客をおもてなしする日本人ユーザーが今増えています。
出典:https://www.facebook.com/Kitchhike
「COOK」になってお得意料理でおもてなし!
こちらのサイトに登録すると、マイページ欄には「COOK」と「HIKER」の二つの項目が出てきます。
自分が何か日本の手料理をおもてなししたい場合は、「COOK」から各料理の詳細を登録します。
また、旅先やご近所さんで一般家庭の手料理を楽しみたい場合は、「HIKER」から気になる料理を探して予約を入れることができます。
今では日本の日常を体験できる機会として、日本の一般家庭で食事を楽しむ外国人観光客が増えています。ぜひ皆さんも「COOK」になっておもてなししてみませんか?
出典:https://www.facebook.com/Kitchhike
肉じゃがや親子丼など、料理は皆さんが普段作っているものでも外国人ゲストはとても喜んでくれます。お値段やメニューは気軽に設定することができます。
日本の手料理をリアルに体験できることが魅力
では、なぜこのKitchHikeが提供する体験型サービスが日本で外国人観光客に人気なのでしょうか?
その魅力は訪問の過程にありました。
KitchHike Magazine(マガジン)ではCOOKユーザーの体験レポートがたくさん更新されており、またYouTubeでも動画で配信されています。
それらを見ていると、料理に使用する食材をあえて一緒に外国人ゲストと一緒に買い物したり、調理を一から作ったりとその時間を存分に楽しんでます。
天ぷらを揚げたり、出汁をとって味噌汁を作ったり、ご飯を炊いたりなど、日本人から見れば当たり前の光景ですが、外国人ゲストにとって見所がいっぱいなんです。
私たちの何気ない台所での時間が、彼らにとってはリアルな“日本体験”になるのかもしれません。
また、私たち日本人の国際交流の機会にもなり、他国の文化や習慣への理解を深める機会にもなります。
KitchHikeの利用に関することはホームページでチェックすることができます!
KitchHike(HP)
KitchHike(Facebook)
→https://www.facebook.com/Kitchhike
以上、マッチングコミュニティサイトのKitchHike(キッチハイク)が提供するサービスとその魅力についてご紹介しました。いかがでしたか?
和食が世界無形文化遺産に登録されて2年以上経ちますが、その魅力はさらに多くの外国人観光客の間で広がっています。
私たちが普段作っている、一見“普通”の家庭料理でも、外国人ゲストにとって全てが新鮮で貴重な日本体験になるのです。
皆さんもぜひ「COOK」ユーザーになっておもてなししてみませんか?