今回は、これまでの内容とは少し趣向を変えて、私の恥ずかしい失敗談をお話しします。
もちろん、転んでもタダでは起きないのが私のポリシーなので、今回の失敗談から得た教訓や対策も併せてお話しします!

これは、私が前職で新入社員研修を行った時の話です。
私は、採用だけではなく、新入社員受け入れ時の入社時教育も担当していました。大体2~3ヶ月に1回のペースで研修を行っていました。

研修の内容自体は一般的な身だしなみから、自社で使用しているパソコンのシステムに関してまで様々な内容がありますが、自分で作成したマニュアルで、しかも何回も研修を行っているので、別に私自身の中では特別なことでもなく、いつも通りの姿勢で臨んでいました。

その研修を実施した際には4名の新入社員を対象に行っていました。
研修自体は慣れた業務なので、前日は特に意識することもなく、友人と飲みに行き、早い時間に帰宅したものの、夜遅くまでパソコンをいじったり、スマホをいじったりとして、気が付けば朝の4時くらいまで起きていました。

いざ研修が始まり、お昼ご飯を全員で食べに行き、午後からの研修は研修生が眠たくなってしまうので、面白い話を盛り込みながら研修をしないといけないと思っていたところで事件は起きました。

昼食後に事件発生!まさかの・・・

昼食後に起こった事件とは、何と! 研修生よりも私の方が眠くなってしまったのです!

研修テキストを使いながら身だしなみマナーについての話をしている時でしたが、数十秒間の記憶が全くありません。
何かを話をしていたというのは感覚的に分かるのですが、何を言っていたのか・・・。
意識が戻った時の研修生の怪訝な顔が忘れられません。

151204 猫

研修終了後に「荒木さん、あの時ヤバかったっすよ!」と言われ、とんでもないことを言ってたのかもしれないと思いながら、何を言っていたのかは怖くて聞けませんでした。

今でも何を言ったのかは謎のままです・・・。

この出来事があって、研修に対して臨む姿勢を大幅に変えました。
研修生にしたら、研修担当者が眠りながら研修をするなんてありえない話ですので、当然のことではあります。

まずは、研修前日の生活スタイルを変えることから始めました。
夜遅くまで飲みに行くのはもちろんですが、遅くまでパソコンやスマホ、テレビを観ることをやめました。

ブルーライトの悪影響とは?

皆さんは、パソコンやスマホで使用されている「ブルーライト」がもたらす影響についてご存知でしょうか。「ブルーライト」はテレビからも発せられています。

この「ブルーライト」を浴びると、網膜は「朝だ」と勘違いしてしまい、睡眠に必要な「メラトニン」というホルモンの分泌が低下します。
それにより、睡眠の質が下がってしまうのは言うまでもなく、そもそも眠たくならないという弊害をもたらしてしまいます。

以下のURLに関連記事がありますので、読んでみられてください。
http://blue-light.biz/about_bluelight/?p=14

151204 パソコン・スマホ

では、そうならないためにはどうしたら良いか? 私なりに実践していることで効果が感じられている方法をお話しします。
これは、以前にテレビ番組でやっていた方法で、自身もやってみたら思いのほか効果があったので、良かったら一度試してみてください。

その方法ですが、寝る時間の1時間前から「ブルーライト」を浴びないようにすることです。
初めのうちは手持ち無沙汰で、何をしようかと思いながら過ごしてましたが、その1時間を使って翌日の業務内容を頭の中で整理したり、新聞をゆっくり読んでみたり、本を読んでみたりという時間にすることで、有意義な1時間になっています。

実際にやってみる前までは、どちらかというと睡眠の質が悪く、毎日が寝不足状態になっていましたが、今ではそういったことも少なくなってきました。

状況によってはどうしても寝る直前にメールの対応をしなければならないこともあるかもしれませんが、翌日に大事な会議がある時や研修を実施しなければいけないといった、絶対に寝てはいけない状況が控えている時には、お試しいただく価値はあると思いますよ。