こんにちは。クックビズインターンのlillyです。
記念日のデート、式典、謝恩会などで、ちょっと良いレストランに行く機会、誰しもあると思います。

今回は、お高いレストランでのドレスコードのOK/NGラインについてご紹介します。

そもそもドレスコードってなんのためにあるの?

そもそもドレスコードとは何かというと、『場の雰囲気を壊さないような、シチュエーションにあった服装のルール』です。

例えば、お葬式にアロハシャツを着てきたり、海に遊びに行くのに振袖を着てきた人がいたら「空気読めよ!」って言いたくなりますよね?

レストランなどのドレスコードも同じです。
そんなに難しく考えず、その場にあった、周りを不快にさせない恰好をすれば良いのです。

まずはお店のHPをチェック!

高級レストランやホテルはたいていHPに下記のようなドレスコードが明記されているので、まずはそれを確認してみましょう。

“Tシャツ、半ズボン、サンダルのような軽装でのご来店はお断りしています。
男性のお客様にはジャケットの着用をお願いしております。”

載っていなければ、電話で確認しておくのがスムーズです。

ドレスコードがないお店に行く場合でも、上記に書かれているようなドレスコードに準じた恰好をすると失敗しません。

どんな種類があるの?

まず、ドレスコードには3種類あります。

正装(フォーマル)、準礼装(セミフォーマル)、略礼装(インフォーマル)がありますが、正装と準礼装が日本のレストランで求められることはまずありませんので、略礼装について学んでいきましょう。

レストランでよく求められる礼装はこの3種類で、上に行くほど格が高くなっています。

  • 高:スマートエレガンス
  • 中:カジュアルエレガンス
  • 低:スマートカジュアル

では、それぞれについて女性、男性の服装を見ていきましょう。

こんな服装どうでしょう【女性編】

すべてに共通して言えるのですが、ワンピースが最も無難かつ万能なので1枚持っておくと便利ですね。

ワンピースの女性

スマートエレガンス

ドレッシーでフォーマルに近いワンピースを着ていきましょう。

カジュアルエレガンス

華やかなワンピースに、ボレロやカーディガンなどの羽織物を合わせましょう。スマートエレガンスよりもカジュアルな感じでOKです。

スマートカジュアル

ワンピースや、ブラウスにスカートを合わせた服装など、きちんとした恰好ならOK。
イメージとしては女子アナが着ているような服装なら間違いありません。
ちなみに、靴はつま先が隠れるパンプス、バッグはクラッチバッグなどの小さめのものがよいとされています。
華やかなアクセサリーをあわせると素敵ですね。

これはNG!

  • ミニスカート(膝丈か、それより少し長いくらいの長さが良いでしょう)
  • 生足(必ずストッキング着用で)
  • 肩や胸の露出が多いもの(羽織物をあわせましょう)
  • デニム生地、スウェット、Tシャツ、パーカー、リゾートワンピなどのカジュアルすぎるもの
  • ゴスロリなど、あまりに個性が強すぎるもの

要するに、TPO(時と所と場合)をわきまえましょう!ということですね。

こんな服装どうでしょう【男性編】

男性の場合、スマートエレガンス・カジュアルエレガンスの場合はダークスーツに革靴を合わせましょう。また、ネクタイは締めておきましょう。

スーツ姿の男性

スマートカジュアルでは必ずしもスーツである必要はありませんが、多くの店がジャケット着用を推奨しています。
ジャケパンスタイルなら外れナシですね。

暑いからジャケットは着たくない!息苦しいからネクタイは嫌いだ!
という人でも、とりあえず着用したままお店に行き、周りの様子を見て脱ぐかどうかを決めましょう。

周りの男性が全員ジャケットと革靴で、自分だけラフな格好だったら…周りの冷たい目が気になって食事どころではありませんし、同伴者にも恥をかかせてしまいます。

女性と一緒に行く場合は、女性を引き立てることができるように地味目なものを選んだり、二人で並んだ時に雰囲気を合わせられるようにあらかじめ服装を示し合わせるといった工夫をしましょう。

これはNG!

  • ジーパン、スニーカー(ダメージジーンズでなければ良い、黒色ならOKなど様々な考え方がありますが、明確な定義はなく、OK/NGラインは個人の判断によるので避けた方が無難です)
  • サンダル、ハーフパンツ、ジャージ、Tシャツ、トレーナーなどのラフな格好

最後に

ドレスコードをここまで見てきましたが、大事なのは周りの雰囲気との調和です。
絶対に外さない無難なスタイルを前提として、その上で小物や着こなしに自分なりのオシャレを取り入れていくのがワンランク上の大人というもの。

高級レストランのラグジュアリーな雰囲気を壊さないために最適な服装を選ぶことで、ゆとりをもって素晴らしい料理を楽しむ余裕が生まれ、より満足のゆく時間を過ごすことができるでしょう。