イメージ:ランチで何を食べようか迷っているスーツ姿の男女。店の入り口に掲示された黒板でメニューを見ている

「A店といったら○○」というように、お店に看板メニューがあると、お客様にお店を覚えてもらいやすくなりますよね。また、看板メニュー目当てに来店するお客様も増え、リピーターにつながります。

とはいえ、「何を看板メニューにすれば他店との差別化が図れるのだろうか?」と悩んでいる飲食店関係者の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、リピーター獲得につながる看板メニューの作り方を紹介します。看板メニュー開発につながるアイデア収集にお役立てください。

看板メニューの必要性とは?

飲食店の売り上げアップを実現するためには、看板メニューを作ることが欠かせません。その理由について解説します。

看板メニューは新規顧客増加、リピート率向上につながる

競争が激しい飲食業界では、他店との差別化が求められます。お客様にとって魅力的なお店、入ってみたいお店と思ってもらえないと新規顧客の獲得は厳しいでしょう。

他店との差別化を図り、自店をアピールするために必要なのが看板メニューです。看板メニューを全面的にアピールすれば、他店とは異なる魅力をお客様に訴えることができ、新規顧客の増加につながります。

また、リピート率向上のためにも看板メニューは欠かせません。顧客ニーズに応える看板メニューがあれば、それを目当てに来店するリピーターが増える可能性があるでしょう。

そのため、売り上げを伸ばし、安定した経営を続けていくためにも重要な要素になります。

看板メニューはお店の顔になり、好印象を与えてくれる

看板メニューがあれば、グルメサイトやSNSなどで「△△店の看板メニューは○○らしい」「○○が看板メニューで大人気なんだって」といった口コミが拡散されます。

そのため、「△△店といったら○○」というイメージをお客様にもってもらえるようになります。いわば看板メニューがお店の顔になるということです。

また、看板メニューがあることでマスコミにも紹介される可能性があるため、より多くのお客様にお店を知ってもらえるきっかけにもなるでしょう。

ククロサービスページへのリンク
ククロのApp Storeへのリンクバナー Google Play storeへのリンク

売れる看板メニューの作り方

イメージ:明るい雰囲気のカフェ店内で、男性客が女性スタッフに黒板のメニューボードを指さしながらおすすめメニューを聞いている

看板メニューを作るときのポイントを紹介します。

コンセプトを明確化

お店のイメージと看板メニューのミスマッチは避けなければいけません。そのため、コンセプト、つまりお店の方針や目指す方向性を明確にしましょう。

コンセプトを決める際は、以下の点を意識してみてください。

ターゲットや利用シーン、ニーズなどを考える

ターゲットや利用シーンによって選ぶメニューや盛り付け方は変わるため、それらを明確にしておくことは大事です。

たとえば、学生をターゲットにする場合は、大盛りメニューを看板メニューにすると、食べ盛りの学生のニーズを満たすことができるでしょう。

一方で、仕事帰りに少し立ち寄るサラリーマンをターゲットにする場合はニーズが異なります。大盛りメニューよりも、1杯飲みながら楽しめるおつまみセットなどを用意すると喜ばれるでしょう。

ストーリー性があるか

どのように看板メニューができあがったのか、看板メニューにどんな想いが込められているのか、際立った特徴や開発ストーリーをお客様に伝えられるようにすると効果的です。

看板メニューに込められたストーリーを伝えることで、お客様からの共感を呼びおこし、お店のファンを獲得することにもつながるでしょう。

五感を刺激する美味しさの要素があるのか

見た目、香り、味、食感、音などの五感の要素を刺激する看板メニューを選ぶことも大切です。例えば、以下のようなものがあります。

  • 見た目:盛り付けや食器などで色や形で美味しさを感じさせる
  • 香り:香りで美味しさを感じる
  • 味:味覚で料理の美味しさを感じる
  • 食感:歯や舌触りで美味しさを感じる
  • 音:調理の音や、噛んだときの音で美味しさを感じる

このような点から、魅力的と思ってもらえるようなメニューを用意しましょう。

他店との差別化

他店とは異なる要素をしっかりとアピールすることは重要です。「デカ盛り」「健康食」など、他店にはない自店のウリを見つけましょう。

ネーミング

ネーミングにもこだわることも大事です。覚えやすく、インパクトがあり、聞いてどんな料理なのかイメージできる名前にしましょう。

メニューを見て興味や食欲がそそられるようなネーミングであるのが理想的です。

見た目

見た目にインパクトがあると、食べる前に驚きや感動があるため、料理の価値を高めることができます。

盛り付け方を工夫して、インパクトや意外性を意識しましょう。

写真映えするような盛り付けにすれば、InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSでの拡散が期待できます。

目的に応じた価格設定

看板メニューは集客の役割を担っているため、原価率は気にしすぎなくてもかまいません。利益につながるメニューを用意して、メニュー全体で平均原価率をクリアすると良いでしょう。

また、他店との比較で差別化ができる値段に設定するのもひとつの方法です。平均的な価格ではなく、他店よりも安い値段、もしくは高い値段に設定することで、他店との違いをアピールできます。

演出

看板メニューが魅力的だと思ってもらえるような演出を考えておきましょう。看板メニューの魅力を伝える上で重要な役割を担うのがスタッフです。

推奨トークを作っておき、なぜこのメニューがお店の看板メニューなのか、どんな開発ストーリーがあるのかをスタッフが説明できるようにしておくと良いでしょう。

また、看板メニューがお客様の目に付きやすいような工夫をしておきたいものです。お店の看板メニューだと一目でわかるようなメニューデザインにすると、お客様に見落とされることは避けられます。

ククロサービスページへのリンク
ククロのApp Storeへのリンクバナー Google Play storeへのリンク

繁盛店には欠かせない5つの看板メニューの特徴

イメージ:木製のテーブルの上に置かれたパンケーキ。白いお皿の上に重ねられたパンケーキにはブルーベリーやイチゴなどフルーツがトッピングされている

人気や話題となる看板メニューには以下のような特徴があります。

インパクトある見た目

インパクトのある見た目だと、それだけで注目され話題となります。

デカ盛り、姿づくり、ユニークな食器、斬新な形状のメニューなど、いろんなパターンがあるので、できるものを取り入れてみましょう。

シズル感が伝わる工夫

シズル感とは、よりおいしそうに感じる表現のことです。

人は温度、音、香り、色などによって食欲本能を刺激されます。人気の看板メニューの多くは、食欲本能を刺激するような仕方で提供されています。

  • 鉄板の上でジュージューと焼けているハンバーグ
  • こんがり焼けてチーズがとろけたピザ
  • 容器に冷気がついてキンキンに冷えている様子がわかるゼリー

お客様にシズル感が伝わる工夫をすれば、料理への期待感を高めることができるでしょう。

切り方や調理法の工夫

同じ食材でも少し手間をかけるだけで、料理の印象は変わります。切り方や調理法を工夫して、よりインパクトがある料理を創作すると注目してもらえるのでおすすめです。

食べ方の提案

お客様が新しいことを発見するのを楽しんでもらうために、食べ方の提案を行いましょう。

たとえば、つけ麺であれば、

  1. 最初の1/3はそのまま食べる。
  2. 残りはすだちを絞って食べる。
  3. 最後の1/3はスパイスを加えて仕上げる。

という風に食べ方提案をすることができるかもしれません。

このように食べ方提案をすれば、「食べてみたい」という気持ちを促すことができます。

お客様の好みに合わせてカスタマイズ

お客様の好みに合わせてカスタマイズできるものは看板メニューの中でも人気があります。

たとえば、大手ステーキ店では看板メニューのステーキのお肉を量り売りにして、好きなだけ食べてもらうようにしています。

また、大手サンドイッチチェーン店では看板メニューのサンドイッチのトッピングをお客様好みで自由にカスタマイズすることが可能です。

このように、量り売りやトッピング自由などといったサービスを導入できないか検討してみてはいかがでしょうか。

看板メニューを決めるにあたって参考にしたいのが、ほかの飲食店の最新の取り組みや人気メニューの情報です。飲食業界者向けのアプリ「ククロ」なら、飲食業界の最新情報を発信しているので、ぜひチェックしてみてください。

ククロサービスページへのリンク
ククロのApp Storeへのリンクバナー Google Play storeへのリンク

編集後記

看板メニューを作ると、新規顧客やリピーターの獲得につながります。お店のコンセプトにマッチした話題性のある看板メニューを選びましょう。そうすれば、「ほかの飲食店とは違う」とお客様に認識してもらうことができるかもしれません。