
NECプラットフォームズ株式会社はNECグループの開発・生産・販売を担っています。
新型コロナウイルス感染症の影響で、大打撃を受け苦境に立たされている飲食店からの需要拡大を受け、店内運用の課題を解決すべく、アップデートされた商品「FoodFrontia(フードフロンティア)フードデリバリー連携」をご紹介します。
これからのフードデリバリー市場需要予測
ICT総研による「2021年 フードデリバリーサービス利用動向調査」によると、2021年は5,678億円だったフードデリバリー市場が2023年には6,821億円へ拡大する見通しになっています。
おきにいりのあの店のあのメニューがスマホ一台で自宅に届く時代。営業できない店舗と、飲食店に行けない私たちの絆を紡いでくれたのがフードデリバリーでした。
しかし、コロナ禍の影響で急きょフードデリバリーの運用を始めた飲食店に新たな課題が!
飲食店が抱える3つの課題
飲食店ではこれまでのオペレーションに加え、フードデリバリーを運用するにあたり慣れない業務や外部業者への対応が増加しました。
売上はなんとか維持できるものの、現場は疲弊していきます。
課題1.スタッフの業務負担高
- 宅配オーダー都度、POSレジへの二度打ち業務が発生
- 差異発生のリスクが増加
課題2.入力ミスによる顧客満足度の低下
- 期間損失で売上が低下
- リピート率の低下
課題3.スタッフのストレス増加
- スタッフ離職率の向上
- 店舗損益に直撃
せっかくここまでがんばってきたのに…。デリバリーを導入して「さぁ、今からだ!」というときに…。
スタッフのメンタルも、売上も大事です。
そんな悩みを持つ飲食店を救うべく立ち上がったのが、NECプラットフォームズ株式会社です。
「40数年間、ともに歩んできた飲食業界を私たちの手で何とか救いたい」との想いでプロジェクトが加速します!
そこで誕生したのが、飲食店向けPOSシステム・オーダーエントリーシステム「FoodFrontia フードデリバリー連携」でした。
フードデリバリー連携サービスのここがすごい!
NECプラットフォームズ株式会社は、まず、一般的なフードデリバリーオペレーションから「FoodFrontia フードデリバリー連携」で削減できる業務を考えました。
- 利用者がスマホ or Webで注文
- 店舗デリバリー用タブレットにオーダー通知
- 飲食店が自社POSシステムに手入力で調理指示 ★ミスが多発★
- 配達員到着お渡し時間を伝票に手書きで記入 ★ミスが多発★
- 調理
- 配達パートナーへ受け渡し
上記のとおり、飲食店を苦しめていたのは、「3.自社POSシステムに手入力での調理指示」と、「4.配達員の到着・お渡し時間を伝票に手書きで記入」していたこと。どちらも、忙しい店舗スタッフが「手」を止めて「手」を使っていました。
飲食人の「手」は調理したりお客さまにサービスする、大事なもの。
「FoodFrontia フードデリバリー連携」はその「手」を止めることなく、オペレーションをシステム化することで、店舗の価値・スタッフのストレス・配達パートナーとの良好な関係を守る、大事な手段として開発されたサービスです。
「FoodFrontia フードデリバリー連携」を導入すると!
◆フードデリバリー連携サービスの構成
- インターネットで注文
- フードデリバリーベンダーが受注(同時に配達員も手配)
- 店舗にオーダーデータが届く
・デリバリーベンダーからはフードデリバリータブレットへ
・NECプラットフォームズデータセンターからはキッチンプリンタ・キッチンディスプレイへ- 調理開始
- 配達パートナーへ受け渡し
- ご自宅にお届け完了!
サービスを導入するだけで飲食店の課題を解決。さらに新たな価値を生み出す効果も期待できるのです。
◆フードデリバリー連携メリット
<外食企業・店舗スタッフ>
【機会損失回避】
店内業務の効率化を実現し機会損失を回避
【業務軽減】
POSレジへの二度打ち業務を軽減
【リピート客向上】
CS(顧客満足度)向上によるリピート客向上
<お客さま>
【ストレス軽減】
ヒューマンエラーが発生するリスク業務を軽減
<店舗運営>
【Contactless】
従業員とお客様の接触は最小限に
<配達パートナー>
【ストレス軽減】
注文品間違いなどによるクレーム防止し良好な関係性を維持
2020年春。世界各国を混乱に招いた新型コロナウイルス感染症苦境を強いられる飲食店に「何ができるか」と考えたのは、飲食関係者だけではありません。
NECプラットフォームズは、フードデリバリー連携サービスを通して、これからの飲食店を多角的にサポート。
人材確保が難しく、さらに離職率も高い飲食業界では、中長期的に見て【マンパワーに頼らない店舗運営】を求められていきます。
店舗・お客さま・配達パートナーが良好な関係性を築き、なくてはならない店へと発展するためにも一歩踏み込んだシステムの導入を検討するときかもしれません。
導入するには何が必要?
各社フードデリバリー業者で運用しているタブレットやPCによる業務管理とは併用運用となります。
また、これから運用予定や運用検討をされている企業・店舗さまもお気軽にご相談ください。
飲食店向けPOSシステム・オーダーエントリーシステム「FoodFrontia」製品例