こんにちは!クックビズ総研編集部の古矢です。

まだまだ新年会シーズン。
普段飲食店で働いていらっしゃる方も、お客様としてお店に足を運ぶ機会が多い時期ではないでしょうか?

弊社クックビズのスタッフには、飲み好き・外食好きがたくさん。
そこで、「愛される飲食店とは?」をテーマに、外食好きメンバーに世代別でインタビューをしてみました!

インタビューしたのはタイプの異なる3名!

160112 古矢さん

(Kさん) 20代後半男性/一人暮らし・趣味は話題店やディープな店の開拓
(Mさん) 20代前半女性/実家暮らし・人見知りだが飲み好き
(Tさん) 30代後半男性/料理もプロ級な愛妻家、日本酒大好きな弊社役員

普段の、外食の頻度とシチュエーションはどのくらいですか?

(Kさん)
1人暮らしやし、ほぼ毎日昼と夜は外食やね~!友達とは話題のお店に行くことが多いですね、雑誌やネットで情報収集したりして。

(Mさん)
週に2回くらいですかね、私はふらっと入るよりはお店を決めて行くことが多いです。

(Tさん)
僕も昼は毎日外だけど、夜は週に2回くらい。同僚や友達が多いかな。土日は基本的には奥さんと家で食べるね~

常連として通うお店はありますか?また、通うようになったキッカケや理由を教えてください。

(Tさん)
お決まりの店、あるねー。2軒くらいだけど、どっちも月1回は行ってる気がする…。味は普通なんだけど、2回目にはもう顔を覚えてくれていて、すごいフレンドリーだから楽。あとは僕の好きな日本酒をわかってくれているのがポイント高いな~

(Mさん)
居心地って大事ですよね!私もオープンしたてに行ったのがきっかけでずっと通っているお店があって、多い時は週4回くらい行ってましたね(笑)家みたいな感覚です。

(Kさん)
僕も月1ペースくらいやけど、何軒もあるかも。家が近くて夜遅くまで定食が食べられるっていう所はやっぱりよく使うかな。

心に残っている、嬉しかったサービスや心遣いはありますか?

(Mさん)
スタッフがお誕生日を祝ってくれたことですね!プレゼントなどはなかったのですが、それがまた“お客様”感がなくて、家で祝われているような感覚が逆に嬉しかったです。

(Kさん)
予約した時の「ようこそ!●●さん」あれやっぱ嬉しいな~!あと、通ってるお店が出展するイベントに誘ってくれたことがあって、当日には別の知り合いやお店を紹介してくれて。客とお店から広がった縁というのがなんか嬉しかった。

(Tさん)
さっき話した日本酒のお店だけど、前に話していた銘柄を仕入れてくれていたこと。あとは、知り合いの店とかだと、昔コンパに協力したりしてくれて。
当時はもう”コンパといったらその店”になってたな(笑)

あなたが考える、愛されるお店、通いたくなるお店とは?

(Kさん)
味とかメニュー数とかいろいろあるけど、大事やと思うのが客との距離感が統一されている店がええなーと思う。フレンドリーなら全員フレンドリー、みたいな!

(Tさん)
やっぱ居心地だね!“一お客さん”とは少し違う感覚になれるお店があるって、嬉しいよ。スタッフががんがん絡んできてくれるのも歓迎。

(Mさん)
こちらが気をつかわなくても良い、自然な感じの良い対応。通い続けられる理由じゃないかなと思います。

…と、年代や家族構成によって、重視するポイントや好みは様々でした。
常連客にしたいターゲットを絞ってサービスを考えてみるのも、意外と効果があるかもしれないですね。

また、個人的に気になったキーワードをまとめてみました!

  • 「客との距離感が統一されている店」
  • 「前に話していた銘柄を仕入れてくれてたこと」
  • 「コンパといったらその店になってたな」

距離感の統一はお店の雰囲気作りに直結しますし、●●の時はこの店を使うという定番にしてもらえると、安定した顧客に繋がる気がします。

細やかな気遣いや仕掛けはやっぱり嬉しいもの

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私が唯一、一人で何度も通い、3年経つ今でも店員や常連さん同士仲の良いお店があります。
何曜日に行ってもどの時間帯に行ってもお客さんで一杯だったそのお店で、印象的だったことを少しだけまとめてみます。

◎あのお店に行けばあの看板メニューがある!

カウンターの目の前には大きな鍋で煮込まれた料理が。
視覚や嗅覚へのインパクトも大きく、ほとんどのお客様が「それ頂戴!」と注文してしまうようで、看板メニューを食べたいと思い出して次の来店に繋がったりすることもあるようです。

◎お客さんと話す機会があえて作られている

例えばワインリストを封筒に入れて「はい!ラブレター」と渡す等、どこのお店でもあるサービスのタイミングに一工夫が。
あえてお客さんと会話する機会を作って、コミュニケーションを図っているんですね。

◎何気ない、でも嬉しい一言

引っ越しをして一人暮らしを始めたばかりの私に、「一人でもおいでよ!」と言ってくれたことがきっかけで通い始めたお店でした。
全員に言う「またお待ちしています」とは違う何かを感じました。

自分に向けてくれた+アルファのサービスは、印象に残っているものです。

印象に残るサービスをしてもらえたお店には、もう一度足を運びたくなりますし、そんなきっかけから、気づけば常連客になっているのかもしれませんね!