
採用活動が活発なこの時期は、内定者フォローに忙しくされている方もいらっしゃると思います。
内定者は入社前に、漠然とした不安にかられることがあります。
その漠然とした不安をうまく解消すると、スムーズに入社してもらえます。
逆に、内定者の不安をうまく解消できなければ、内定辞退にもつながってしまいますので、注意が必要です。
コミュニケーションを密に取る
入社までの間は、少なくとも週に1回は連絡を取り、不安の解消に努めましょう。
連絡手段としては、電話で直接話をすることがベストです。それは、声のトーンで相手の気持ちを察することができるからです。
話す内容は、世間話でも体調のことでも何でもかまいません。要は、内定者との接点を持つことで、安心感を持たせることが大切です。
内定者が現職中で、電話での連絡が難しい場合は、メールでの連絡で代用します。電話での連絡ができないので放置してしまうことがないようにします。
入社までの店舗見学も効果的!
内定者が現職中であれば調整が難しいこともありますが、わずかな時間でも構わないので、事前に店舗見学を実施し、従業員との顔合わせを行いましょう。
内定者が不安に感じる要素の大きな割合を占めるのが、実際に一緒に働くメンバーがどんな人たちなのかということです。
事前に顔合わせを行うことで、不安を解消することができます。
顔合わせ当日は、社員だけでなく、勤務しているアルバイトのメンバーにも紹介しましょう。
入社後のスケジュールを伝える
漠然と抱く不安の中に、入社後にどんなスケジュールで研修が行われるのかということもあります。
入社当日には何があるのか、店舗研修はどの内容をどれくらいの期間で実施されるのかを伝えることができる可能な範囲で伝えましょう。
口頭で伝えるだけで終わるよりも書面でお渡しする方が、後から見返すことができるので効果的です。
簡単な書式で構いませんので、作成してみましょう。
まとめ
内定者は漠然とした不安にかられますが、人事担当者が連絡を密に取り、さらには不安に思われている要素を取り除くことで内定辞退を防止することができます。
ちょっとした心遣いが不安解消につながりますので、今回の内容を参考にして、内定者フォローを行ってみましょう。
それでもうまく結果が出ない時や方法が分からない時には、お気軽にクックビズにご相談ください。