入社辞退
人事の方にとって、最も聞きたくない言葉の一つに入るのではないでしょうか。

求人媒体の選定、原稿作成対応、応募者の管理、面接対応、クロージング。
採用一つとってもやることは山積み。

現場から発せられる「今すぐにでも人がほしい!」というSOSに、プレッシャーがかかる本部採用。
採用活動に時間をかけたいが、現場を回すだけで手一杯な店舗採用。

どちらの採用でも、内定を受諾して頂けたときというのは「ホッ」と安堵を感じる嬉しい瞬間ですよね。

やっと内定を受諾してもらえた!来月から現場が少しラクになる!
…と、ここで安心をしてしまってはいませんか?

入社者の早期離職を防ぐフォローや、内定者の入社辞退を防ぐことはとても重要です。
せっかくご縁があり入社が決まった方ですし、早期離職や入社辞退は防ぎたいですよね。

入社辞退にいたる求職者の本音とは?

入社を辞退するということは、求職者本人にとっても言いにくいことでもありますし、本音かどうかは本人にしかわかりません。

人材を探している企業と、仕事を探している求職者の間に入ってお手伝いをしているクックビズがこれまでに伺うことができた、入社辞退の一例を紹介します。

  • 辞退をした会社から、給与を上げるから来てほしい、というオファーが来た
  • 現在の職場に残ってほしいと強く言われた、または急な欠員が出た
  • 働く前にお店に食べに行ったら、厨房の汚さや従業員のやる気のなさが見え、 モチベーションが下がってしまった
  • 友人や知人を通して、お店の内情が良くないとウワサを聞いてしまった
  • 親の容体が悪く、実家に帰らないといけなくなった

親族の問題や知人からのウワサなど、避けられないこともあります。

求職者が現在の職場に残ったり、他に内定が出た会社に行かないように、「この会社で働きたい!」という内定受諾したときの熱い気持ちを維持させる取り組みも必要です。

新卒採用では、内定者全員での合宿をされていたり在学中にインターンを行っていたり、入社前に企業に触れる機会を仕組み化しているところも多いと思いますが、中途採用の場合は意外と少ないものです。

入社に対しての悩みや不安を抱えたまま入社される方もおられます。

内定者の不安や悩みを取り除く活動を

  • 入社予定の方や、そのご友人やご家族を店舗での食事へ招待する
  • ふだんの飲み会やまかないの時間に交流に呼ぶ

など、入社予定の方が少数だった場合でも、事前にお店との接点を増やす方法はいろいろとありそうです。

また、リスクを減らすことももちろん重要ですが、入社した際にフルパフォーマンスを発揮していただくためにも、モチベーションを上げて入社していただけるような取り組みを合わせて行ってみてもいいですね!

もし皆さまの会社・店舗で行っているおもしろい取り組みがあれば、ぜひクックビズにも教えてください!

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