
皆さんは、面接で会社説明をされている時に、求職者からの質問で言葉に詰まったことはありませんか?
突っ込まれて聞かれたら困る!という内容であっても、求職者に対しては、正直に伝えた方が良いです。
何故でしょうか?
ごまかしても、いつかはバレます!
面接の場では何とかごまかしてうまく乗り切ったとしても、入社後のどこかのタイミングで必ずバレます。
そうなった場合、入社した方は人事担当者に対して、不信感を抱きます。そして、最悪の場合、早期離職につながります。
会社説明時に、求職者が詳しく聞きたいと思うことは以下です。
- 労働時間、休日数といった労務環境
- 給与
- キャリアステップ
- 福利厚生
- 社風
これらの内容は、求職者が転職先を決める際に重視される項目ともリンクします。
現場や今いるスタッフの給与テーブル、入社後のキャリアステップについて、具体的な事例を把握しておかないと、回答が難しいものも多いです。
面接時に具体的な事例を伝えることで、求職者は入社後のイメージをしっかりと持つことができ、定着につながります。
逆に、具体的な事例が把握できていない状態で、あいまいに答えてしまうと、ごまかしたつもりはなくても、「ごまかされた!」と感じ、早期離職につながる方もいます。
せっかく採用しても、早期離職になってしまえば、元も子もありません。
採用にあたっての費用だけでなく、入社後の研修に発生した研修担当者の人件費や労力も無駄になってしまいます。
実際に、会社説明の際には、あえて厳しめの話でもありのまま伝えることで、早期離職を防止されている企業もあります。
求職者からの質問にはありのままを答え、ありのままを理解してもらい、その上で判断してもらうようにすると、ミスマッチによる早期離職を防ぐことができますよ!