
求人応募があり、さてこれから面接だ!という時に面接会場の雰囲気にも気を配られていますか?
もちろん、ご応募があった場合には面接ができるように会場は必ずおさえないといけませんが、面接会場の雰囲気の良し悪しで応募者の貴社に対しての印象が大きく変わります。
会場の雰囲気と言われても良く分からないかもしれませんので、面接会場が本社なのか店舗なのかで気を付けなければいけない点をまとめてみました。
本社の会議室で実施する場合
面接を本社の会議室で実施する場合、会議室だから特に気を付けなくても良いのではと思われるかもしれません。
しかし、「本社」で「会議室」だからこそ気をつけないといけないことがあります。
それは、毎日本社で勤務している人にとっては当たり前のことでも、初めて見聞きする人にとっては当たり前ではないことがあるからです。
以下の点に気を付けて、初めて来社するという視点で確認しましょう!
- 受付カウンターが清掃されているか?
- 内線電話に埃が溜まっていたり、指紋や手汗で汚れていないか?
- 会議室に案内するまでの通路に荷物が散乱していないか?
- 通路にごみや埃が落ちていないか?
- 案内している最中にオフィス内が見える場合、オフィス内の整理整頓はできているか?
- 会議室の床にごみや埃が落ちていないか?
- 会議室の机の上や椅子が汚れていないか?
- オフィス内での話し声が漏れてきていないか?
チェックする内容が多くて、驚かれたかもしれません。
基本的な考え方としては、清掃をきちんと行っておく必要があるということです。
それから、会議室の場所によっては、オフィス内の会話が聞こえてくることもあります。
ないとは思いますが、社内から怒号が響いてくるようなことがあれば、応募者の志望意欲が右肩下がりになることは言うまでもありません。
綺麗に清掃されている会社に対しては、応募者の印象はかなり良くなります。
私が前職で応募者対応していた際には、面接開始の30分前までに上記の内容をチェックしてました。
もちろん、掃除が必要な場合は必ず行っていました。
そうすることで、会社が綺麗なことで印象が良かったという面接後のフィードバックを受けたこともあります!
店舗で実施する場合
面接を店舗で実施する場合、店内のテーブルで実施されるケースと休憩室を使って実施されるケースとがあると思います。
どちらの場合でも共通しているものから記載します。
以下の点に気を付けましょう!
- 店舗内の清掃はできているか?特に床が汚れていないか?
- 面接場所までの通路に食材を放置していないか?
- 面接場所までの通路に荷物が散乱していないか?
- 店舗内のスタッフは、応募者に対して挨拶ができているか?
- スタッフ同士で会話をしている場合に間違った言葉遣いをしたり、高圧的な発言をしていないか?
- 店舗内で実施する場合は、周囲に面接内容が聞こえない場所を選んでいるか?
さらに、休憩室での面接を実施される場合は、以下の内容もプラスされます。
- 休憩室の整理整頓ができているか?
- 休憩室の床にごみや埃が落ちていないか?
- 休憩室の机の上や椅子が汚れていないか?
- スタッフが休憩時間の場合、席を外させているか?
- もし席を外すことができない場合、スタッフの言葉遣いや態度に問題ないか?
応募者は、こちらが思ってもみない点を注意して見られています。
特に、一緒に働くことになるかもしれないスタッフのことに対しては、注意深く観察されています。
応募者にマイナスイメージを持たれないように、面接があることを全スタッフに共有するだけでなく、言葉遣いと態度にも気を付けるように伝えておくことが大切です。
面接担当者である皆さんが、せっかく身だしなみを整えて丁寧な対応を行っても、面接会場の雰囲気が悪ければ、応募者からの評価を下げてしまいますし、努力が水の泡になってしまいます。
「清掃」をメインに気を付けていくとクリアーできることなので、面接実施の際に参考になさってください!