
採用を担当されている皆さんは、年間の採用予算を基にして、日々の採用活動を行われていることだと思います。
企業様によって時期は異なると思いますが、翌年度の採用予算の作成を実施される際に、人事として必要な金額を経営陣に提示して承認をもらう必要がありますよね?
年間予算確定後に新規出店での大幅な採用増で追加での支出が認められるケースもあるでしょうが、基本的には期初に作成された予算の範囲内に収めなければいけません。
自分で自分の首を絞めないように、絶対的に必要な採用予算は確保するようにしましょう!
そのためには、具体的に必要な金額を分かりやすく算出することが大切です。
採用予算の算出方法
予算算出方法ですが、まずは翌年度に採用が必要な人員数を現場を管轄されている責任者に確認します。
この人数が確定しない限り予算算出ができませんので、何名が必要なのかは必ず出していただくようにしましょう。
次に前年度に掛かった費用の1名単価を算出します。
求人広告と人材紹介の両方を使っている場合は、それぞれで算出されると分かりやすいです。
年間の採用費用総額を採用人数で割ると、1名単価が算出できます。
次に、翌年度の採用予定数を求人広告と人材紹介に分類し、前年度の1名あたりの採用単価を掛けると、年間で必要な予算が算出できます。
このようにして具体的な数字を提示して予算確保を経営陣にお願いすることで、予算申請が通りやすくなります。
イレギュラー発生時には特に有効!
前年度よりも採用数が大幅に増える場合は、それに比例して予算を増額してもらえなければ、厳しい採用活動になってしまうことは、目に見えてますよね?
数値根拠があると納得性のある提案ができ、予算が希望通り確保できれば、採用を担当されている皆さんのストレスも軽減されるはずです。
また、これまできちんと考えたことがなかったという方も一度算出してみてください。
算出したことがないから方法がイマイチよく分からない・・・、という方は下記に記載している「WEBで相談する」よりお気軽にご質問ください。
一人当たりの採用費用がいくらかかっているのかを知っておくと、採用媒体や人材紹介の新規営業を受ける際の参考になりますよ!