
面接は誰でも緊張するもの。求職者の緊張をほぐす方法とは?
求職者が面接時に緊張しすぎておられるため、第一印象としての人物像やスキルは足りているけど、面接官の面接で不採用になることがあります。
求職者の緊張をうまくほぐす方法は何かありますか?という人事担当者の話を良く聞きます。
私自身もそうですが、転職活動の面接は非常に緊張するものです。
その中で、求職者と最初に顔を合わせる採用担当者の方が笑顔でなかったら、自分自身に対しての事前評価が低いのではないかと疑心暗鬼にかられてしまい、更に緊張感が増してしまいます。
そうならないために、まずは最初の応対時に笑顔でお声掛けいただくと、求職者の緊張を少しはほぐすことができます。
また、面接実施場所にお通しし、面接開始までの間にできることもたくさんあります。
いきなり面接を始めるのではなく、天気の話や世間話を質問形式でしてみるといった「アイスブレイク」をすると、その後の面接がスムーズに進みます。
質問は簡単なもので大丈夫です。
「歩いてお越しいただく間は寒くなかったですか?」とか「空調は入れてますが、寒くないですか?」といった感じで、簡単に答えられる内容にされると良いかと思います。
求職者が面接の時に緊張してしまう要因として、面接官に対して少しでも良く見られたいという思いをお持ちであることが多かれ少なかれあります。
内定をもらいたいからこそ面接に来られていますので、当然のことでもあります。
そういった方の緊張をほぐすのはなかなか難しいですが、私が実践していたこととして、面接で変に良く見せようとせずに、自分が思っていることをありのままで伝えて、その内容で判断してもらったらいいのではと伝えていました。
変に自分のありのままではない姿を作って入社してしまったら、入社後も作った自分を演じなければならず、しんどい思いをしなければならないためです。
この2点を実践していただくと、100%ではありませんが、求職者の気持ちを軽くすることができ、良い面接が実施できるのではないかと思います。