経験ゼロスタートOK!どんな方でも短期間で一人前に。新しい料理人の働き方
年齢も経験も問わない【大東企業オープンスクール】は、「料理の技術を習得しプロの職人になりたい」、「海外で活躍できる職人になりたい!」という夢や目標を持つ方を対象とした”開かれた料理学校”です。現場で活躍する一流の職人が講師となり、1人ひとりの成長をサポートしています。
コンセプトは「ゼロから新しい自分に、和食でグローバルへ」。
料理に少しだけ興味がある飲食未経験の方や、海外で働くために何をすればいいか分からない若手など、大東企業オープンスクールに参加することで、新しい自分を発見できます。料理への興味から、料理が好き!へ。そして料理への好きな気持ちが湧き上がってくる感覚。自己実現はそこから始まります。
国内、海外問わず板場で輝く職人へ。多くのスペシャリスト(板前)が在籍する同社の強みを最大限活かしたカリキュラムによって、入社3~5年で海外へ挑戦できる仕組みを作りました。
海外への挑戦が身近な理由
なぜ海外へ挑戦できる仕組みができたのか。それを紐解く鍵は大東企業株式会社の卒業生との関係性です!すでに独立し、海外に出店した多くの卒業生と頻繁に情報交換を行っています。そのため、常に海外の飲食業界におけるトレンドや情報をアップデートでき、海外で働くための情報やマインドセットなどを伝えています。
海外挑戦希望者に“最新状況”を伝えること。これが海外への挑戦が身近な理由であり、ポイントになっています。
■海外で活躍する先輩たちの今
大東企業株式会社で活躍する料理長は、海外勤務になれば、たちまち和食の高い調理技の評判が広がり、あちらこちらで引き抜きの話が上がります。会社としては有能な社員が退職することについてネガティブな印象があると思いきや「弊社出身の板前が世界各国で活躍してくれるのは本当に嬉しいこと」だと手放しで喜ばれています。
元北大路新宿の料理長・鈴木 文夫さんは香港の『懐石料理瑞兆』の料理長として、立ち上げから設計、人材確保、献立作成までを担い、1つ星ミシュラン受賞(2021年1月)を達成しました。
※紹介記事(大東企業株式会社HP「BLOG」より)
元北大路バンコク店副料理長の志牟田 邦彦さんは、その腕を買われシンガポールの日本料理店『旬水』で料理長として活躍中。現在も他店からのオファーが後を絶たないそうです。
※割烹 旬水のInstagram
そして、国内店の板前・料理長がInstagramで料理や調理風景などを発信。業界の未来を担う若手が中心になり、日本料理の魅力と料理人の“かっこ良い“手仕事を世界中の人々に視覚的に伝え、交流を深めています。
※北大路倶楽部 CREATIVE ITAMAEのInstagram
■若者の夢をバックアップ!【カウンター割烹】という新しい取組みもスタート
海外チャレンジへの意欲がある若者がいるにもかかわらず、2020年以降は、コロナ禍で海外での研修ができず、チャレンジ意欲がある若者が入社3~4年目で辞めるなど暗雲がたちこめました。
どうすればいいのか、会社全体が課題に直面していた頃、業界ではカウンター割烹が広まりつつありました。
同社で日本料理を学んだ若者が数人、カウンター割烹への転職が相次いだこともあり、「退職しなくていいように、うちに無いなら作ってしまおう」と参入を決定。
そしていよいよ2023年、バンコクにてカウンター割烹のオープンにこぎつけました。バンコクの店舗では「北大路倶楽部 CREATIVE ITAMAE」で考案したメニューを提供。海外を視野に積極的に情報交換を行う重要な役目を担う旗艦店となります。
日本での経験を活かし、他社に転職することなく海外に挑める環境を整え、グローバル人材の育成を目指します。
次のページでは、同社で活躍する若手料理人の山下さんと、山下さんに大きな影響を与えた大川料理長のインタビューを紹介します。