崩れる様子

こんにちは。社会保険労務士の小松です。
私は飲食店の店長こそ人事労務の知識を習得してほしい!!と思い活動を続けています。

その理由は・・・
人事労務の知識が飲食店の業績アップに確実につながるからです。

飲食店は現在厳しい状況に置かれていて店長は様々な対策を立てていますが、なかなか結果に表れず、どの飲食店でも努力をしています。
売り上げを上げるためにみなさん相当な努力をされているのです。

ところがそんな努力をしている一方で・・・
人事労務の知識がないために無駄な経費を使っていることを現場の店長さんはあまり知りません。

残業させるとその分の売り上げをアップさせる必要がある

私は飲食店の給与計算を代行しており、毎月各飲食店からアルバイトのタイムカードが集まってきます。

労働基準上では、1日8時間を越える勤務には、残業代が発生しますので、1日8時間の勤務を越えると、時給が1.25倍になります。

例えば、時給1000円のアルバイトスタッフが、8時間以降働くと、たった30分でも、残業代250円がかかってきます。
250円の利益を出そうとすると、1000円程度の売り上げは必要になってきますよね。

たった30分1人残業させただけで、1000円程度の売り上げをとらなければいけない。。。

それが1日に10人もいたら1日1万円の売り上げが1カ月間で30万円もの売り上げをアップさせなければいけないのです。

30万円もの売り上げをアップさせるのには相当な努力が必要です。

これを知っているかいないかだけで、「忙しいから少し長く働いてもらおう」という一律の判断ではなく、「忙しいけれど、コストを考えるとあがってもらおう」であったり、「やはり人手はほしいから、実働8時間以下の短いシフトのアルバイトさんにお願いしよう」といった判断ができるようになるのです。

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