(以下、プレスリリースより)
「食べるJAPAN」は、2019年の発足以来、国産品を食べることで地域を応援し、国産農林水産物の消費拡大を通じて、日本の食料自給率向上に貢献するという趣旨を掲げ、活動を進めてきました。この活動をさらに広げるため、服部 幸應先生(服部栄養専門学校)、片岡 護シェフ(一般社団法人ChefooDo会長)をはじめ、日本を代表する一流シェフ、食関係の有識者の皆様方のご協力を得て2021年に農林水産省後援事業 第一回「食べるJAPAN 美味アワード」を開催しました。
「食べるJAPAN 美味アワード」は、全国から応募された「食品」に対し、日本の一流シェフ、食関係の有識者が、食べるJAPAN 美味アワード審査委員会が定める「美味しさ」を基準に公平な審査を行い、基準を満たしたものを認定・褒賞するプロジェクトです。
ノミネートは2021年8月23日より開始いたします。「食べるJAPAN 美味アワード」WEBサイトのエントリーフォームよりお申し込みください。
目次
「食べるJAPAN 美味アワード2022」開催のお知らせ
コンセプトは ”未来につなげたい「美味しい」を発掘”
「美味アワード」という目に見え判りやすい「箔」がついた美味しさをもつ商品は、地域の生産者・中小食品製造業者・流通業者・生活者をつなぎ、「国内外における食分野での新たなビジネスの創出」「地方振興、地域活性化への波及」「消費者が“美味しい”商品を選択する基準」「国産農林水産物の消費拡大」に寄与する大きな可能性を秘めています。
そのため、審査基準に「味」「品質」に加え「地域食材・地域特性の活かし方」「SDGsへの取り組み」も入れている点も、「食べるJAPAN 美味アワード」の大きな特長です。
また「美味アワード」プロジェクトの大きな目的の一つとして、単に「美味しさ」を評価・認定するだけではなく、「シェフ」を中心とした「審査委員会」の評価コメントを直接出品者へフィードバックし、それを基に次なる「強い商品」開発につながるヒントをシェフと共に考える「フォロー体制」を備えていることがあります。
昨年度の初開催の受賞結果や受賞商品は、数多くのメディアから注目され、テレビ、新聞、WEBなどで取り上げていただきました。また企業は認定ロゴマークをPRに活用したり、審査結果のフィードバックを商品開発に役立てていただいているという言葉もいただきました。こうした流れを、さらに大きなものにして、地方の食と企業を活性化していくために、昨年度に続き本年度も開催することを決定いたしました。
「食べるJAPAN 美味アワード」プロジェクトにより、日本中の素晴らしい食材や食品が発掘・開発され、国内外に広まっていくことで、生産者だけでなく生活者も心豊かになる社会の実現に繋がるものと考えています。
開催概要
■名称
「食べるJAPAN 美味アワード2022」
■主催
「食べるJAPAN」美味アワード運営委員会(一般社団法人ChefooDo内)
■協力
一般財団法人電源地域振興センター、「居酒屋JAPAN」事務局、株式会社外食産業新聞社、国産株式会社、株式会社ホワイトナイト、株式会社インターウェア
■後援
農林水産省(予定)
■エントリー方法
「食べるJAPAN 美味アワード」WEBサイトのエントリーフォームよりお申し込みいただくか、「食べるJAPAN 美味アワード」協力会社経由でお申し込みください。
■エントリー募集期間
2021年8月23日(月)~ 2021年10月22日(金)
■エントリー対象カテゴリー
本開催より3部門に分けて審査を行います。
- 一次産品(水産品、畜産品、農産品等)部門
- 加工品部門
- 飲料部門(アルコール含)
■審査・選定基準(加点ポイント含む)
- 商品の美味しさ
- おもてなし要素
- トレンド性
- 新規性
- コストパフォーマンスの高さ
- HACCP等衛生管理対応など安心・安全への取り組み
- SDGsへの取り組み
- 国内外に伝えたくなる魅力
- 未来に残したい要素
■審査の流れ
エントリー→一次審査(書類・試食)→二次審査(試食)→評価・選定→結果通知
※エントリーされた商品は、すべて審査結果のフィードバックが行われます
※審査内容に関するご質問はお答えできません
■審査会(書類・試食審査)
2021年11月下旬~12月上旬(築地キッチンスタジオ)
■発表会
2022年1月19日・20日(池袋サンシャインシティ文化会館ビル)
■結果の通知
2022年1月下旬~発送予定
■エントリー費
一次審査エントリー費:2万円(税抜)
二次審査エントリー費:3万円(税抜)※一次審査通過者
■審査委員会
一次審査:審査委員(予定)
フードジャーナリスト、料理研究家、インフルエンサー
二次審査:審査委員(予定)
片岡 護シェフ、野﨑 洋光シェフ、服部 幸應先生、日髙 良実シェフ、脇屋 友詞シェフ(五十音順)
■参加特典
受賞品→認定ロゴマーク利用権、「食べるJAPAN」WEBサイトやソーシャルメディアでの掲載
未受賞含む全てのエントリー品→審査結果の書面でのフィードバック
※オプションで、シェフによるメニュー開発提案・シェフとの共同開発提案、食材はシェフ・飲食店への販路開拓支援、食品は国内外の小売店・専門店・通販市場などへの販路開拓支援を実施いたします。
■オンライン説明会
2021年9月上旬より複数回開催いたします。
■審査委員より
審査委員長:服部幸應先生
「日本全国には、まだまだ一般消費者に知られていない美味しい逸品が沢山存在しています。それらの食材や商品に込められた、生産者や事業者の想い、「より美味しいものを皆さんに届けたい」という声を受け止め、日本の食文化や日常の食卓を豊かにできるような食材や商品を発信できればと願います。」
審査委員:片岡 護シェフ
「日本全国の生産者や事業者にとって、厳しく激しい競争を勝ち抜いていくためは、しっかりと情報発信し一般消費者に受け入れてもらうことが必要です。「食べるJAPAN」では、ただ単に全国から寄せられる食材を、美味しい素晴らしいと評価し発信するのではなく、私達料理人が今後の展開や将来性も見据えながら、しっかりと食材や商品の価値や競争力を見立てさせてもらおうと考えています。私達の経験と知恵が未来を開くきっかけとなることを願っています。」
審査基準について 〜味・品質に加え、地域特性やSDGsへの取り組みも評価ポイントになる仕組み〜
「食べるJAPAN 美味アワード」の審査基準において「味」「品質」はもっとも重要なファクターです。ただ「食べるJAPAN 美味アワード」は「味」「品質」だけで評価するのではなく、「地域食材・地域特性の活かし方」「食品や企業の背景にあるストーリー」も基準として重視いたします。加えて、未来においても、子供たちが美味しい「食」を食べ続けられる社会となるように「SDGsが定めるゴールに対する取り組み」も審査基準に入れています。
参加企業のメリット 〜結果だけでなく、未来に繋がるフィードバックも重視〜
アワード受賞品には、認定ロゴマークが授与され、利用が可能となります。受賞のロゴマークは「食べるJAPAN 美味アワード」が目指す“環境や人にやさしく、地域をはじめとするそれぞれの特色を活かした美味しさ”を示すシンボルマークになると考えています。受賞品はロゴマークを利用することで、商品の認知向上や売上増加につながるといったメリットを受けることができます。また、未受賞品を含むすべての商品は、審査結果のフィードバックを受け取ることができます。受賞しない商品も、トップシェフ等の講評を受けられるため、既存品の改良や新商品開発に役立てることが可能です。
「食べるJAPAN 美味アワード」によって、全国各地の事業者が元気になり、いつまでも美味しいものを生活者に届けることができる力となれればと考えています。また、その結果、喜びの輪が広がることを願っております。
日本が誇る素晴らしい食であることが、国内外の食関係者や生活者に一目でわかるようロゴマークを策定いたしました。ロゴカラーはゴールドとブラックのカラーバリエーションを揃えています。受賞者は利用用途によって、カラーを使い分けることができます。
新たな取り組み:「居酒屋JAPAN」との連携
「食べるJAPAN 美味アワード2022」の授賞式は「居酒屋JAPAN(2022年1月19日、20日:池袋サンシャインシティ文化会館ビル)」のステージにて行います。また「居酒屋JAPAN」では「食べるJAPAN」ブースでの展示を含む連携を強化しています。この連携を行った主な理由は次の通りです。
- ノミネート企業様へのあらたな販路開拓機会
- コロナ禍で厳しい状況にある外食業界を盛り上げ、日本の食を支える
- 魅力あるノミネート商品・認定商品を、外食業界と連携し、メニュー化することにより、外食の魅力をさらに向上させる
「居酒屋JAPAN」事務局からのコメント
私たち居酒屋JAPANは、「~居酒屋の未来を創造する~居酒屋の居酒屋による居酒屋のための展示会」
をテーマに、「NPO法人 居酒屋甲子園」、「一般社団法人 日本居酒屋協会」、「NPO法人 繁盛店への道」、など居酒屋業界の発展のため取り組まれている団体や業界に特化した専門誌「日本外食新聞」とタッグを組むほか、全国の飲食勉強会や業界団体20団体にバックアップをいただき開催しております。
昨今の新型コロナウイルスの影響により、飲食業界全体を取り巻く厳しい状況が続いておりますが、「日本の復興は居酒屋から」をキーワードに、展示会から居酒屋を、居酒屋から日本を元気にしていくため取り組んでおります。
今回、「食べるJAPAN 美味アワード2022」と連携することで、ノミネートされた方の新たな販路拡大や魅力的な商材の発掘の場、来場される飲食店さんとの新たな出会いの場となることを期待しております。
昨年度のアワードについて
日本国内には、国内はもとより、海外でも評価されてしかるべき素晴らしい食品が多くあります。その一方、地域産品を中心として、まだまだ知られていない、発掘されていない食品が多く存在することも事実です。地域を含む日本全国に眠っている「美味しい」を発掘し、生活者に知ってもらい、食べてもらうきっかけになりたいという想いから、2020年秋に農林水産省後援事業「食べるJAPAN 美味アワード」を初開催しました。
第一回開催では、全国各地から142品のノミネートがあり、書類審査とともに、服部幸應委員長、片岡護シェフをはじめとする日本の料理界を牽引する一流シェフを中心にした15名の審査員のもと実食審査を行いました。
審査の結果、グランプリ1品、準グランプリ3品、特別賞・協賛賞7品の授賞商品を決定しました。グランプリは甲信食糧株式会社(山梨県)の「温泉ワインうなぎ蒲焼」。準グランプリには株式会社トーフミート(山口県)の「TOFUMEAT」、有限会社岡富商店(島根県)の「さば塩辛」、有限会社奥出雲薔薇園(島根県)のローズシロップが選ばれました。
認定商品は、通販・テレビショッピングやセレクトショップで取り上げられたり、美味アワード認定品として、国内外の展示会でも披露されました。
第一回「食べるJAPAN 美味アワード」の様子(映像)はこちらをご覧ください。
(参考)「地域の食材を有名シェフが発掘!食べるJAPANプロジェクトとは?」はこちらをご覧ください。
「食べるJAPAN」では「美味アワード」の他、全国の食企業の商品開発力・販売力・PR力を高めるためのオンラインサロンや販路開拓等、食に関する支援を幅広く行っております。