日本の伝統的な家庭料理といえばみなさんは何を思い浮かべますか?
私は、味噌汁を思い浮かべます。
世界の国々にも日本と同じように、家庭料理・郷土料理というものがあります。
しかし、それらはレストランで食べれられるようなポピュラーなものではなく、本当に家庭内のみで食べられています。
そういった料理を知るには実際に行ってみないことにはわかりません。
でも、そんなこと簡単にはできないので連載企画としてA~Zまでのアルファベットを頭文字に持つ世界の家庭料理・郷土料理をAから順番にご紹介していきます。
まずは、第1弾「A」です!
Ajoatao(アホアタオ)
スペインの家庭料理の定番のマッシュポテトです。
ジャガイモとニンニク、卵黄、オリーブ油、塩こしょうで味付けしてあり、日本のマッシュポテトに比べるとより滑らかです。
(http://carminaenlacocina.blogspot.jp/2015/03/ajoatao.html)
野菜やソーセージ、トーストなどにつけて食べます。
Aush(アーシュ)
アフガニスタンの家庭料理です。
麺料理で、日本のうどんに近い食べ物です。
しかし、ちょっと変わっているのは、ほうれん草をたっぷり入れ、トマト味のミートソースをかけ、さらに上からヨーグルトソースをかけます。
(https://mykabulkitchen.wordpress.com/tag/meatballs/)
美味しさは未知数ですが、うどんだと日本人にも馴染みがあるので食べてみたい気もします。
Ajillo(アヒージョ)
これは定番で食べたことがある人もいるかもしれません。
「アヒージョ」とはスペイン語で「ニンニク風味」という意味で、その名の通り熱したオリーブオイルとニンニクで具材を煮込んだ小皿料理(タパス)です。
(http://r.gnavi.co.jp/g722503/lunch/course/12/)
たっぷりニンニクが入っていますので、次の日の口臭には気を付けたいところ。
こちらはスペイン風居酒屋”バル”で食べることができますので、まだ食べたことがない人は一度食べてみてください(ただし、次の日が休みの夜に)。
Arroz con pato(アロス・コン・パト)
ペルーの郷土料理で、ピラフにアヒルの肉を添えた定食のようなものです。
(http://recetasdejulia.com/receta-de-arroz-con-pato/)
“Aross con” というのはスペイン語で「お米と一緒に」という意味で、”pato”がアヒルという意味です。
ピラフを、チキンスープや塩胡椒で味付けしたアヒルの肉と一緒に食べます。
アヒルは普通の鶏肉と同じような味なので、日本で作るならアヒルの代わりにスーパーで販売している鶏肉を使って作れます。
ただ、少し変わっているのは、ピラフを作るときは水ではなくビールを使います。この味はちょっと想像できませんが、噂によると美味しいらしいです。
Achik Chuchuk(アチク・チュチュ ク)
ウズベキスタンの非常にシンプルなサラダです。
水にさらさした薄切りの玉ねぎにざく切りのトマトを合わせて少量の塩で味付けします。
これで完成です!
(http://imfeelingood.ru/po-motivam-salata-achik-chuchuk/)
とても素朴な味で、日本の家庭でも簡単に作れます。
さっと作って是非ウズベキスタンの雰囲気を味わってください。
以上が第1弾「A」の世界の料理です!
次回は第2弾「B」です。お楽しみに!