
みなさんクイズです。
Q「果物の王様」といえば?これは答えられますね!
A.「ドリアン」です!
※その昔、ドリアンは国王が精力増強の為に食しており「王様の果物」と呼ばれていました。
それが由来となり、今日では「果物の王様」と呼ばれています。(諸説あります)
では、
Q.「果物の女王」は?
Q.「幻の果物」は?
Q.「仏の果物」は?
答えられますか?
まずは、「果物の女王」からご紹介します。
マンゴスチン
(http://tonyjsp.com/food/tropical/fruit-06.html)
名前はマンゴスチンですがマンゴーとは何の関係もありません!
東南アジア原産の果実です。
食べられるのは中の白い果肉の部分で、とても柔らかく繊細な甘みにさわやかな酸味が非常に上品な味を演出しています。
この上品な味が「果物の女王」と呼ばれる所以です。
(http://d.hatena.ne.jp/AYLI/20120605/1339236674)
熱帯の果物は日本であれば沖縄で栽培されますが、マンゴスチンは未だに日本では栽培に成功していません。
とても劣化しやすく、劣化すると果肉の透明感が増し黄色くなって美味しくなくなります。
このため、日本ではほとんどお目にかかることはありません。
冷凍やシロップ漬け缶詰では販売されているところもあるみたいですが、やはり生で食べたいところですね。
(http://thaimart.jp/?pid=25088361)
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%B3
ポポー
(http://matome.naver.jp/odai/2141163647140466601/2141164043044837703)
ポポーは北アメリカ東部原産の果物です。
果肉には強い香りとねっとりとした食感、強い甘みがあり、まるでプリンやアイスクリームのようだと言われます。
また、アメリカでは別名「アメリカン・カスタードアップル」とよばれており、かなり甘いことが想像できます。
(http://cookpad.com/articles/2947)
寒さにとても強く、また、病気や害虫にも強く無農薬栽培が可能なので日本のほとんどの地域で栽培が可能なので、明治時代には広く普及しましたが、熟すのが早く収穫時期も限られているので現在では栽培しているところはありません。
そのため、「幻の果実」と言われています。
しかし、近年、島根県美郷町比之宮地域で自生しているのが見つかりジェラートにして販売しているそうです。
(FAVVO島根)
日本でその地域しか食べることができないポポー!是非味わってみたいですね。
ブッシュカン(仏手柑)
(http://green-netbox.com/pe-zi/syouhin/9061.html)
インド東北部原産の果物で見た目がかなり異質です。
ブッシュカンを漢字で表すと「仏手柑」と書き、その字が示す通り、見た目から仏の手を連想することができるのでこの名前がつきました。
身が少ないので、生食には向いていませんが、砂糖漬けや乾燥させて漢方などに用いられます。
(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1248687812)
また、カボスやゆずと同じ仲間で柑橘系の香りがします。
観賞用として盆栽などにも使われたりしているようです。
名前からもわかりますが、とても縁起のいい果実なので庭に植えると「代々(橙)家が栄える」と言われています。
いかがでしたか?
どれもこれもかなり珍しい果物で、その異名に恥じないインパクトがあります。
どこにでも売っているわけではないのでお目にかかれる確率は低いですが、通販サイトなどでは取り扱っているようです。