皆さんはファストフードという言葉はご存知ですよね?

手軽に、安く、そして素早く(ファスト)食べれるファストフードは非常に身近で皆さん一度は食べたことがあるのではないでしょうか。

では、ファストカジュアルフードという言葉をご存知ですか?

例えば、最近日本に上陸したファストカジュアルチェーンの1つに4月29日に東京・ラフォーレ原宿にオープンした「グズマン・イー・ゴメズ」があります。

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Guzman y Gomez (GYG) JAPAN

ファストカジュアルとは、ファストフード店とファミレスの中間のような新業態で、特徴は以下の通りです。

  • 価格はファストフード以上、ファミレス以下
  • 新鮮で品質の高い食材(冷凍食品や、加工食品をほとんど使わない)
  • 手作り感のある料理
  • 厳選され、絞り込まれたメニュー
  • こだわりの店内
  • セルフサービスorセミ・セルフサービス

ファストカジュアルの発展

ファストカジュアルはアメリカで生まれた概念です。

アメリカの外食産業は1946~1964年に生まれた「ベビーブーマー」(約7800万人)や、その次の世代である「ジェネレーションX」(約4460万人)、「ジェネレーションY」(約7007万人)たちが生まれながらにして外食店が身近に存在しており、外食が非常に日常的な親しみやすいものとして捉えられていたために、これまで支えられ、成長してきました。

この、アメリカでの外食産業の成長が日本にも波及し、本来、内食文化である日本にも外食文化が拡まってきました。

しかし、2000年が近づいてきた頃にアメリカの外食産業は消費者マインドの変化、つまり「少し高くても安心で美味しいものを」という考え方により低迷を迎えます。

そこで新たに台頭した外食形態がファストカジュアルです。
ファストカジュアルには上記のような特徴があり、これが消費者にウケました。

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*アメリカにおけるファストフード(黄)とファストカジュアルフード(青)の売上高の推移

http://www.washingtonpost.com/blogs/wonkblog/wp/2015/02/02/the-chipotle-effect-why-america-is-obsessed-with-fast-casual-food/

日本への波及

もちろん、日本でのファストフードやその他の外食店の人気はまだまだ根強いので、すぐにファストカジュアルフードがファストフードに取って代わることはありませんが、徐々にこのアメリカでのファストカジュアルブームが昔の外食文化の拡がりのように日本にも波及してくる可能性は十分にあります。

日本でも、近年の食に対する安全性への疑問から「安全・安心」が叫ばれています。

このような中でファストカジュアルという概念が広まるのも時間の問題といえるでしょう。
実際に日本にもファストカジュアルチェーンがあります。

代表的で有名なのは「フレッシュネスバーガー」です。

注文を受けてから調理に取り掛かるため、いつでも出来たてのハンバーガーを食べることができます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA(http://matome.naver.jp/odai/2136159288863972201/2136159364864167903)

注文後その場で作ってくれ、食材は新鮮で、味も美味しく、値段もリーズナブルなファストカジュアルが日本人の中で当たり前になる日はそう遠くはないかもしれません。

(参考:The Motley Fool 「Fast Casual Continues to Dominate Restaurant Growth」)