
狭き日本社会での固定観念を脱ぎ捨てて、多様な人々と文化が生きる世界を舞台に、ひとときの旅行では得られない、生きた経験を積み上げることができるのが海外ワーク。
でも、海外で働きたい!海外で暮らしてみたい!とは思ってはいるものの、どうやって海外で働けばいい?今もコロナは安全?ビザはどうすれば?
そんな不安の声もたくさん聞きます。
そこでお伝えしたいのが、海外で働く最も安心で安全かつ効率的な方法のひとつとして、「日系法人の一員として海外赴任すること」です。
幅広いカフェやダイニングを手がけ、ハワイにも複数の飲食店を展開する株式会社ゼットンでは、海外で働きたい国内スタッフをインターンシップ制度で公募し、ハワイの店舗へ派遣。しっかりとしたサポートのなか、多数の若いスタッフたちが海外での経験を通して成長しています。
この海外インターンシップ制度を利用して、ハワイで1年間勤務した社員のお2人に、ハワイでの楽しかったこと、失敗したこと、日々の楽しみ方などをインタビューしました。
ハワイ勤務経験スタッフのインタビュー動画
ハワイでインターンシップ制度を利用して勤務していた西村 綾華さん(ホール)、中村 司さん(キッチン)のインタビューをダイジェスト動画でご覧いただけます。詳細を知りたい方は記事へ。
▼プロフィール
西村 綾華(にしむら あやか)さん
26歳・山口県出身。アパレル販売員からゼットンに転職し、正社員として勤務。インターンシップ制度を利用し、1年間ハワイのワイキキにある『HEAVENLY Island Lifestyle』で接客業務や運営業務に従事。現在は『アロハテーブル 横浜ベイクォーター』ホール担当。ハワイへの語学留学の経験者。中村 司(なかむら つかさ)さん
30歳・大阪府出身。コールセンター勤務を経て転職活動中、ゼットンの求人を見つける。実際に店舗を訪れ雰囲気の良さに入社を決意。アルバイト入社の半年後に正社員へ。インターンシップ制度で1年間、ワイキキの『Goofy Café & Dine』勤務。現在は『アロハテーブル 横浜ベイクォーター』キッチン担当。サーフィンが趣味で現在も湘南の海に通う。
ハワイでの仕事とくらし

入社当時は都内の『アロハテーブル』『アロハアミーゴ』にそれぞれ2年勤務していたんですが、入社したときからずっとハワイに「行きたいです」「行きたいです」と言っていました(笑)。インターンシップ制度の募集に手を挙げて、面接では自分の意思を一生懸命に伝えました。

大阪の『アロハアミーゴ心斎橋店』などで数年間勤務し、社内でハワイ研修の募集が出たときに応募して、インターンとしてハワイに行くことができました。

私が働いていた『HEAVENLY Island Lifestyle』では、日本人も多いですが、外国人も半分くらいいて、基本的にみんな明るいですね。せかせかしていなくて、みんなゆったりした雰囲気で、話しやすいです。

仲間思いといいますか、情に厚いといいますか、一緒に働いている仲間を大切にする人が多いです。

一緒に働いているスタッフとコミュニケーションを取りながら楽しく仕事をこなしていけるところです。また、お客様と会話が盛り上がったときが楽しいです。いちばん嬉しかったのは、お客様に「また来ます」と言われて本当にまた来ていただいた時です。

キッチン業務は一人では回らないので、社員もアルバイトも関係なく仲間同士でサポートしあってやり切ったとき。達成感とかチームワークが深まったなと感じました。また、新しいメニューや食材に触れたときに料理の理解が深まっていくのが楽しいです。

一番大変だったのは言葉(英語)です。お客様と会話をしているときに、上手く伝わらなくて違うオーダーを取って、怒らせてしまったことがあります。「どうしよう」と焦りましたし、落ち込みました…。

今回のインターンでの勤務が初めてのハワイだったので、やっぱり言語の壁がありました。自分自身が英語がすごくできる状態で行ったわけではないので、身振り手振りのボディランゲージを交えながらのコミュニケーションを取るのは大変でした。

失敗をそのままにせずに、一緒に働いているスタッフやマネージャーに、起こったことを伝えて、どうしたらよかったかを確認しました。そうすると徐々に失敗する回数も減って、上手くコミュニケーションが取れるようになり、自信がついてきました。

知っている単語でテンション高くしゃべる!というのと、キッチンの仕事は、日本も海外も同じで「やっている姿勢を見せたら、みんなが認めてくれる」というのはあるので、どんな些細な業務でもまず率先してやっていくことを心がけていました。

カフェに行ったり、サーフィンをしたり、海に行ってゆっくりして過ごしていました。旅行だと観光などで時間が詰め詰めだと思うんですが、時間を気にせず過ごせたのが良かったです。何をするというわけではないんですけれど、ぼーっと海を見ているだけで癒されました。

趣味がサーフィンなので、休日はほぼ毎日といっていいほど海に行って、2~3時間はサーフィンをしていました。
他には、ルームシェアのルームメイトの仲間たちとバーベキューをしたり、ショッピングをしたり、ご飯を食べに行ったりしていました。

週2回はお休みをいただいてリフレッシュしていました!

休日は日本でもハワイでも週に2日、月に8日間は必ずいただいていました。正直、飲食業に就くまでは、休みがなくて長時間労働が当たり前というようなイメージをもっていたんですが、いい意味で裏切られたなと思っています。

雰囲気がゆったりしていて、フレンドリーで話しやすくみんながウェルカムなところです!
おすすめは、ビーチでいうと『cromwell’s beach』です。小さいビーチですが、人が少なくてたまに一人のときとかもあって。とても静かでゆったりできるので、かなり穴場だと思います。

ハワイに行く前はすごく暑いイメージが強かったんですが、湿気が少ないからか、海から来る風がすごく気持ちがよくて、過ごしやすい環境がとてもよかったです。
海はどこに行ってもキレイですが、ゼットンのハワイ法人の代表と副代表に連れて行ってもらったダイヤモンドヘッドのふもとにあるサーフィンスポットがおすすめです。日本では味わえないような極上の波ですよ。

ハワイではスタッフとお客様がお互いにとてもフレンドリーで、「その服ステキですね」だとか食事に関係ないこともよく話します。日本でも、ハワイの雰囲気が好きな方がいらっしゃったら、よりフレンドリーで楽しい要素で接客できたらいいなと思います。ハワイ勤務の経験を活かして、日本の『アロハテーブル』をもっと盛り上げたいと思います!

まずは料理長としてトップに立ちたいです。料理長として経験と結果を得られたら、またハワイの店舗に戻りたいなと思っています。
それと日本にも今後、ハワイで僕が働いていた『Goofy Café & Dine』ができたなら、そこの料理長として働きたいとも思います。またもし出店があるなら、沖縄でも働いてみたいです!
会社について

自分がしたいことや挑戦したいことをしっかり聴いてくれるところ、それを応援してくれるところです。ただやりたいと言うだけではなく、実際に行動が伴っていることも大事だと思います。私はシフト作成などの管理業務をやりたかったので「やりたいです」と伝えたら、教えてもらえましたし、任せてもらえました。上司や幹部の方と1対1で話をする時間も定期的に作ってくれているので、そういったところも良いと思います。

部下の話に対して、どんな些細なことでも聞く耳を持って寄り添ってくれる上司の方たちが、とても多いと感じます。普段の仕事では直接関わり合いがない幹部の方も、距離感を感じさせないような歩み寄り方で気さくにお話できるので、そんな方たちが集まっているステキな会社だなと思います。
まとめ
中村 司さんは、飲食業界に入ったのが20代半ば。始めは周りに追いつくことに必死だったそうですが、恥をかく事など気にせず、体当たりでチャレンジしてきたそうです。西村 綾華さんは、ハワイでの日常生活を通して社会や文化面でも学びが多かったと語ります。
株式会社ゼットンでは、世界を舞台に活躍できる人材育成に向けて、ビザや住居、生活面など渡航に関わるあらゆる面をしっかりサポートしながら、ハワイで、そして世界で活躍したい方を、今後も積極的に応援していくとのこと。
「いつか海外で働いてみたい!」「海外勤務に興味がある!」
そんな方は二人のように、まずはそのワクワクする気持ちをぶつけてみませんか?
クックビズ総研
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飲食店をつくることで、街をつくり、人をつくる。海外でも躍進!風土は“つながり”─株式会社ゼットン 代表取締役社長 鈴木 伸典さん─
クックビズ総研
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