スタッフ6名が並んでいる様子


2020年7月に東急リゾートサービス、東急ステイ、東急ステイサービスが統合して、東急リゾーツ&ステイ株式会社は誕生しました。
古くは1960年代から別荘管理やゴルフ場運営を手がけ、1980年代にはスキー場や会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」の運営受託を開始。
1990年代には都市型ホテル「東急ステイ」を立ち上げ、現在、同社が全国各地で運営する施設のご利用者は、年間約400万人に上ります。

多彩な施設運営で、多様なお客様から高い評価を得る。様々な職種で活躍する従業員の働きがいを高める。などといった実績やノウハウも培ってきました。
その培ってきたものが、実際現場ではどのように活かされているのか、この先の未来を切り開いていく新卒入社の洋食一般調理職、K.Yさんにお話しをお伺いしました。

2年制の調理学校から新卒入社

──この会社を選んだ理由を教えてください
調理のお仕事を目指したのは、食べることが好きで、小さい頃からよくホテルのレストランやビュッフェに行っていたということもあり、ホテルの料理人になりたいと思っていました。

この会社を選んだのは、福利厚生がしっかりしているというところが一番かな。休日数も多く、残業時間はそんなにないということで、調理の業界では多分めずらしいのかなと思いました。

──入社前情報と入社後でギャップはありましたか?
調理の仕事のイメージは、朝から晩までずっと料理しっぱなしで、休憩もあんまりないのかなと思っていましたが、この会社は1時間の休憩がしっかりあり、昼は中抜けもあったので、それはよかったです。

──調理学校で学んだことは実践で活かせていますか?
学生の時はグループになって調理実習をしていて、みんながそれぞれ違う役割を持って、周りをみながら“自分ができることをやる”ということをやっていたので、それは仕事の現場でも活かされていると思います。
先輩の作業をみて、その間に自分ができることをやるというのを意識するようにしています。

あと、実務に入って最初に身に付いたこととしては、『返事』です(笑)
料理長が返事を大事にする人ということもあり、大きい声でしっかり元気な挨拶をすることが大事だということを、社会人になってすごく思いました。

──実践での日々の業務とは?
私は今、デザートを担当しています。コース料理の最後のデザートづくりや、ビュッフェのスイーツの盛り付けなど。
あと配属先のホテルではオープンキッチンでライブ調理をすることもあり、私はお客様の前でバームクーヘンを焼く担当をしています。

バームクーヘンの担当は、入社して少し経ってから携わるようになりましたが、入社1年目から、朝のビュッフェでお客様の前でオムレツをつくり、夜にはローストビーフを切り分けるなどしていました。

もちろん練習はしていましたが、「え、やっていいの!?」って感じ(笑)
入社して1年目でもすぐに実践をやらせてもらえるし、みんな平等にお客様の前に立てることはすごいと思います。

ブッフェのお料理

自分の実力を図れる機会もあり

──経験値がグッとあがりそうですね
みるみる成長します。個人差によると思いますけど、私は入社初日からオープンキッチンに立ったのですぐに慣れました。
もちろん最初は結構おどおどしました。しかもお客様と話をしながらということもありますので、最初は結構大変でしたが、おかげで度胸もつきました。

──レシピコンクールなど実力試しの機会などもあるようですね
自分の実力試しや、成長や経験値をあげる機会として、社内のレシピコンクールというのがあります。
「マグロ」や、デザートでは「米」などテーマがあり、私は「米」がテーマのデザートに挑戦しました。

レシピを考えて、写真撮りして、テーマを決めて書類を送る、という流れで審査を進めていきます。
レシピを考えている際、料理長含めスタッフ皆さんから優しく盛り付けなどについて教えてもらえることもありましたし、「これもう少し甘くした方がいいですか?」といった相談にも親身になってのってくれます。
本当に皆さん、厳しいけど優しい人ばかりで、それぞれの得意がある人にそれぞれの相談ができるのでとても勉強になります。

──厨房で日々の業務を通じて成長を感じることは?
若手のスタッフが経験を積むには、先輩などの仕事を手伝いながら覚えるか、自分から積極的に「これやりたいです!」と発言していくものだと思います。もちろんそれもありつつ、先輩が気を利かせて「この魚捌いてみるか?」とチャンスをくれて、学ばせてくれる機会も多くあります。

自分がやってみたいと思っていた以外のことに挑戦できるチャンスでもあり、自分が教えてもらいたいことだけでなく、幅広くいろんなことをやれる機会を与えてくれるので、本当に成長ができる場だと思います。

スタッフ2名がキッチンで談笑している様子

ひとりで悩まず相談しながらチカラをつけていける

──職場の雰囲気がとてもよさそうですね
職場の雰囲気は良い感じだと思います。これまでお話してきたとおり、上下関係がかなり厳しいということや、発言ができない、話しにくいということもないです。
もちろん上下関係はありますが、下から上に意見を言いやすい環境をつくっているように感じられます。
料理長からも「これどう思う?」などといった感じで意見を求められたりしながら、想いを発信できたり、コミュニケーションが取れる機会をつくってくれています。

──成長した自分の実力をどのように発揮していきたいですか?
今はデザートを任されていますが、まだコース料理のメニューを自分で考えたことがないので、いずれはコース料理に自分の考えたメニューを出していきたいと考えています。
これからも成長を続け、新しい人が入ってきたら自分がしてもらってきたように、親身になって教えていきたいと思います。

ブッフェのお料理

まとめ

自分は不器用で、すごく調理が苦手という意識や自覚があるというK.Yさん。表に立ってお客様に「美味しかったよ」「きれいな盛り付けだね」などとほめてもらえた時は、とても勇気がもらえ励みになって頑張ろうと思えるとのこと。
社内でも料理長に「上手になったね」などの声掛けをしてもらえるので、もっと頑張って自信をつけていこうと思えるとのことでした。

K.Yさんのお話を聞いて、東急リゾーツ&ステイ株式会社での調理現場は、成長ができる場であり、成長していこうと思える場であるということを感じました。
「え!?これやっていいの?」と、急でおどおどしてしまいそうではありますが、逆に、やりたいのにできない、やらせてもらえない、という環境より断然良いのではないでしょうか。
失敗をふまえて与えてもらう挑戦の機会でしょうから、恐れることなく積極的にチャレンジしながら成長できそうですね。

そんな良い環境で、実力をあげてきたみなさんが手がけている料理であることが、食べていただくお客様にも伝わり、高い評価にも繋がっているのだろうと感じました。

スタッフ6名が談笑している様子

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