
志望理由を聞かれたときは、数ある同業他社の中で、なぜその企業(お店)を選んだのかを、自分の言葉で具体的に説明します。
併せて、「自分の経験や能力を活かして貢献したい」ということを、熱意を持って伝えることが重要です。
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ではポイントをみていきましょう!
目次
飲食企業への志望理由は、「お客様として来店した感想」もまじえて伝える!
希望する飲食企業(飲食店)について、どんなお店でどんな料理を提供しているかは、最低限知っておきたいところ。
面接前にはかならず、お店に食べにいきましょう。
実際にお客様としてその飲食店に足をはこび、お店の雰囲気や味を体験することで、そのお店の魅力や、自分がそのお店でどう貢献できるかを、面接時に実感のこもった言葉で伝えることができます。
また自分がそこで働くことをイメージしてみることも、入社後の「こんなはずじゃなかった」を防いで転職活動を成功させるために非常に大切です。
お店の感想を伝える回答例その1
「御社が手がける『●●●●●●』というレストランに食べに行った際、非常にサービスが丁寧で、スタッフの皆さんの笑顔が印象的でした。ぜひ自分もこのお店で、お客様を笑顔でおもてなししたいと感じ、御社の求人を拝見してこれはチャンスだと思い、応募いたしました」
お店の感想を伝える回答例その2
「御社が手がける『●●●●●●』というお店が家の近所にあり、味や雰囲気が好きで以前からよく利用しておりました。このたび求人を出されていることを知り、改めてひとつひとつのメニューにこだわりを持っているところや、現場での裁量権の大きさに惹かれました」
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応募した飲食企業に対して、学ぶ姿勢をアピールする!
飲食業界未経験だったり、調理師専門学校を卒業したばかりだと、今後に活かせる経験を語れないのがネックと感じていませんか?
だったら、経験のなさを補うために、あなたが今している努力や、今後どのように自分で学んでいこうと考えているかを伝え、熱意や意欲をアピールしましょう。
もちろん経験者も、成長する意欲をアピールすることは大事です。
学ぶ姿勢をアピールする回答例その1
「小さいころから料理が好きで、3年間調理師専門学校に通い基礎から学びました。また、現場を知るために居酒屋の厨房でアルバイトを2年間続けています。友人からこちらのお店を美味しいと勧められ、食べに来たとき、お料理がすごく美味しく、自分もこの味を覚えたいと思いました」
学ぶ姿勢をアピールする回答例その2
「前職は服飾雑貨の販売で、飲食業界は未経験ですが、将来、雑貨とカフェのお店を開きたいという夢を持っております。前職を通して培った接客スキルを活かし、御社で店舗運営ノウハウを身につけたいと思います」
将来自分はこうなりたい!という目標をしっかり伝える!
採用担当者は志望動機を通して、あなたの熱意や意欲を見たいと思っています。
その企業(お店)で働くことにより、こんなことがやりたいという将来の夢や目標を具体的に伝えることも有効です。
目標を伝える回答例
「実家が飲食店を経営しており、自分もいつかお店を持ちたいと考えております。御社でなら、調理や接客はもちろん、売上管理や食材の仕入れ、スタッフ教育など、トータルに経験を積めると思い応募しました」
結論「なぜその企業でないといけないのか」を具体的に、自分の言葉で伝える!
採用担当者が面接で志望動機を聞く理由は、大きく分けて下記の2つを確かめるためです。
- その飲食企業への志望意欲が、どのくらい大きいものなのか?
- その飲食企業であなたのやりたいことと、飲食企業が求めるものがマッチしているか?
面接に受かるためだけではなく、満足のいく転職を実現させるためにも、志望理由を考えることは重要です。
履歴書に書く場合も多いと思いますが、面接では、限られたスペースで書ききれないことを具体例を交えてアピールするチャンスととらえましょう。
履歴書を書く際に、面接でどう説明するかをイメージしておくとよいですね。