マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツの資産をご存知ですか?
彼の資産は7兆円を突破したとも言われています。また、ソフトバンクの孫正義は資産2兆円と推定されているとか。
「今の時代、億万長者はIT関連企業の社長ばっかりだ!!」と思ってはいませんか?
もちろん彼らには及びませんが、世界には何億!何百億!の資産を持ったシェフ達がいます。
今回、そんなシェフの中から5人紹介したいと思います。
※1ドル=120円
リディア・バスティアニッチ
http://www.felidia-nyc.com/about-us/
推定資産:375万ドル(4億5000万円)
アメリカのシェフ、作家、レストラン経営者
12歳のときにイストリア半島から家族でアメリカに移り住んできました。
現在は息子のジョセフと一緒にニューヨークにあるFelidiaとBeccoというレストランの共同経営者をやっています。
http://www.felidia-nyc.com/about-us/
また、Lidia’sというレストランをカンザスとピッツバーグに所有しています。
彼女はレストラン経営だけでなく、「Lidia’s Italian America Kitchen」 や「 Italian Table」という本をアメリカ、オーストラリア、カナダ、日本でも販売しています。
マイケル・チャレロ
http://www.napastyle.com/about-michael-chiarello/michael-chiarello-bio
推定純資産:1900万ドル(22億8000万円)
イタリア系アメリカ人
アメリカの料理専門学校を卒業してホスピタリティマネジメントを学ぶためにフロリダ国際大学で学士号を取得します。
その後、グランドベイホテルを開業し、1985年にフード&ワインマガジンでその年のベストシェフに選ばれました。
マイケルはイタリア色の強いカリフォルニア料理を得意としています。
料理人としてだけではなく、フードネットワーク(アメリカの衛星放送チャンネル)で「Easy Entertaining with Michael Chiarello」というクッキングショーも主催していました。
Napastyleという彼の店は、オリジナル調味料、調理器具や家具を販売しています。
http://www.napastyle.com/wood-cut-riser.html
チャーリー・エアーズ
http://en.wikipedia.org/wiki/Charlie_Ayers
推定純資産:4620万ドル(55億4400万円)
元グーグルのシェフでgoogleの食環境に多大な影響を与えた人物として知られています。
ヒルトンホテルのシェフとして自身のキャリアをスタートしたチャーリーは、その後カリフォルニア州に移り住みGrateful Dead (アメリカの有名バンド)の専属シェフとして料理をつくっていました。
1999年11月に開催されたCook-offという料理コンテストに出演したことでグーグルからオファーがかかりグーグルのシェフとなりました。(当時グーグルの社員数は45人程度)
グーグルはシェフにもストックオプション(新株予約権)を与えており、チャーリーはグーグルで働く間に4万株を取得しています。
2005年にグーグルを離れた彼は自身初の料理本「Food 2.0 : Secrets From The Chef Who Fed Google」を2008年に発売し、その1年後自身のレストランを開業しました。
ポール・ボキューズ
http://www.bocuse.fr/photos.aspx?idcategorie=8
推定純資産:1億8500万ドル(222億円)
フランスのシェフ
フランスにおいて、非常に質の高いレストランを数件所有しています。
それまで地味だったフランス料理の盛り付けを根底から変えて新たなフランス料理の時代をつくりあげ「ヌーヴェル・キュイジーヌ」(素材の味を生かし、薄味で、盛り付け方を意識したフランス料理)の先駆者となりました。
(1970年代以前のフランス料理とヌーヴエル・キュイジーヌの比較写真)
リヨン近郊にミシュランで3つ星の称号を獲得した「ポール・ボキューズ」でオーナーシェフを務めています。
日本にも出店しています。
http://www.paulbocuse.jp/daimarutokyo/space.html
フランス国家最優秀職人(料理・レストラン部門)、フランス国家功労賞など、数々の賞・勲章を受賞しているフランスを代表するシェフの一人です。
アラン・ウォン
http://www.hawaii-arukikata.com/adv/alanwongs.html
推定純資産:11億ドル(1320億円)
東京生まれ
母:日本人 父:ハワイと中国のハーフ
日本とハワイの数々のレストランで働き料理の腕を磨きました。
ハワイの独特な民族料理と世界中のキュイジーヌ(料理)を調和させる「ハワイアン・リージョナル・キニュジーヌ」を仲間たちと確立させ、ハワイにハワイアン・リージョナル・キュイジーヌを味わえるレストランを数件所有しています。
1996年に大西洋のベストシェフに送られるジェームズ・ビアード賞を受賞し、2001年にはサンテ誌のその年のベストシェフを受賞し、さらに、同年、アメリカのグルメマガジンにおいてアメリカのベストレストラン50で第6位にランクインしました。
また、2009年にはホワイトハウスの議会とその家族で行われる年の恒例行事のピクニックで、オバマ大統領のためにルアウ(ハワイの伝統的な宴)を提供しました。
また、チャリティーにも積極的で、チャリティ本である「The New Cuisine of Hawaii and was sold for charity」を出版しています。
いかがでしたでしょうか?
ビル・ゲイツや孫正義には敵いませんが、それでも凄くリッチです。
皆さんも是非、日本人リッチシェフを目指してください。