オリジン東秀株式会社 荻野さん


「オリジン東秀株式会社」は、関東・関西を中心にロードサイドやショッピングセンター内で『キッチンオリジン』『オリジンデリカ』といったお弁当・お惣菜のお店を470店舗以上展開している会社です。
また、1966年の創業時は中華業態から始まっており、時代に沿って形を変えブランドを引き継ぎながら、現在も『れんげ食堂Toshu』として約60店舗の中華料理店を展開。創業業態も継続して運営を続けています。

それらの情報だけでも、十分に安定感がある企業であることがわかりますが、荻野さんはさらにどんなところが安定のポイントになったのか。また、これまでどのような経験をしてきて、なぜ安定の最優先にこだわるのか…、さっそくお話をお伺いしてみましょう。

“なんとなく”ではなく明確に求めていた「安定」

──以前はどのようなことをされていましたか?
私は大学1年の時から、アルバイトをしながらプロボクサーとしてリングにあがっていました。
その時のアルバイト先がコンビニのFC店を展開している会社で、その会社はスポンサーのような形で私のボクシングを応援してくれていました。

プロボクサーとしては、最初に強い人と対戦して勝ち、そのままいけると思って続けていましたが、結果は負けてばかりでした…。

大学卒業後も1年間、コンビニで店長をやりながらボクシングを続けていましたが、限界を感じて挫折し、就職。
通信会社に入社して営業をしていました。

通信会社に入社した動機としては、スーツで仕事をしてみたかったということと、年功序列は一切なく、数字さえ出せば出世ができるような仕組みの会社だったので。

──そこから転職しようと思ったのはなぜですか?
通信会社で働いていて、不安定さのようなものを感じるようになりました。
それで転職をすることに。

その不安定感は的中し、通信会社も、さらにコンビニでアルバイトをしていた時の会社も、事業撤退や倒産などに陥っていました。

そういったこともあって、転職先としては、安定した会社を探していました。

──オリジン東秀株式会社は、どこに安定の魅力を感じましたか?
転職先を探すにあたって、私が一番優先していたことは、財務体質でした。
なので、オリジンを選んだポイントは、財務体質がかなり安定している会社だと思ったからです。
そのうえイオングループということで、もし万が一、会社になにかあった場合でも、グループであれば安心だろうという思いもありました。

実は、オリジンを選んだ理由はそれだけではなく、少子高齢化という現代において『健康』をテーマにしている会社であるところと、やはり自社ブランドがあるというところですね。コンビニ事業をしていた会社はFC店でしたし、通信会社も大手キャリアのものを扱っていましたので。
この4つに魅力を感じ、入社を決めました。

惣菜を陳列する荻野さん

仕事を通じてのやりがいやモチベーションもしっかり持てる

──安定性は感じられそうですが業務面についてはいかがですか?
2014年に入社して、現在は営業マネージャーといった仕事も任されています。入社直後は店舗業務で、調理、陳列、会計業務に従事していました。

店舗業務のなかでも、店頭に陳列した惣菜などの売れ行きを見ながら調理して追加することや、売れ筋商品を下段の一番売れるところにボリューム陳列するなどして、工夫をしていくことができるのは面白さの一つ。POPの置き場所ひとつで売上が変わったりもします。そしてその結果は如実にあらわれるので、やりがいも感じられました。

──今後もやりがいや安定性を感じながら仕事ができそうですか?
そうですね。入社してからずっと安定性は感じられていますし、管理の仕事が中心になってくるとまた違った面でのやりがいなどもでてきます。
マネジメントという点では例えば、育成中の社員から「いままでで一番成長できた」「仕事の楽しさがわかった」といってもらえることがあるので、今はそれらが一番のモチベーションになっています。

これからもこの安定した基盤のうえで、経営幹部を目指し邁進していきたいと思っています。
その道は、みんなに開かれていますから。

荻野さんと店舗スタッフがお話しされている様子

まとめ

財務体質をしっかり確認し、他にも共感できることがあって同社に転職したという荻野さん。
これまで事業撤退や倒産などを身近に感じてきたとのことですので、慎重に安定を求めての転職というのも頷けます。

同社は、お惣菜・お弁当の中食業態「オリジン」ブランドを470店舗以上、1966年の創業業態である中華ブランドを約60店舗、直営で展開する体力があります。
イオングループの安心感がありながら、企業単体として自己資本比率70%を超える、健全な財務体質で経営をおこなっている会社ですので、経営基盤はまさに『安定感抜群』。

「入社してみて、財務体質が安定していることを実感することができて、コロナ禍で業績がすごく落ち込んだ時もあったけど、全然耐えられるのがわかった。あと10年この(コロナ禍の)状態が続いたとしても耐えられる会社だろうとさえ思った。そういうところをふくめ、この会社を選んでよかったなと思う。」
インタビューの最後に荻野さんにいただいた、こちらのお話がとても印象的でした。

キッチンオリジン店舗外観

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