
住む人も働く人も行き交う池袋。不動産会社が情報発信する「住みたい街ランキング」や「全国人気の街ランキング」などで、上位にランクインすることも多い活気あふれる街です。
そんな池袋で、地域住民からオフィスワーカーまで幅広い層から支持されるイタリアンがあると聞いてやってきたのが、「Trattoria&Pizzeria LOGIC 池袋」。ショッピングモール「WACCA IKEBUKURO(ワッカ イケブクロ)」内にあるお店です。
運営しているのは株式会社オーイズミフーズ。東証上場のオーイズミグループの中で飲食事業を担っており、居酒屋部門「くいもの屋 わん」をはじめ、現在50業態320店舗を運営する企業です。
今回、お店の魅力づくりや運営方針について、店長の杉村 奔(すぎむら たける)さんにお聞きしてきました。(取材:2025年3月)
お客様のご要望には限りなく応えたい。個室では思い思いに使っていただけるよう配慮
──どんなコンセプトのお店ですか
「Trattoria&Pizzeria LOGIC 池袋」は、カジュアルなイタリアンをご提供する店です。石釜で焼く本格ピッツァが人気で、おかげさまで大変ご好評をいただいています。
メニューとしては、ピッツァ、パスタ、メイン料理を自由に選べるプランや、熟成肉をメインにした飲み放題付きプランなど、幅広いニーズに応えています。

ウッド調のカジュアルな店内。「Trattoria&Pizzeria LOGIC 池袋」
──お子様連れのママ友の集まりから、ビジネスシーンまで支持されているそうですね
注力していることは個室でしょうか。それぞれのシーンに合わせて柔軟に対応をしています。
例えば、お客様のご希望に応じたテーブルや椅子の配置であったり、並べ方にいたるまでカスタマイズさせていただきます。固定した椅子やテーブルが少なく、比較的、ご要望に添いやすい店の造りになっているからだとは思いますね。
──お客様の意向に沿ってカスタムしていただけるのはありがたいです。ほかには?
あと親子連れの場合、ベビーカーのまま入口から個室まで入ることができます。お子様連れの方は個室をお使いになることが多いですしね。後はお子様用のカトラリーなど、割れないキッズ向けの食器などもご用意しています。
──料理もイタリアのピッツァ世界選手権で優勝した庄司淳一氏監修のピッツァが食べられるそうですね。
イタリア料理が好きな方は多いと思います。お子様連れのママ友の集まりでも「手作りの美味しいものがちゃんと食べられるお店」で、そのうえ「子ども連れでも利用しやすいお店」があったら、やっぱり喜ばれると思います。ピザは窯焼きで、料理もメニューづくりから、かなりこだわっています。
団体様用のグランドメニューももちろんありますが、それ以外にも当店オリジナルのおすすめメニューも数品ご用意していて、いつ来ても新鮮な食事を楽しんでいただきたいと、そこはもう本当にシェフが試行錯誤して試作を重ねて作ってるんですよ。
インターネットでの予約は細心の注意をはらって万全な体制でお迎え
──料理人の方の”お客様を楽しませたい”という気持ちが伝わってきます。ほかに工夫されていることは?
そのほかに注力していることでいえば、インターネットでのPRです。
広めの店ですが5階にあるので、ふらっと立ち寄るような店じゃないんですよ。だからネットでのPRやご予約が重要です。
オープンして10年ほどですが、会社の方針もあり、ネット予約は多くいただけるようになってきてはいるんですけれども、なかなか難しい部分もあります。
──効果的なインターネットのPR・予約は、どの店も頭を悩ませていると思います。気を付けていることはありますか。
電話と違い、ネットはリアルタイムでのコミュニケーションではないので、再確認しなければいけないことも多々あります。だから確認作業は、かなり気を付けて行っています。
例えば、予約の時点で個室が埋まっていて、別のお席で予約されているのに「個室希望」と書かれていたり。ほんの一例ですがありがちな例です。だからお客様の意向を1つ1つ丁寧に確認することを心がけています。
──ネットでの連絡は行き違いも多そうです。クレームについて心がけていることはありますか
基本的にクレームになる要因って、まず第一印象からだと思っているんです。第一印象で「ん?」って違和感を持たせてしまったら、もうそこから先は「あら探し」になりがちです。些細なことでも、どんどん、どんどんマイナス評価されていき、結果、クレームに繋がるものだと思っています。
だから、最初の対応はかなり気を付けますね。あとは細かい話になりますが、どんなに忙しい時でも、お客様の目の前でする仕事、例えばメニューのご説明であったり、配膳などは、ゆったりと行うように心がけています。この部分を急いでしまうと、お客様にとって良い印象にはならないと思っています。
──ほかに工夫していることはありますか
ネットでPRや集客をしていますが、運用は業者に任せることにしています。写真の見せ方など、店内の配置をちょっと変えて撮影していただくだけで、目に見えて予約数が変わってきたりするので、やっぱりプロだなと思います。PR用の撮影ですと、実際にテーブルがその配置だったらオペレーション的には邪魔だけれど…と思うこともありますが、そこはプロの意向に沿います(笑)。
ほかにも集客方法のアドバイスは積極的にもらい、良いなと思ったものは、本社の許可を得ながら、できることはどんどんやってみます。頑なに拒否するということはありませんね。
仕事はできることから任せていく。忙しい時や辛い時でも人間関係が良ければ乗り越えられる
──良いお店作りにはチームワークも大事だと思いますが、スタッフのモチベーションを高めるために、どのように指導していますか?
積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
「昨日のドラマ見た?」なんて話は、僕はあんまりしないんですけど(笑)。アルバイト同士も仲がいいんです。今度、大学4年生たちが卒業するので「送迎会をこの店でする」って言ってくれてます。ありがたいですね。卒業以外で辞める人はほぼなく、みんな残ってくれています。
やっぱり人間関係ですよね。仕事が大変だったり辛くても人間関係で、そこを補っていくことはできますけど、仕事が楽しくても人間関係が良くなかったら、なかなか続かないですもんね。
──アルバイトの育成で心がけていることはありますか
やっぱり世代的や感覚的な違いはあったりすると思うのですが、かといって、頭ごなしに怒るのも、柄じゃないですし、お互い疲れますよね。
同じように指導しても、できる人はやっぱりすぐにできるし、そうでない人もいます。その人によって差があるので、私は個々のレベル・適性に応じた業務を任せていくようにしています。
例えば、ホールでも、接客、ドリンク作りなど、細かく担当があるので、全部一度にこなせなくても、まずは適性に合わせて成長してくれればいいと思っています。
──オーイズミフーズで働くことの魅力はなんですか?
店舗ごとに裁量権をいろいろ持たせてくれているところですね。ランチのメニューは結構好きにトライさせていただいています。もちろんレシピの提出は必要ですが、ある程度、私に任せていただき、自由度高く行えるので、そういった意味では仕事がやりやすいと思っています。
あとは休みもちゃんと取れるし、周りの店舗間でのヘルプもしっかりあるので、働きやすいですよ。
編集後記
親子連れからオフィスワーカーまで幅広い層から支持される「Trattoria&Pizzeria LOGIC 池袋」。お店や個室のご利用については、店舗の造りなどのハード面や、飲食業界の慢性的な人手不足の影響で、ご来店いただくお客様側がお店のルールに合わせることもあります。
が、そんな中、「 LOGIC 池袋」では、お客様の意向にできるかぎり合わせる対応で、店の真摯な姿勢が幅広い層のファンを獲得する所以なのだと感じ入った取材でした。
お客様が心地よく過ごせるように、そして働くアルバイトの方が、自分のペースで成長できるようにサポートしている店長・杉村さんの配慮・導き方が心に残りました。





