互いに助けあう社風と、それにより根付いた社員の人柄の良さで、地域に寄り添った運営を続けてきた株式会社モスストアカンパニーが運営する『モスバーガー』。1人のチカラだけでなく、チームとしてみんなで力を合わせてお店を作りあげるというのが、全国約200店舗を展開する同社の強みとなっています。
今回は「店長」のライフスタイルについて、密着取材をさせていただきました。ご協力いただいたのは、西船橋北口店・イオン市川妙典店、両店の店長(統括)を務める江澤 啓介さん。
この記事では、実際の仕事内容や店長としての考え方のほかに、プライベートの過ごし方を紹介。【モスバーガーで働くということ】にフォーカスしていきます。
江澤さんのご紹介&今回記事のポイント
▼プロフィール
江澤 啓介(えざわ けいすけ)さん/34歳
西船橋北口店・イオン市川妙典店の店長(統括)を務める。千葉県内に住居を構え、妻・子ども3人と5人暮らし。
モスバーガーではアルバイト経験6年、正社員として入社し10年目を迎える。
前職は通信販売の営業職として勤務し、その間「本当に自分の売りたい物は何か?」と自問自答していたところ、初めて食べたモスバーガーの味の記憶が蘇り、「これを売りたい!」と一念発起し、転職を決意。
アルバイトとして6年間過ごした時に感じた社員の仕事に対する丁寧さや真摯さ、雰囲気の良さはそのままで、やはり自分の肌身に合っていると改めて感じながら活躍中。
記事のポイント
■職場での1日
店長としての仕事とは。江澤さんの運営への考え方や行動についてご紹介。店舗運営について最も重要なのはキャストとのチームワーク。通常運営に参加しながらも裏方に徹する店長のスタイルは、どのモスバーガー店舗でも同様とのこと。
■協力体制とチームワークで、無理のない働き方を実現
お店の長となる店長ですが、だからといって終日店舗に縛られる必要はまったくありません。自分だけを犠牲にしない働き方に注目。
■充実したプライベートも確保
家族との時間や仕事への活力を確保するため、重要なポイントとなるプライベートの過ごし方。普段では触れることのないある1日に密着しました。
1日の流れ
家族に「いってきます!」と言った後にマイカーで出勤します。
自宅から勤務地の一つである西船橋北口店までは下道で2時間程。さすがに毎日そこまでの時間はかけられないので、基本的には高速道路を利用して通勤しています。約50分ほどで職場に到着。
■勤務先である西船橋北口店に到着!
職場についたらまず、入店時チェックから入ります。ゴミがないか、破損がないか、お客様目線でお店の顔を確認。
その後は、お店宛てに届いたメールのチェックや、キャスト達に何か変わったことがないかの確認をします。
■店舗運営開始!
店長としての具体的な仕事内容は大きく分けて3つ。
・キャストの業務熟練度を確認する「キャストの教育」
・実際に提供されている商品や在庫を確認する「商品管理、在庫管理」
・近況の売上推移の確認や対策などを施行する「売上管理」
この役職において一番気を付けているポイントは、自分が考えていることや、意思・正直な気持ちを伝え続けること。これはさまざまな経験から意識づけたものです。
店長というのはお店の指標となる存在であること、共に働くキャストとの人間関係が、円滑な店舗マネジメントの大きな要因であること、を念頭に常にこの考えを実行しています。
■店長はお店の中心。何よりもチームのことを想って指導
チーム作りとして、まず初めに、私と交わした2つの約束事を守ってもらいます。
1つ目は、「キャストさん同士で評価をし合わない」こと。
新人さんでも長年勤務していただいている方でも、キャストとしてはみな対等です。評価できるのは、あくまでも店長かお客様だけであるとお伝えしています。
2つ目は、「仕事を選ばない」こと。
身体的な理由などで困難な業務があれば出来る方にお任せしますが、その際も任せる側は当たり前のことと思わず、感謝を伝えるようにしていただいています。共に働く上で、私たちは持ちつ持たれつの関係であるからです。
このように店舗での人間関係やチームワークを何よりも重視し、そして規律を乱さないことを意識しながら運営しています。
早い日は、18時に勤務終了することも。
店長だからといって常に店舗を1人で管理しなければならないわけではなく、副店長や時間帯責任者をはじめ、安心してお店を任せられるキャストがいれば、自分自身のシフトはある程度柔軟に組むことができるんです。
不在時のキャストの状況は、もちろんあとから報告を受けて、問題があれば解決します。
私自身も含め、希望する働き方や休みがあるのならば、そこで働くキャスト全員でサポートしあって要望を叶えることができる職場です。
お店を出たら、またマイカーで帰路につきます。
帰宅後はタイミングが合えば、子どもをお風呂に入れたりします。まだ小さいので貴重な時間になっています。
その後は、好奇心旺盛な子どもたちと遊びますので、仕事よりも大変な瞬間が多々ありますね(笑)。
子どもたちの就寝後は、自分の時間を楽しむ番。
趣味のPCゲームであったり、友人や会社の方々とオンラインでつなぎお話をしながら遊んだりしています!
プライベートを充実させ息抜きをするのは、良い仕事をする上で不可欠ですね。モスバーガーではこういった時間も十分に確保できます。
実は私の家族はモスバーガー一家で、私の母や妹、妹の旦那さんまで、みんなモスバーガーで働いているんです(笑)。実家の近くにある店舗で高校生の頃からバイトしていたことがきっかけですが、家族の理解度もすごく高いですし、ずっと私たちの身近にあるブランドですね。
江澤店長からメッセージ
この仕事でやりがいを感じる瞬間は、2つあります。
1つ目は、自分が所属している店舗のキャストがお客様に褒められた時。
2つ目は、若い世代が自分たちを追い抜こうと一生懸命になっている時です。
お客様に褒められた時は、全員にそのことを伝えるようにしていますし、一生懸命さを肌身で感じた時は、これからのモスバーガーを作り上げることに貢献できていると思います。
モスバーガーは仕事に真摯な姿を評価し、やりたいことをやらせてくれて、その後のサポートや結果も共に精査してくれる社風だと思います。働く方は穏やかな方が多いですが、仕事に対して真摯的で、お店を良くしようとする心はアツいものを持っています!
会社を通して人として成長できますし、出来る限り自己実現のサポートをしてくれるところが一番の魅力だと思います。
労働環境においても同じ。
私自身やスタッフのお休みやシフト調整など、協力体制で希望通りの休日を実現できます。店舗によって人員不足になりがちな時期がありますが、休暇が取りにくい場合にも近隣の社員やキャストがヘルプに入ってくださいます。
仕事ですので、大変なことが全くないとはいえません。
ですが、モスバーガーで働くキャストたちは誰しもが同じ道を通り、同じ経験をしてきた方ばかりですので、どんな悩みや気持ちでも分かち合うことができると思います。具体的なサポート体制もありますし、ゆくゆくは店長やSVとして自立に向かえる会社です!
もちろん、その先にやりたいことが見つかったなら、会社は最後まで応援してくれますよ。
私自身も今まさに独立に向けて、具体的な話を進めている最中です。
同じ志を持ったまだ見ぬモスの仲間を、心よりお待ちしております!
<動画もございますので、ぜひご覧ください>
まとめ
今回は、モスバーガー店長の仕事からプライベートまで1日密着させていただきました。
店長という役職はずっとお店を管理する役割というイメージがありますが、チームワーク次第で柔軟にシフト調整できるというのは新発見です。
江澤さんのお宅へお伺いすると、家族総出で出迎えてくださり、お食事までいただいてしまいました(笑)。江澤さんのお母様や妹さん、そして妹さんの旦那さんに至るまで、近しい家族はみなさんモスバーガーで働いているというのも驚きでした。家族で同じブランドで働くこと、そして家族間で紹介できるほどのブランドであるという事実が、何よりもモスの魅力を物語っているのではないでしょうか。
今回の記事で同社に興味を持たれた方は、ぜひ求人情報も覗いてみてはいかがでしょうか。