笑顔で作業をする橋本副店長

「食を通じて人を幸せにする」という経営ビジョンのもと、1972年の創業から現在まで、多くの歴史を創り上げてきたモスバーガー
“ハンバーガー”というものが日本に定着する前から、試作期間約180日をかけて日本人好みに改良し続けたメイン商品であるモスバーガーは、ファストフードではなく単体の料理として、レストランと同じようなクオリティが成り立つこだわりが込められています。
そして2022年度のJCSIが発表した日本版顧客満足度指数では、堂々の2位を獲得!「いつ来ても、おいしい」「いつ来ても、安心」と言っていただける運営を誇りとしています。

そして中心となるのはいつも「人」という考えのもと、未来あるキャリアを大切に育ててきた『株式会社モスストアカンパニー』。
今回の記事では、スタッフそれぞれの想いやキャリアが実現する場所であることはもちろん、経験が浅いながらも活躍できた理由や、モスならではの社風・現場の雰囲気、やりがいや今後の目標について、モスバーガー綾瀬店副店長の橋本 比呂(はしもと ひろ)さんにインタビューした内容をご紹介します。

▼前編はこちら
勤務エリアの全員が頼れる先輩!スタッフの人柄や社風が生み出す好循環とは<前編>

▼プロフィール
橋本 比呂(はしもと ひろ)さん
東京都出身の22歳。
明るく活発な学生時代を過ごし、当時からすごく良いブランドイメージをもっていたこと、そして身の回りでも縁のあったモスバーガーでアルバイトをスタート。
アルバイト時代で2店舗での勤務を経験したのち、そのまま社員として就職。
合羽橋店などで経験を積んだのち、2021年12月30日にオープンしたばかりの綾瀬店に配属。現在は同店の副店長として活躍中。

新店のオープニングを任せられ、そして今では同店の副店長として活躍!

合羽橋店での勤務後、2021年12月30日にオープンしたばかりの綾瀬店に配属。その後半年で副店長へ昇格した橋本さん。綾瀬店ならでは、綾瀬店の個性を自ら構築&発信しながら、今もなお近隣の店舗や先輩方からなものを吸収し、更なる成長をめざしています。

モスバーガー綾瀬店の内観

編集部:現在副店長としてご活躍されていますが、もともと昇格意欲というものはあったのでしょうか。

橋本副店長:そうですね。
今勤務している綾瀬店はオープンしたばかりのテイクアウト専門店なのですが、新店を任せていただけるとなったときに、やっぱり普通の社員ではなくて、副店長としてお店を創っていきたいという希望が配属当時からありました。

編集部:役職となると、やはりマネジメント業務が関わってくると思います。指導に関して不安はありませんでしたか。

橋本副店長:今まで勤務させていただいた店舗で少しずつ教えていただいていましたし、学んできたので、そこまでの不安はありませんでした。
私個人のマネジメント方針ではあるんですが、一つ一つのポジションを楽しく取り組めるように意識した指導を心掛けています。例えば指導する際に真面目に教えながらもちょっとふざけてみたり…。真剣に取り組むだけでなく仕事に楽しみも見出してほしいので、硬くなりすぎない形で教えるようにしています。

バックヤードでコミュニケーションをとる様子

編集部:現在はどういった形で副店長としての仕事を学んでいますか?また自身のお店で取り組んでいることがあれば教えてください!

橋本副店長:最近では近隣の店舗にヘルプに行かせていただく機会も増えてきて、そのタイミングなどを利用して、そのお店で取り組んでいるアイデアや良いところは自分の店にも取り入れられるように意識して注目していますね。常に外からも吸収しようとしています。

綾瀬店だけでやっていることではないと思いますが、いらっしゃいませ、だけで終わらせず、その後に何か必ず一言付ける「挨拶+一言」に取り組んでいます。実はこれ、初めて勤務させていただいた合羽橋店で社員になってからずっと続けてきたことなんです。そしてずっとほかのスタッフの皆さんにもやっていただききたいとも思っていたこと。

あとはテイクアウト専門店という特徴もあって、やはりお客様との接点が限られています。その少しの時間で最大限に満足していただけるよう、テイクアウトの袋に貼る「大判シール」を利用して、そこでも一言メッセージを書き加えるようにしています。ありがたいことにそのシールに反応していただいて、利用するお客様からの声がかなり届いているんですよ。

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橋本副店長が今後めざす未来とは

どちらかというと今を重視するタイプであると語る橋本副店長。直近の目標やめざす人物像、どういったお店作りをしていきたいか、モスバーガーで働く魅力についてなどを更に詳しくお伺いさせていただきました。

編集部:今後はどういった将来をめざしていきたいと考えていますか?

橋本副店長:今の時点で5年後のイメージといった、そこまでの未来は正直考えていないですね(笑)。
ただ直近でめざしたいのはやはり店長です。年齢のせいにするワケではないですが、やっぱりまだ経験が浅い分、指導の仕方であったり、周囲からの見られ方を自分の中で気にしています。そういった懸念点を払拭できるような、頼れる店長の存在感というのを徐々に身につけていきたいです。
今目標にしているのは、SVの鉢村さんです!
性格などの違いはもちろんあるので、鉢村さんになりたいというよりは、良いところを吸収して自分が思う理想像に近づいていきたいです。まだまだ店舗運営における数字関連には弱いと思うので、充分に勉強できるこの環境を利用して成長していければと思っています。

笑顔で対応する橋本副店長

編集部:将来の店長として、自分なりの店舗作りに対しての目標はありますか。

橋本副店長:綾瀬店に配属された当初は「たのしく働きたい」という気持ちでいました。それは今でももちろん大切にしていますが、最近はそういった楽しさも含めて、メリハリをつけられるようなお店を作りたいと思い始めています。
ずっとお店で勤務しているスタッフの立場は何人もいる店舗スタッフの一人。でもモスを利用していただいているお客様から見れば、モスバーガーブランドを代表する一人。毎日の繰り返しだからしょうがないと思うのではなく、都度全力というか、メリハリを持ちながら一人一人に向き合って対応をしていきたいんです。もちろん羽を伸ばすことも重要なので、そういった意味でもメリハリをつけられるお店作りをしたいですね。

編集部:最後に、モスブランドで働く事に興味がある方に伝えたいことはありますか?

橋本副店長:モスバーガーは、お客様と接する全ての時間を大切にしているブランドだと思います。
それは働く前からも、実際に働いてからも、変わらず私の中にあるイメージ。あらゆる仕事に対してはもちろん、食材に対して、消耗品に対して、すべてがお客様に通じているという考えで、全てを大切にしているのは、モスバーガーならではの魅力です。
そして企業だけでなく、モスで働いているスタッフ全員が、お客様に対して良い時間を作ろう、最大限の満足をしてほしい、という姿勢や行動を持っているので、この環境下だからこそ気づくものは多いです。ここまでお客様のことを考える機会が得られるのは、当社ならでは、モスバーガーならではですね。

バックヤードのスタッフの様子

あとは働いていて確実に「モスバーガーで働いていてよかった」「モスバーガーっていいな」と感じることもできます。

私が体験したケースでいえば、お客様からいただく言葉もそうですが、一緒に働くスタッフの成長の瞬間が何よりも嬉しいんです。「これができるようになりました」とか「こんなに正確なグラム数でトマトが切れたんです」とか、仕事で笑っている瞬間。そういった仕事上の課題を達成したときの時間共有ができたときは、本当に良かったなって感じます。教えるのは当たり前ではあるんですが、しっかりと伝わってよかったな。少しでも成長を後押しできてよかったな、って思います。嬉しいですよね、やっぱり。

お客様からの感謝と同じくらいスタッフの成長であったり、他愛のない会話だったり、モスバーガーのこの社風、この環境だからこそやりがいに感じる瞬間は多いと思います!
私が今まで歩んできた店舗の方々はすごくいい方ばかりでした。だからこそ他のお店では学びにくい、学べないこともたくさん勉強できる。人柄や社風が生み出す好循環を感じられるブランドです!

壁に書かれたおしゃれなMosの文字

まとめ

50年もの歴史を積み立て、ブランドのイメージを確立させてきた「モスバーガー」。そしてそのブランドのために、そこで働くスタッフのために、全員が同じ方向を向いて活躍している『株式会社モスストアカンパニー』の社風や雰囲気を、少しでも感じていただけたでしょうか。

「今後会社に期待することはありますか。」と尋ねた際に、橋本副店長は考えながらも「本当にないですね…。あったとしても、そこまで考えるほどの不満ではない」とお答えになりました。小さな不満や不安は店舗ごとに解決でき、本当に困ったときは上下左右からサポートも期待できる。そういった安心感があるからこそのお言葉だったと思います。
スタッフの人柄や社風が生み出す好循環。
これはモスバーガーだからこそ実現できているのではないでしょうか。

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勤務エリアの全員が頼れる先輩!スタッフの人柄や社風が生み出す好循環とは<前編>


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