
美食の街、銀座の一角に店を構え、国内外のお客様から愛される「つるとんたん UDON NOODLE Brasserie 銀座店」。その活気ある店の舵取りを担うのは、2020年新卒入社ながら、わずか4年で店長に抜擢された野村さんです。専門学校時代に培ったホスピタリティ精神と、「楽しい」を追求するブレない軸で、お客様に最高の時間を提供しています。
運営するのは、株式会社ケー・エキスプレスで、「日本のレジャーをもっと楽しく!」を掲げる株式会社カトープレジャーグループの一角を担う企業です。
中でも「つるとんたん」は主力ブランドとして、国内だけでなく、海を越え、ニューヨーク、ホノルルといった海外にも展開し、日本と世界をつなげる“おうどんブランド”として広く認知されています。
今回は、そんな「つるとんたん UDON NOODLE Brasserie 銀座店」店長の野村優さんに、仕事への情熱、スタッフとの絆、そして「また来たい」と思わせる店舗づくりへのこだわりを深掘りしました。
この会社を選んだ理由は「楽しい」を追求する社訓が心に響いたから
──この会社に入社したきっかけを教えてください
専門学校を卒業後、こちらに入社しました。新潟出身で、新潟の専門学校ではホテルやブライダル系の分野で2年間、ホテル科に所属していました。
カトープレジャーグループに決めたきっかけは、企業の採用コンセプトに「世界一楽しい仕事をしよう」という言葉があったからです。「楽しい」というワードが私にとってすごく響きました。サービス業としてお客様に「楽しい」を提供したい、そして私自身も楽しい想像を膨らませたいという気持ちが強かったんです。「あ、この会社は私に合っているな」と感じ、すぐに決めました。
──24歳で店長は大抜擢ですね。店長になって仕事内容はどう変わりましたか
3年目で「つるとんたん UDON NOODLE Brasserie 銀座店」副店長、そして4年目で店長になりました。責任感が強くなりましたね。
仕事内容については、これまでのホール業務に加えて、数値管理や労務管理。特にシフト管理はホールとキッチン合わせて90名以上のスタッフがいるので、毎回頭を悩ませます。
ほかには季節ごとのメニュー選考会に参加しています。シェフたちが試作をしているのですが、私もInstagramなどのSNS戦略に使えるような流行りのデザートの提案などを一緒に考えています。
あとは、特に銀座店は大切なお客様が非常に多くいらっしゃるので、ご利用のお客様に対しての食事のサポート、コース料理のアテンドまで大事な店長の務めです。
会食スタートに先立ち、ご挨拶や名刺交換をするのですが、毎回、襟を正すような気持ちで失礼がないように努めています。お客様から「すごく良かったよ」というお言葉をいただけたり、「また予約するから」と次の予約を取ってくださることもあります。こうして顧客獲得に繋がるというのは、店長になってからの大きな挑戦であり、非常に楽しい部分でもあります。
業務において困ったときは、部課長・マネージャー陣や、近隣エリアの渋谷や六本木の店舗長とも連携を取って進めています。
店長の仕事は、スタッフとお客様、両方のコミュニケーションを円滑にすること
──チームの雰囲気づくりで大切にしていることは?
銀座店はすごく落ち着いた柔らかな雰囲気で、スタッフも優しくておおらかな方が多いので楽をさせていただいています(笑)。160席ある店舗のうえ、週末はお客様に1時間以上お待ちいただくこともありますが、開店からお客様のご案内、料理のご提供まで皆が一生懸命やってくれています。
その中で、私が心を配っているのは、一人ひとりと丁寧にコミュニケーションを取ることです。特に今はアルバイトスタッフがたくさん入ってくる時期です。私も新人時代、困っていてもなかなか言い出せなかったりしました。年齢も近いので、フランクに、しっかりコミュニケーションを取るようにして、友達の紹介で入ってくる方も多いので友達と一緒の雰囲気作りも大事にしています。
──大勢のマネジメントは大変ですね
アルバイトスタッフのほかに、銀座店は、正社員が新入社員を含めて5名、それに加えマネージャーで6名体制です。大学生時代にアルバイトとして働いていて、そのまま正社員になった人もいます。
スタッフが長く働けているのはやはり雰囲気が良いからだと思います。それに飲食店にとってご来店いただいた時の印象って大事だと思います。だからこそ、自分自身もスタッフも、常に笑顔で接客することを心がけています。
──カトープレジャーグループでは、スタッフのチャレンジを評価する場所があるとお聞きしました
年に2回「ガンバレーション」という表彰式があります。私たちマネジメント陣がアルバイトスタッフや社員を推薦。様々な賞が設けられています。ホスピタリティ賞やメモ賞など10種類以上あり、グループ役員から表彰状をいただきます。全体表彰なので、働いている皆さんにとっても、私にとっても、「頑張って良かったな」「見てくれる人がいるんだな」と感じられる、非常に励みになる場です。
──『また来たい』と思ってもらえるお店作りで意識していることは何ですか?
ご予約のお客様の場合は、ご宴席の時間が限られている中で、よりコミュニケーションの時間が有意義なものになるよう努めています。
例えば当店だけでなく、お客様がご興味ありそうなカトープレジャーグループの別店舗の紹介ですとか。
日々の店舗運営の中では、なんといってもスタッフの雰囲気が店舗の雰囲気を作っていくので、ここはもう毎日意識して、みんなが明るく楽しい気持ちで業務にあたれるように配慮することですね。
トータルプロデュースカンパニーだからこそ、各地の多くの仲間と知り合い、切磋琢磨できるのが楽しい
──会社の魅力を教えてください
カトープレジャーグループは、「つるとんたん」をはじめ、飲食店だけでなく多彩なブランドを運営するトータルプロデュースカンパニーなので、そこが大きな魅力だと感じています。東京・関東だけでなく、関西や沖縄の同期など、本当に様々な拠点で頑張っている仲間がいます。
彼らとオンラインでの打ち合わせや、LINEやSNSでやり取りをしたり、カトープレジャーグループのInstagramリクルートアカウントの投稿などで活躍を紹介されているのを見て、「同期が頑張っているな」とか遠方の仲間の活躍が身近に感じられるので、それがすごく励みになっています。
研修制度やスタッフ割引を活用して、沖縄のリゾートホテルや「ふふ」などのスモールラグジュアリーリゾートなどにプライベートで宿泊しに行くことも楽しみの1つです。
──飲食業界で働く魅力はなんですか
銀座店に関して言うと、本当に海外のお客様が多くいらっしゃいます。日によっては5〜6割が海外のお客様という時間帯もあります。お客様の層が日によって変わるというのは、飲食店ならではの楽しさですね。お客様の観察力もすごく磨かれます。
おすすめのおうどんを提案して、「美味しかったので、また食べに来ます」というお言葉をいただけると、本当に嬉しいですし、やりがいを感じます。業務中は、お客様が何を求めているのか、一人ひとりのお客様ごとにしっかりと見ることを大切にしています。
──今後の目標や、この仕事を通じて実現したいことはありますか?
今後は、年間で決めた数字を取っていきたいという目標があります。まず店舗の基礎作りをしっかりと固めて、繁忙期である夏から冬にかけて、売上目標を達成することです。
まだまだ改善や改革する部分も多く、新卒の教育は始まったばかりなので、これからも前向きに取り組んでいきたいと思っています。
編集後記
野村さんの細やかな気遣いと笑顔が、スタッフの働きやすさにつながり、それがお店の居心地の良さと上質なサービスになっていると感じた取材でした。新入社員の育成では、8泊9日の研修に「トレーナー」として講師役で参加されたこともあるそうです。今後の野村さんの活躍をクックビズも陰ながら応援しています。
お忙しい中、取材にご対応くださり、ありがとうございました。






