前回、クックビズ総研でご紹介させていただいた梅田ロフトで開催中の「はたらきたい展。OSAKA」(企画制作:ほぼ日刊イトイ新聞(略称:ほぼ日))。
1/10(金)は、稀代のマルチクリエイターであり、「ほぼ日」を主宰する糸井重里さんが、トークショーのために来阪するというので、クックビズ編集部の杉谷が、おじゃましてきました。

糸井さん1

今後、海外で日本式のサービスが注目されるはず!

事前のマスコミ向け囲み取材で、糸井重里さんに飲食店で働くことの魅力についてたずねてみました。

───不況が長引くうえ、飲食業界は特に店の浮き沈みが激しい業界です。糸井さんは飲食店で働くことにはどんな魅力があると考えますか。

糸井さん:「飲食業界は、むずかしいこともチャンスも多い職業と感じます。資格がなくても誰もがトライでき、一国一城の主になれる。日本人のきめ細やかなホスピタリティの精神は、飲食業界にむいているとも言えます。例えば海外で、日本式のサービスは人気が出るのではないでしょうか。」

───では、ご自身が、行ってみたくなるお店とはどんなお店でしょうか。

糸井さん:「料理や雰囲気も大事ですが、そこで働く〝人〟がいいと、また行こうかなと思いますね。“エチケットをふまえた友人”とでもいうような…、そんなスタッフがいると、俄然、印象が良くなります(笑)。」

と本音で語ってくれました。
このあと、チケットが販売開始と同時に完売したトークショーに潜入してきました!

トークショー「はたらく場所はつくれます論」

「はたらきたい展。」では、1月10日(金)にテアトル梅田(梅田ロフトB1F)で開催されたトークショー「はたらく場所はつくれます論」にも注目が集まりました。
企画展から来場者の意識を一歩前進させる内容で、“仕事は作れるゾ!”という話。

立命館アジア太平洋大学・副学長の今村正治さん(写真下・右)を迎え、同大学が2000年に大分県別府市に設置した、“雲海を見下ろす山上に建つ国際大学”開校までの悪戦苦闘と、成功秘話が語られました。

トークショー2

成功へのステップアップのポイント…

★トップが、行政、企業と交渉を重ね、建設、設置資金となる元手を作ってきたこと(“平成の托鉢僧”のごとく?!)
★真の国際大学をつくるべく、スタッフの志がひとつになったこと
★反対する陣営から、理解者を見つけ、味方をつけること
★上司部下の枠組みにとらわれない、意見がいいやすいフラットな上下関係を作ることなど。

中でも、成功に近づくはじめの第一歩とは、『面白いと思ったことは、人に言ってみること』なんだとか。

今村さんは、最初の共感者を得ることが、次の共感者につながる。
臆せず、まずは口に出してみることが大切─ 話す仲間が3人になったら、後はひとりでに人が集まってくるとおっしゃっていました。

終始、軽快なトークが繰り広げられ、時折、会場は笑いの渦に。

仕事への思いがつまった「はたらきたい展。OSAKA」大反響!

「はたらきたい展。OSAKA」は、創刊15周年を迎えた「ほぼ日」のはたらきかたに始まり、有名人から一般の方、そして参加者も巻きこみながら、様々な人の仕事や仕事に対する思い・悩みなどを、写真や映像、文字やパネルで展示しています。

展示品1
みうらじゅん1
糸井さん2

来場者の人も一緒にパチリ

マスコミ向けの取材で、糸井さんは、「反響の大きさに驚いている。前回の渋谷、今回の大阪と回を重ねるごとにパワーアップしているよう」とコメント。
「仕事への思いを他人に赤裸々に話すのは照れくさいと思っている人も多いはず。ここに来て、本音をメッセージノートに記したり、自問自答してみたり…。結論なんかなくていい。来場者の方が、自分の心の中を改めてのぞくきっかけになれば十分じゃないかな」。

開催は1月19日(日)まで。あなたも仕事帰りに立ち寄ってみませんか。
(クックビズ編集部 ライター杉谷淳子)

■「はたらきたい。OSAKA」展

開催期間/1/19(日)まで
場所/梅田ロフト7階 ロフトフォーラム(大阪市北区茶屋町16-7)
入場料/一般(中学生以上)500円 学生・電子マネー400円、ロフトカード300円
http://www.1101.com/parco2013/

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