株式会社ステップ「ぎをん まんざら」調理スタッフ 橋本奈津子さん(仮名)/27歳【2011年12月入社】
飲食未経験から和食調理へ。友人からは「転職して楽しそうだね!」と言われます。
京都出身。学生時代は飲食店での接客アルバイトを経験。
福祉関連の専門学校卒業後、介護施設で5年半勤めていた橋本さん。
難病の方のお世話をする中で、「一度きりの人生なら、自分が好きなことを精一杯やりたい」との想いが強まり、
「好きな”食”の仕事にチャレンジしてみよう」と考えました。27歳・飲食未経験で、和食調理スタッフとして飲食業界へ。
異業種からのチャレンジを成功させた橋本さんに、さっそくインタビュー!
01.飲食業界に転職するにあたって、なぜ和食の調理を選んだのですか?
包丁の持ち方や切る技術、食材の扱い方など、調理の基礎を学ぶには、やっぱり和食がいいかなと。 カフェやコーヒーも好きなんですが、そういったお店だとなかなか調理を基礎から学ぶ…というのは難しいでしょうから。
調理を学び、ゆくゆくは調理師免許を取得できるような職場で働こうと考えました。 とはいえ、未経験だと求人に応募しても電話で断られることが多くて。
ネットでクックビズさんの存在を知り、スタッフの方が親身になって対応してくれたので心強かったですね。おかげでよいお店に出会えたと感謝しています。
京都在住ですが、まさか自分が祇園で働くとは・・・我ながら驚いています(笑)。
02.和食調理の道へとびこんだ感想はいかがですか?
和食の世界=きびしく指導されると思っていたのですが・・・。そうではなかったですね。女性の先輩もいますし、全てイチから丁寧に教えていただいています。
「なぜそうするのか」という背景から教えてくださるので、非常に分かりやすいですね。
店長や先輩は、私のことをよく見てくれおり、期待してアドバイスをくれている。へこむこともありますが、コツコツ前向きにやっていきたいと思っています。
料理も店内で手作りしているし、周りの先輩も本当に人柄のよい方ばかり。友だちにも自信を持って「食べにきて」と言えるお店ですよ。今は一番したっぱなので、一番早く出勤するようにしています。
営業前は仕込みで、野菜をカットしたり、おばんざいの下ごしらえをしたり。営業中はホール業務で、お客様とやりとりするのが楽しいですね。早く営業中も調理しています。
03.今後、そして将来的な目標を教えてください。
仕事を覚えて、あげ場や焼き場にもチャレンジしていきたいと思っています。2~3年かけて、調理技術をしっかり身に付けていきたいですね。
将来的には、自分のお店を持てたらいいな…と。それには経営の勉強も必要ですし、当社で段階的に学んでいこうと思っています。
先輩スタッフの声
先輩のMさん(橋本さんの教育担当)にインタビューしました!
彼女は明るく前向きで、やる気もあるし、スポーツをやってたので体力もある。
いつも「何でもやります」と積極的な姿勢で取り組んでくれており、こちらとしても教えがいがありますね。現場で教えるときは、
「こうするもんや」と言うだけではなく、「どうしてそうしたほうがいいのか」という前提の部分から伝えるようにしています。
私自身も、基本を振り返るよい機会になっていますね。彼女はいつも明るく、お店に新しい風を吹きこんでくれていると感じます。
01.未経験者を採用するメリットは何ですか?
飲食業って、会社や店舗によりやり方が異なると思うんです。経験があると、それが邪魔してやりずらいこともありますが、未経験者のほうが柔軟に吸収してくれると思います。
すくなくとも当社では、未経験の方でもやる気があれば、積極的に採用していますね。
02.ちなみにMさんはアルバイトから正社員になり、12年も勤めているそうですが、その理由は?
そうですね、一番の理由は、「このお店が好き」ってことだと思います。お客様もいい方ばかり。逆にスタッフへの心くばりをしてくださるお客様が多く、誕生日プレゼントや差し入れをいただくこともあります。
スタッフ同志のコミュニケーションも多いですし、雰囲気もいい。好きな仕事をやっていても、人間関係がよくなければ続かないでしょう。私にとって、このお店は「人とのつながりを感じられる場所」なんです。