飲食専門キャリアアドバイザー・生田がお答えします!
オーナーシェフのお店とは、有名ホテルやレストランなどで修行をつんだシェフが、グレードの高い、料理やサービスを提供する飲食店です。
お店のターゲットやコンセプトに応じて、ハイレベルな調理技術が求められる環境です。
オーナーシェフの感性やアイデア、料理の腕でお客様を魅了させるため、働く上では、オーナーシェフの考えに共感できるかどうか、「この人についていきたい」と惚れ込めるかどうか、が欠かせません。
オーナーシェフのお店で、キッチンスタッフとして働く場合は、仕込みから調理まで、基本から応用までしっかりとした調理技術を学ぶことができます。
ただ、お客様は、「オーナーシェフの料理を食べたい」といらっしゃる方々が多く、お店によっては、調理補助レベルで、なかなかメインなどにはかかわれない・・・というお店もあるようです。
シェフ自身がきびしい職場環境で経験をつんできたこともあり、同様の環境を求められることもあります。
これはホール系職種も同様です。
ですが、志の高い方には、魅力的な環境であるに違いありません。
オーナーシェフの下で、向上心をもって学ぶことで、高い調理技術を身に付け、自身の強みを磨くことができるため、きびしい環境を承知した上で、飛び込む方が多いのが特徴です。
≪メリット≫
- 高い調理技術が身につく
- オーナーシェフのセンスやノウハウを間近で学べる。
- 同じ志を持つスタッフと高いモチベーションで、お客様満足を追求できる。
≪デメリット≫
- 労務環境が大変な場合が多い。
- 明確な目標がないとむずかしい。
≪こんな方が転職されています≫
- キッチン系職種・・・「将来自分の店を持ちたい」と考える方。高い技術を学びたい方。
- ホール系職種・・・自信を持ってお客様に料理を提供したい方。専門店でサービスを追求したい方。