こんにちは。飲食専門キャリアアドバイザーの三輪です。
私はフードビジネス業界でサービスや店長経験を積んだあと、飲食専門人材エージェントに転職。キャリアアドバイザーとして、毎月何十名もの転職希望者にお会いしています。
その中には、「外食企業でキャリアアップしたい!と考え、たくさんの企業や求人情報を集めている方もたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、「外食企業で店長になりたい!」と考える方に、転職先を選ぶ5つのポイントをお教えします!
目次
1.企業フェーズ、出店計画に注目!
企業フェーズとは!?企業が経営としてどの時期を迎えているかということ。
(創業期・成長前期/成長期/安定成長期/成熟期)をチェック!
創業年数や展開店舗数を見ることで、その外食企業がどのフェーズに位置しているかが分かります。
創業期・成長前期は、やはりマニュアルがまだまだ整備されていないので、経験のある方なら、これまでの経験を生かして仕組みやオペレーションの構築からかかわることができます。
また上位ポストの層はまだまだ浅いため、経営幹部を目指す方なら、このフェーズの成長株企業に入社されることをおすすめします。
成長期になると、どんどんポストが生まれていくため、短期的にポストにつける可能性が近くなります。
また成熟期の外食企業だと、店長就任が遅くなる、または店長以上のキャリアアップが見込めない可能性も。
とはいえ、この時期には新規事業・新業態開発をスタートさせ、新たに成長を目指す外食企業も多いので、一概には言えませんが。
2.企業、社長の考え方やビジョンに注目!
企業HPには、経営理念や社長の考え方が記載されています。
応募しようとしている外食企業が、理念やビジョンを重視しているかどうか、見ていきましょう。
例えば、「おいしいラーメンを通じて、お客様を幸せにする」という理念がある会社なら、そのために、どんな取り組みを行なっているか?を調べてみましょう。
また企業や社長のビジョンにも着目です。
例えば、FCチェーンを展開している企業でも、数店舗だけを展開している企業と、今は数店舗でもゆくゆくは大手になっていきたい、飲食事業拡大のビジョンを描いている企業に入るのとでは、大きな違いがあります。
もしキャリアビジョンとして、店長以上のポストへキャリアアップしていきたいというのであれば、後者が適しているでしょう。
企業・社長の考え方、ビジョンを調べ、ご自身のキャリアビジョンとマッチする企業を探してくださいね。
3.サラリーレンジ(平均年収)に注目!
「入り口、月給30万円はないといやだ!」・・・そんな仕事探しはしていませんか?
大切なのは、その企業に入って、給与が伸びていく可能性があるかどうか。
- 入社時の給与より、給与の伸び幅を見ていますか?
- その企業の平均給与は、イメージできていますか?
年収300万のところに、30万円で入るのと、年収500万円平均のところに、25万円で入るのは大きな違いがあります。
前者は、入ってすぐはいいが、5年後、10年後に給与が上がりません。
せっかく転職したのに、数年で転職しないといけなくなります。
私たち転職エージェントは、入社実績を追っているので、求職者の方にご紹介する企業の平均年収は分かっています。
自分で調べきれない場合は、プロに相談するのも手です。
4.店長就任までのスピードに注目!
「店長候補」と求人を出していても、実際店長になるには、3~4年くらいかかるという外食企業もあります。
経験を生かして、スグに店長職を任せられたいのであれば、求人原稿や面接で、「どれくらいの期間で店長になれるか」はしっかり確認しておきましょう。
5.キャリアアップの幅に注目!
飲食業界でキャリアアップを目指す方は、やはり店長以上の上位職を目指されていますよね。企業によっては、店長以上のキャリアアップがなかなか厳しい職場もあります。
求人原稿や面接で、「店長以上のキャリアアップがあるか、スーパーバイザーや本部スタッフへのポストがあるか」をチェックしましょう。
まとめ
どうでしたか、上記のチェックポイント。
店長としてキャリアアップを目指されるのであれば、転職先を業態の人気不人気、グルメサイトの星の数で決めるのは間違っています。
自分が今後どうなりたいのか、キャリアビジョンを明確にして、以上のポイントを参考に、お仕事探しをされてみてくださいね!
不明な点がありましたら、お気軽に「クックビズ総研」までお問い合わせいただければ幸いです!
みなさまの転職成功をお祈りしております!
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