"感謝"Tシャツを着用しているスタッフ


インバウンド需要の回復とともに、元気を取り戻してきた大阪のミナミ、キタ、京橋といった繁華街を中心に、焼肉・ホルモン、焼鳥、肉バル、お好み焼き、串かつなど個性豊かなブランドを展開する株式会社DREAM REALITY。今回は、同社のことを詳しく紐解くため、焼肉業態の複数店舗を統括するサブマネージャー3名に取材しました。
偶然にも似た経歴を持つ3名に、転職のきっかけや仕事のやりがい、部下への想い、目標などをワイワイと語っていただきました。笑いの絶えなかった時間、どんなことを話していたのかぜひご覧ください!

<プロフィール>

谷さんプロフィール写真
■谷 素宏さん/社歴6年7ヶ月
所属:テーブルオーダーバイキング 焼肉「王道」4店舗
役職:サブマネージャー
経歴:焼肉店を展開する企業に就職し、店長を10年間、エリアマネージャーを5年間勤め、同社へ転職。現在38歳。
餅田さんプロフィール写真
■餅田 正直さん/社歴15年10ヶ月
所属:テーブルオーダーバイキング 焼肉「王道」4店舗
役職:サブマネージャー
経歴:16歳の頃からアルバイトをしていた焼肉店でそのまま就職。約6年の店長時代を含め13年間勤務。同社へ転職。現在45歳。
鳥本さんプロフィール写真
■鳥本 龍司さん/7年7ヶ月
所属:テーブルオーダーバイキング 焼肉「王道」3店舗
役職:サブマネージャー
経歴:焼肉店で13年間勤務。3年目で店長へ昇格し、エリアマネージャーや新規出店やブランドの立ち上げを担う。同社へ転職。現在43歳。

似た経歴を持つ3人が出会った場所

編集部

本日は焼肉王道グループのサブマネージャー3名にお集まりいただき、会社のことやご自身のこと、仕事のやりがいなどを伺いたいと思います。ではまず、入社前、前職での経験を教えてください。

谷さん

谷さん

入社前は同業の焼肉食べ放題店で働いていました。学校を卒業して飲食1本、約15年勤務しました。店長としての経験もあります。経験はその1社のみです。

餅田さん

餅田さん

僕も1社のみです!16歳から焼肉業態に入って29歳まで13年間やってました。本店は焼肉で支店は韓国料理を出していました。最初は焼肉店で経験を積んで、韓国料理店では店長として5~6年程勤務していました。株式会社DREAM REALITYには30歳からお世話になっています。

鳥本さん

鳥本さん

経歴が似てるんですが、僕も焼肉チェーンで13年間勤務しました。入社3年目で店長になり、2~3年後にエリアマネージャー。そこからオープニングマネージャーとして新店の立ち上げに携わっていました。新ブランドや新規事業の立ち上げもやってましたね。谷さんもエリアマネージャー経験があったはず?

谷さん

谷さん

あ、そうですね。僕も前職ではエリアマネージャーとして、色んな業態、ブランドに関わっていました。

編集部

皆さん1社目での経験が長い!そして経歴も似てるんですね。1社目で焼肉業態を経験して、2社目が株式会社DREAM REALITY。転職しようと思ったきっかけは何ですか?

谷さん

谷さん

1社目で働いているときに、スカウト業者から声がかかったんです。その際にここを紹介されて小倉社長と話しましたが、最初断ったんですよ。でも前職で変えたいことがあったのに、思うようにいかないと悩んでいた時期でもあって。飲食のノウハウを熟知する人から学んでないなあと、色々考えました。それでもう一度小倉社長と食事した際に「前向きに検討します」と伝えました。。

編集部

転職しようと思ったわけではなく、声がかかって初めて考えたんですか?

谷さん

谷さん

そうなんです!あとエリアマネージャーをしているけど、1から始めた場合どこまでできるのかな?と挑戦したい気持ちが大きくなったんです。
それまでは売り上げ、利益第一主義で走ってたけど、ふと飲食の基本である「お客さまを喜ばすこと」に立ち返りたくなったんです。前職でも楽しくやっていましたが、お客さまにベクトルを向けている今の「楽しさ」は全然違います!

鳥本さん

鳥本さん

めっちゃ語るやん(笑)

谷さん

谷さん

なかなか渡さへんやろ(笑)

餅田さん

餅田さん

じゃあ僕は手短かに(笑)前の会社で13年。不満はなかったんですけど経験を積みたくて転職を決意しました。今までの経験を活かせる焼肉業態かつ家から近ければ最高だなと探していたら、たまたま近所で見つけたのがこの会社が運営するお店だったんです!そして、たまたま食べに行ったら、雰囲気も良いし味も良い。ついでに求人もしてたんですよ!それで応募しました。

王道_店舗外観

編集部

色んなご縁が重なったんですね!

餅田さん

餅田さん

ほんまに。縁とタイミングが良かったんですよ、僕の場合。鳥本くんは?

鳥本さん

鳥本さん

僕はですね、前の会社の業績が芳しくなく買収されてしまいました。それまでお世話になっていた社長や上司が同時にいなくなって体制がガラリと変わったんです。新規出店がパタリと無くなってしまうとか。そんな時、谷くんと同じスカウト業者から声がかかったんです。小倉社長とお会いして、話しているうちに人柄に惚れ込んでいました(笑)入社に迷いはなかったです。

編集部

タイミング、ご縁、小倉社長との出会いがあって転職を決意されたんですね。転職は一大決心だと思うのですが、株式会社DREAM REALITYに入社を決めた一番の理由を教えていただけますか?

谷さん

谷さん

とにかく挑戦してみたかったんです!自分がどこまでできるのか。いろんな業態を展開していることも大きくて。それも魅力だったし、焼肉業態しか知らなかったので他業態のことも知れるチャンスだと感じました。

餅田さん

餅田さん

僕は条件がピタリとはまったのが一番ですね。応募した際に社長と面接したんですが、当時はフランクなお方だなと思ってたら、まさかの社長で(笑)。びっくりしましたよ!話しをさせてもらった時に「やってみよう」と思いました。

編集部

餅田さんの中で熱く燃えるものがあったんですか?

餅田さん

餅田さん

ありました。当時はまだ5~6店舗しか展開していない小さな会社だったんですが、社長が「店舗も増やして会社を大きくしたい。その為に君の力を借りたい」と言ってくださって。こんな自分を必要としてくれたからこそ、頑張ってみたいと背中を押してもらいました。

編集部

面接して気持ちが固まったんですね。

餅田さん

餅田さん

そうです。ひととおり面接が終わってから「お世話になります」と伝えました。

鳥本さん

鳥本さん

僕は、社長との面接を通じて、お客さまはもちろんなんですけど、従業員のことを大事にされているなと感じたからです。前社は大手だったので社長との距離がすごく遠かったんですよね。でも小倉社長は近いんです。一緒に色んな店舗に行かせてもらっても、スタッフや店長と気さくに会話されているのを見て「前職では、ありえへん光景や!」と感動しました。
それと、谷くんや餅田さんと同じく僕も1社しか知らなかったので、他の会社でチャレンジしたいという想いが大きかったです。

座談会の様子(左から、餅田さん、鳥本さん、谷さん)

編集部

皆さん社長と面接されたんですね!一言でいうとどんな方ですか?

餅田さん

餅田さん

めちゃくちゃパワーのある人ですよ!

鳥本さん

鳥本さん

今もそうですが、餅田さんが入社された頃は特にそうなんちゃいますか!?まだ会社ができたばっかりだったので。

餅田さん

餅田さん

そうそう。ほんとに懐かしいです(笑)。あの頃は皆ガムシャラでした。

スタッフの成長に驚き、”やりがい”に繋がる

編集部

実際に入社されてから現在まで、どのようなキャリアを積まれてきたんですか?

谷さん

谷さん

入社3カ月で焼肉王道上新庄店の店長になり、そこから1年後に川西店の店長が不在になって2店舗目の店長を兼任しました。それから、西宮北店も見ることになったんです。入社3年目くらいですね。そのタイミングで3店舗を統括するサブマネージャーに昇格しました。大変でしたが早期キャリアアップをめざしていたのでタイミングに恵まれました。

餅田さん

餅田さん

僕は、入社して3年目で店長になりました。その後サブマネージャーになったのは今から3年くらい前です。それまではずっと現場でやってました!

編集部

ご自宅近くの店舗はお変わりなく?

餅田さん

餅田さん

いや、もう全然離れたとこです(笑)最初だけでした。通勤はしんどいですが、世の中そんなに甘くないですね!鳥本くんは店長になるって入社時から決まってたっけ?

鳥本さん

鳥本さん

そうですそうです!入社時に、半年後にOPENする新店の店長で、というお話をいただいていましたので、王道堺泉北店のOPENと同時に店長になりました。そこから3年後くらいでサブマネージャーになって現在は3店舗を統括しています。

編集部

サブマネージャーとして複数店舗を統括されているのですね。現在の業務の中で大切にされていることや、やりがいについて教えていただけますか?

谷さん

谷さん

店舗で働くスタッフ全員を鼓舞することがまず大事な仕事です。1人ひとりとどういう風に話をして、どう前を向いてもらうか、どう進めていくかを考えています。それに自分自身もです。「スタッフにはこう言うてるけど、自分は出来てるんか?」と振り返るようにしています。あとは意識や想いを共有すること。皆が同じ方向を向けば現場はいい雰囲気になると思いますので。その中で、「早く店長になりたいです」と目標を話してくれたり、実際に店長に育ったスタッフがいるとやりがいを感じますね。

餅田さん

餅田さん

似たような話になりますが、僕らは現場に出ることも多いんですよ。アルバイトも社員も最初は出来へんことばっかりなんですけど、教えたことをどんどん吸収していくんですよね。その成長過程を見てると嬉しいなあ、としみじみ思います。本当におもしろいんですよね!1週間で見違えるほど変わりますから。

鳥本さん

鳥本さん

ほんとそうですよね。部下の成長には喜びがいっぱいつまっています。違うところで言えば、僕らはメニューを考えたりもするんですね。他社は部署が分かれていることも多いんですが、僕たちで色々考えてできるのは大きな魅力だなと。経験したことのない分野ですが、自分たちで「こういうの入れてみないか?」とか「メニュー構成はこうしよう!」とか、イチから作り上げている感覚にやりがいを感じています。

王道_店舗内観

お手本となるマネージャーの存在

編集部

部下の成長をサポートしたり、士気を鼓舞することも多いと思いますが、サブマネージャーである皆さんはどうやってモチベーションを保っているんですか?

鳥本さん

鳥本さん

めちゃめちゃありがたいことに、僕らの上司であるマネージャーの皆さんがすごく面白いんですよ(笑)一緒にいるだけで自然にテンションが上がるというか、そういうことが多くて。僕は元々モチベの上げ下げが少ないタイプなので、常にフラットで走れるんです。だからあんまり気にしたことはないんですが、それでも一緒にいるとさらに楽しくなるので「明日もがんばろう!」という気持ちにさせてくれますね。

谷さん

谷さん

僕も鈍感なのかそこまで気分の落差がないタイプです(笑)。一つのことで考え込んでしまうこともない。でもそれは人に恵まれているからかなとは思います。同僚やマネージャーとの関係性が僕を支えてくれているというか。何かと相談にのってもらうこともあるし、話をして解決できることが多いんです。

餅田さん

餅田さん

僕はこの3人の中でいちばん気分が一定ですよ、きっと!

編集部

皆さんメンタル強いですね!

餅田さん

餅田さん

あまり深く悩んだりはしないですね。さらに上司もおもしろくて、どんなときも元気をもらってます!

鳥本さん

鳥本さん

厳しく注意されることはもちろんあります。でも、それはそれ、これはこれ、とメリハリをつけてくれるんです。怒りっぱなしで1日が終わるということは無くて、最後は笑顔で「おつかれさん!」と。こちらも自然と笑顔になりますよね。課題について一緒に考え、一緒に進んでいこうとしてくれる。お手本にしたい方たちです。

編集部

皆さんだけでなく現場スタッフをも導いてくれる頼もしい存在なんですね!鳥本さんも仰られていますが、マネージャーをお手本としながら、サブマネージャーとして心がけてることはありますか?

谷さん

谷さん

現場と本社のパイプ役であること。会社というのは、本社だけでも現場だけでも成り立たないので、そういった役割であることを心がけています。大切にしているのは、繋がり。アルバイトスタッフも社員も、自分に関わってくれたわけですから、サブマネージャーとして何ができるかを考えています。このご縁を大事にしたいので、自分の言葉に重みを持って接するようにしています。

餅田さん

餅田さん

現場に入ることもあるし本社でも会議にも参加しているので、双方の声を聞いています。本社からの指摘は現場に伝えるし、現場からの意見は本社に伝えます。課題を改善するために、正確な情報をきちんと伝える役ですよね。

鳥本さん

鳥本さん

僕が思ってることは2人が語っちゃったんでもう無いですよ(笑)パイプ役としか言いようがないです。その中でも大事にしているのは、現場の声を自分なりに受け止めて、そのスタッフと真摯に向き合うことです。情報の精査というんですかね。理解してもらうための努力をしています。

3人それぞれの夢・目標をいつかカタチに!

編集部

株式会社DREAM REALITYで成し遂げたことや嬉しかったことはありますか?

鳥本さん

鳥本さん

ありますよ!会社で初めてショッピングモールへの出店があったんですが、OPENから担当して王道グループの中でも一番売上が高い店舗になれたことです。

編集部

それはすごいですね!工夫とかされたんですか?

鳥本さん

鳥本さん

メニュー構成を若者向けに変えたりとか、回転を早めるためのオペレーションを考えたりとか。お客さまにたくさん来店いただいて、ありがたいですね!新店が成功するのは何よりも嬉しいです。

餅田さん

餅田さん

僕はすごい前の話ですが、MS(※)という表彰式で、最初に店長をしていた店舗で1位をもらえたことです!頑張ってスタッフ全員が取り組んだ結果なんです。その時はすごく嬉しくて感動しました。いまだに忘れられないですね。

※MS:ミステリーショッパー年間ランキング発表/お客様満足度の向上を計るため店舗の覆面調査を行い、年間を通じて評価の高かった店舗を表彰する制度

鳥本さん

鳥本さん

え、知らなかった!そんな素敵な話もっと前に聞かせて欲しかった(笑)初めて聞きましたよ!

餅田さん

餅田さん

あれ?言ってなかったっけ。1年間本気で真剣に頑張ったんです。努力が実を結ぶってこういうことだなと実感しました。

谷さん

谷さん

成し遂げたこと…目標を立てて走ってはいるんですが、大きいゴールを設定すると越えてしまったときに虚無感というか、そうなるのが嫌なんです。ひとつ挙げるとすれば、新店をいざOPENするときの感情ですね。すごく嬉しいんです。コロナ禍で閉店に追いやられた店舗もあったので、新店を出せるのは格別に嬉しいです。

座談会時の集合写真(左から、餅田さん、鳥本さん、谷さん)

編集部

ありがとうございます!最後に、目標や夢を教えてください。

鳥本さん

鳥本さん

僕は京都出身なので、京都にお店を出せるくらい王道ブランドを大きくしたいですね!京都以外でも地方に出店していきたい。頑張りますよ!

餅田さん

餅田さん

長い目標はつくらないですが、短期的なところでいうと、管轄店舗の店長が不在なので店長になるべく人材を育てることです。これはしっかりやっていきたい。それを叶えたら次の目標を立てていきます。

編集部

ありがとうございます!では、最後に谷さんかっこよく締めてください!

谷さん

谷さん

自分がいつ抜けても会社に影響を及ぼさないような体制をつくることです。今すぐではないですが自分で店を出す夢を持っています。今、この立ち位置で仕事をさせていただいていることに感謝していますし、出会った縁を大事にしていきたいんです。人材育成をがんばって会社を大きくすることが、僕を成長させてくれた会社への恩返しになると考えています。「僕が会社を大きくするんだ」という意気込みで頑張ります!

編集部

本日はありがとうございました。皆さんの目標や夢が叶うよう応援しています!

まとめ

同社へ入社するまでの経歴が偶然にも似たサブマネージャー3名と、笑いの絶えない時間を過ごしました。仕事への誇り、向上心、ご縁への感謝など、それぞれの言葉すべてに重みを感じられる取材だったと思います。特にマネージャーへのリスペクトは、”今の自分をつくってくれた人であり、将来めざしたい人”という想いがひしひしと伝わってきました。
職場の雰囲気、役職の垣根を越えた関係性など、実際に入社してみないと感じ取れない側面をご紹介できたのではないでしょうか。コロナ禍を経てさらにパワーアップする株式会社DREAM REALITY。今後の展開が非常に楽しみです!

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