アバッキオ 森下さん

イタリアンレストラン「osteria abbacchio(オステリア アバッキオ)」/キッチンスタッフ/森下さん【2013年11月入社】

今まで手にしたことのなかった食材。やったことのない調理法。30歳までにお店を持つために、自分の理想のレストランで活躍!

19歳で調理学校を卒業後、イタリアンレストランで4年勤めた後、それまで好きで通っていたお店「アバッキオ」の求人を見つけたことをきっかけに転職。

オーナーシェフのもと、ジビエや生パスタなど新しいチャレンジに燃え、独立めざす24歳の森下さんに転職ヒストリーを聞きました!

01.これまでのキャリアと転職のきっかけを教えてください。

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専門学校を卒業して、イタリアンレストランへ入社しました。2年後にステップアップを考えてオオバコの店舗に転職したんですが、加工品を使った簡単な調理が多く、もっとイタリア料理の技術を追求したい、と思っていました。その時に「アバッキオ」の求人を見つけたんです。

以前にたまたま先輩と食べに来てから、オーナーシェフの料理がとても美味しく、奥様のサーブもとてもキレイで印象に深く残り、その後も何回も食べに来ていたんですね。だから、「アバッキオで働きたい!」ってすぐに前職を辞めて、面接をお願いしました。

02.面接時の感想はいかがですか?

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僕はオーナーの顔も知っていたし、お店の味も雰囲気も知っていました。さらに、オーナーの言う「面接の前に、まずはアバッキオに食べに来てほしい」という条件もクリアしていたんですが、めちゃめちゃ緊張しましたね(笑)。

オーナーと初めてお話してみれば、口数は多くないですが、すごく温厚な方でした。いま24歳ですが、もっと技術を身につけて、30歳までに独立したいという思いも面接で伝えました。オーナーからは、「3年はがんばれ」と言われています。

03.入社後の感想、そして将来的な目標を教えてください。

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もうすぐ入社3か月がたちますが、やったことのないこと、みたことのないものに触れる、すごく新鮮な毎日です。たとえば、生のポルチーニを触ったのも、ジビエに挑戦したのも僕は初めてなんです。カモ肉をカモの毛から毟るなんてことを、今までしたことがありませんでした。

今まで「ジャガイモ」として扱っていたものが「北海道産のインカのめざめ」という具合に、食材の産地やブランドなどのこだわりがちゃんとあって、料理の世界の面白さ、技術、奥の深さを、ぐんぐん吸収している手ごたえがあります。
あと、今まで僕はクローズキッチンでしか仕事をしたことがなく、オープンキッチンのお客様との距離の近さや風通しの良さにもやりがいを感じています。僕自身はまだまだ足りないものばかりですが、「アバッキオ」のような、オーナーの手がすべてに行き届き、オープンであたたかなお店を、将来もてればな、と思います。

オーナーシェフの声

以前から何度もうちに食べに来てくれていたのが森下君でした。

スタッフには当店の味を知っていてほしかったので、全員に面接の前に店に食べに来てほしい、と伝えていたんです。その中で、以前から何度もうちに食べに来てくれていたのが森下君でした。今までのようなマニュアルではないイチから手作りの技術を学びたいということで、とにかく日々、前向きに取り組んでくれていますね。

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今は前菜やドルチェを担当してもらっています。仕入から調理、サービス、運営を、少人数で切り盛りしているので、正直、大変だとは思います。ですが、将来の独立のためにも、3年はくじけずに、なんとかついてきてほしい、と本人には伝えています。できる限りのことは私も応援していくつもりです。

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