こんにちは!飲食専門キャリアアドバイザー見習いの徳平です!

なぜ、そこまでして有名店で働きたいのか?
今回の主人公は、19歳の少年。「飲食店で働きたい!」と、クックビズに転職相談に来られました!
とはいえ・・・

  • 調理学校も卒業していないし、飲食店で働いたことがない「全くの未経験」。
  • 人見知りが激しく、すぐ会話が止まってしまう「口ベタ」。
  • 前職は、飲食とは全く関係のない電気工事士。

お会いしたときは、作業着だったのがすごく印象的です。

そして、お話を聞いていくと・・・

開口一番、「有名なフランス料理店で働きたいんです!!

彼が志望されていたのは大阪でもかなり有名なフランス料理店。プロ集団であるが故、求められるモノも多く、未経験から働きはじめるのは、相当の覚悟が必要。

「なぜ、そこまで有名店にいこうとしているのか?」
そんな疑問をもちながら彼と話をしていると、決意を決めるまでの話をたどたどしくも、自分のことばで語ってくれました。

家業が電気工事屋を営んでおり、両親からは、家業を告ぐようにと昔から言われてきた。

ただ、彼の中では「料理人になりたい」という想いは物心ついたときから持っていて、ときどき、家族に晩御飯を作る時がすごく楽しく、親から「おいしい!」という言葉を聞くのが、本当に嬉しかった。

いつかは調理を仕事にしたい!でも、家業の電気工事を継がなければ・・・。」
その悩みを電気工事で一緒に働いている先輩に相談したところ・・・

先輩が、「そんなに料理人になりたいという気持ちがあるなら、迷ってないでよりチャレンジすればいい!」と応援してくれた。

その日に一緒にフランス料理店へ行きコース料理を食べ、彼は飲食業界へ飛び込もうと決心したということでした。

「飲食店で働くなら、プロの技術が習得できる有名店だ」
けっして表現は上手ではないけれど、彼の話には、信念のようなアツイ想いが見え隠れしました。

私はその話を聞いて、「ここまで覚悟を決めた19歳の夢を絶対に叶えなくては!」と感じました。

そして、有名フランス料理店のオーナーに彼を紹介し、面接へ進むことに。

面接当日。

オーナーを前にして面接の時も、緊張でガチガチ。「面接」ということも初めてで、何を話せばいいのかわからない。

彼がたどたどしく、料理人になりたいという気持ち、先輩が背中を押してくれたことを自分のことばで話しはじめた。

最初は、「本気で働きたいのだろうか」と不安な表情をしていたオーナーも彼の話を聞き、みるみる笑顔に。
二つ返事で「じゃあ、一緒に働こう!」と見事採用!

嬉しい瞬間に立ち会うことができました。

クックビズ総研に登場するキャリアアドバイザーが直接あなたの転職活動をサポートいたします。
お仕事紹介から面接トレーニング、ひとりでは難しい年収交渉など。
利用は無料なので気軽にご利用ください!

転職支援サービス